ソールまで黒いスニーカーが欲しいと思い立ったものの、なかなか価格で折り合いつく欲しいスニーカーに出会えず、数年経ってしまいまいました……が、ついに購入しました。
購入したのは、マグナムのトレーニングシューズです。イギリスのアウトドアブランド、ハイテックから発展したユニフォーム市場向けのレーベル、マグナムから、2013年に登場しました。今も再販されて、購入したのもそちら。
軽量で運動に向いている快適なトレーニングューズを求めるイギリス軍の基準に基づいて開発されたそうです。マグナムは、他にもFBIが採用したことで全米の警察やプロの現場で採用されているそうです。
参照:MAGNUM(マグナム)の歴史と特徴と着こなし | know essence
ハイテックはイギリスの会社ですが、販売元を調べると日本の業務用シューズ作りを得意とするムーンスターからプレスリリースが出ていました。もしかするとOEM生産しているのかもしれませんね。
ハイテックというと、僕の年代で言うと、ハローでマックなおもちゃやさんの居抜きの靴屋で売られているようなイメージで、かっこいいブランドって感じではなかったんですけど、時代はかわるな……というか、僕が知らなかっただけか。
じゃーん。
ミリタリー向けということで、無骨なビジュアルです。
見た目はごつく、構成パーツが複雑。靴底も本体も厚みがあり、ボテッとしたややもすれば野暮ったいシルエットがカッコいいです。
ソールは耐久性やグリップ性に優れた、フランスのビブラム社製。本気仕様です。
しっかりとした無骨さでありながら、非常に軽量。これはマグナムがシェアを伸ばした理由らしいです。
アッパー素材は合皮とメッシュの組み合わせ。
真っ黒というわけではなく、各所にグレーがあります。
履いてみたところ。
つま先部分のリフレクターが特徴的です。
履いてみると、やはり軽さが印象的。長時間歩いても疲れなさそうです。
サイズは1センチ刻みで、0.5は存在しません。海外メーカーにしては、甲高扁平な日本人の足型に、余裕のある甲の高さでした。なんとなく、リーボックなんかも、僕の足に合ってるイメージがあるので、イギリスの足型は、日本人に合ってるのかな? 普段26.5センチで、26センチを選択しましたが、問題なかったです。
写真は極端に書いてますが、つま先部分のソールが極端にカックンとしていて、歩いていると自然につま先で蹴り出す動作を補助してくれます。とても歩きやすいです。
価格もちょうど良かったし、黒一色なので服装との合わせ方を悩まなくて済みますし、購入して良かったです。