
革の靴底が剥がれたので、ラバーソールに張り替えました。
約千円で張替えできます。
張り替えた靴は、スロバキアの靴メーカー「CEBO」というところの、革とキャンパス地のドレスシューズ。
軍用シューズやOEMのファクトリーブランドとして、旧チェコスロバキア時代から続く老舗メーカーらしいです。スロバキアって地名が面白いのと、作りの割に価格が熟れていると感じて購入しました。
最初にはってある革底のノリが簡易的なのと、釘留めが錆びて折れたらしく、雨の日にベロリと剥がれてしまいました。

買ったのは、接着剤やら全部入り半張りタイプ。
大きさがあるのを見てなかったんですが、NO.2で靴サイズ40(26センチくらい)の場合、余裕ありました。
厚さ2ミリで、目立たなくていい感じだと思います。
耐久性に定評のあるビブラムソールです。

中身は、ソール、接着剤(分量は丁度という感じです。妹がちょっと使ったら、本当にギリギリになりました)、ヤスリ、接着剤塗布用ヘラ付きのブラシのセット。
別途用意しなければならないのは、えんぴつ等、カッター、鈍器(金槌や木槌)です。

もとから貼ってあったソールを剥がします。
できるだけ綺麗にして、カッターなどで傷をつけます。
接着剤が強固にくっつくようにするためです。

接着剤を塗ります。
(こっち側が汚いのは、剥がれた状態でちょっと歩いてしまったためです。町中で雨に見舞われ、駆け足したら剥がれてしまいました)

付属のヘラで薄く伸ばしていきます。

ソールにも薄く接着剤を伸ばします。
反省点!
ソールのアウトラインを鉛筆で目印を付ければよかったです。
キワの部分の接着剤塗布が甘かった。

半乾きになるまで乾燥させます。
接着材の特性上、乾いていない状態では、しっかりくっつかないみたいです。

貼り合わせます。
底を鈍器で叩いて、しっかりくっつけるようにします。
ここをおろそかにすると、簡単に剥がれてしまいます。
シューキーパーを入れて叩くと良いです。
一晩、乾燥させます。

うーん、失敗。
キワの部分の接着が甘かった……。
しかたないので、隙間を開けて、そこに接着剤を充填します。
次回の張替えは、改善しよう。

さらに一晩。
一応、ぴったりくっつきました。

カッターを入れて、綺麗に合わせます。
めちゃくちゃ気持ちいいです。
楽しい。

ヤスリで削らなくても十分綺麗にカットできました(自画自賛)。

良い感じです。
何度か使用しましたが、グリップ良し、剥がれる気配なしで一応成功です。
釘を用意しませんでしたが、これで十分かな?
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