今日のネタもケチくさい話です。ってかクリスマスか。今日も仕事だよ。
僕は前職と現職と約15年に渡って安全靴・プロシューズを利用しています。入手先はもっぱらワークマンですね。
種類がたくさんあるので、どれを選べばよいのか最初はわかりませんでした。安いやつは駄目、高くないと使い勝手も悪いし、長持ちしないと言われて、最初は5000円以上するのを買っていたんですけど、約15年も使って何種類か試してくると、値段が高い=良いではないとわかってきました。
値段が違う理由は様々で、値段が高いとデザインが凝っていたり、履き心地がよかったり、軽かったり、通気性がよくて蒸れにくくなっていたりします。それらを重視する場合は、たしかに値段の高い靴を買うしかありません。
しかし、仕事用の靴として、自分がもっとも要求するスペックは耐久性(コストパフォーマンス)です。値段の高い靴って、むしろ耐久性が低い場合が多いです。凝ったデザインは、その部分からほつれたり破れたりします。多くの場合、軽さと強さは両立できるスペックではないです。通気性も同じく、メッシュ部分が弱点となります。
なので、僕の安全靴の選考基準は、できるだけシンプルで重いものを選ぶ、というものです。このシンプルさが強さでもあります。パーツ数の多い凝った作りの靴は、縫製箇所が弱点となります。
写真の靴は、ワークマンで1900円でした。ここ5年くらいは、だいたい一年に一回書い直すくらいで済んでいます。一年間で2000時間くらい働くので、一時間あたり1円切ってますね。よくわからんコスト計算だけど。この靴は、初めて購入したので、耐久性が高いかは未知数です。
昔は、安い安全靴ってクソカッコ悪かったんですけど、最近はシンプルでスタイリッシュです。この靴なんて、ほとんどジャーマントレーナーかスタンスミスです。
重い靴は嫌だ、という人もいるかもしれません。足が痛くなるから、と。
足にトラブルを抱えている場合は、確かに重い靴は避けるべきでしょうけど、特に問題なければ、柔らかいクッション付きの靴底や、サポート付きのインソールは避けるべきです。
僕も一瞬、クッション付きのインソールを使ったんですけど、これって結局足の筋肉を衰えさせているだけなんですよ。
記事からほぼ一年、インソールなしで仕事していますが、足裏が痛くなることなく、快適に仕事ができています。人間、楽しようとするとどこまでいってもサボってしまう。筋肉がつくということは、消費カロリーが増えて、太りにくくなるし、疲れにくくなるので、利点ばかり。プライベートの時のパフォーマンスも上がる。旅先で、疲れ知らずで動き回れる。ちょっと足が痛いくらい我慢して、自分の足を鍛えるです。
安全靴を使う理由は、重い落下物からつま先を守るという理由もありますけど、つま先に穴があいても、中の靴下が見えないってことです(すごくケチくさい話)。
ここに芯材が入っているので、靴の形を長く保ってくれる訳です。
あと、つま先が曲がるところが弱いところなので、ここが複雑なパーツ構成だったり、ペラペラな靴は避けた方が無難。
第二の弱点は、アウトソールと本体貼り合わせの部分。ここの強度は使ってみないとわからないですね。
第3として、かかとの内張りです。ここがもろもろと削れていくので、滑りのよい素材・強い素材がよい。この靴は、ここが弱そうです。
こういう一万円以上する安全靴は試したことないですけど、一年以上使うより、一年で買い換える方がいいと思うんだけど、どうなんでしょうか。