ラーメン屋が自分から言う「うまい」 ほど信用できない、と僕は思っていました。
ラーメンショップという、フランチャイズの怪しいラーメン屋が滋賀県にもできました。自分はまったく興味がなかったのですが、聞くところによると横浜家系ラーメンの祖である吉村家の吉村実さんが修行したのがラーメンショップだとか。なので、家系ラーメンのルーツといえるそうです。
まじかよ、それは行かねば! 俺はオリジンを食べた男なので!! その情報をもたらした、オリジンをまだ食べてない友人と食べにいきました!!!
滋賀県といっても、地元から結構離れているので、日々通うのは難しそうな立地。
国道沿い、何もない砂利敷きの広い、広すぎる駐車スペースに反して、小さな店舗があります。
そして、あの赤い、でかでかとした看板。うさんくせ~~~(笑)。
どうやら、ラーメンショップは、長距離運転手さんなど、塩っけとスタミナを必要とする労働者さん向けのラーメンを提供するのを旨としているようです。
広い駐車スペースも常識の範囲内で自由に使ってということのようです。
この日は、トラック運転手さんよりも、メインの客は一般の人、家族連れなどでした。
値上げ前は、ラーメンが破格の660円という価格設定でした。現在750円ですが、それでも、財布に優しい。
今回はラーメンとネギ丼を注文しました。
接客対応している店員さんが、ねじり鉢巻姿の一番大将っぽい姿だったのがミステリアスでした。
こちらがラーメン。豚骨醤油です。
レンゲとの比較で丼が小さく見えますが、器は普通より大きいです。
工業用グリスが入った容器のような薬味入れ、神社の手水につかう柄杓のように大きなレンゲなど、独特のカルチャーを感じます。
豚骨醤油ですが、かなりあっさりめ。
薄味好きな僕には若干塩味が強くかんじますが、とてもクリーンで美味しいスープです。個人的には、ここにニンニクや胡椒を入れて汚したくない感じ。
器が大きくスープがたっぷりで、大きなレンゲにすくってごくごく飲めます。疲れ切った男たちが、これでナトリウムを取り込み、復活していくんだろうな。
麺は中太で、若干の縮れがあるストレート麺です。
ごくごく普通の麺が、スープとマッチしています。
量もたっぷりです。
問題はネギ丼です。
細切れチャーシューと白髪ねぎにごま油と醤油ダレを絡ませてあります。
これ、めちゃくちゃしょっぱいです。塩漬け肉のごとくです。
ご飯で中和しようにもご飯がめちゃくちゃ少ない。
真夏で塩が抜けてカラッカラのとき以外は食べれたものではなかったです。
友人は、僕より辛党なんですが、それでもキツイって言ってました。
ちなみに、ネギラーメンにトッピングされているのも同じものみたいです。
自分なら、ラーメンに普通の白ごはんが良さそう。
とても美味しかったです。
以上、レポっす。
チラ裏すんません。