※この記事はキーボーディオ・アトレウスで書いています。
さて、昨日外観レビューをアップしたアトレウスのキーマップを自分好みにカスタマイズしていきます。英語サイトのハードルはありますが、QMK Firmwareを使った自作キーボードよりも簡単です。変更はPCにキーボードの中のマイクロチップを認識させるなどの特別な操作や、ファームウェア書き込みなどは必要がなく(できるみたいですが)、別途用意された「Chrysalis」というアプリでキーマッピングできます。
一応「僕が使える」ところまでは出来ましたが、僕はガジェット好きですが、知識はないので、いろいろ間違っているかもしれません。詳しい方は教えていただけると嬉しいです。
外観レビューはこちら
Chrysalisのダウンロード
GitHubからダウンロードします。
Link:GitHub - keyboardio/Chrysalis: Graphical configurator for Kaleidoscope-powered keyboards
ちょっとスクロールするとダウンロードできるリンクが見つかります。
Chrysalisでキーマッピング
ダウンロードしたアプリを起動します。
アトレウスをUSB接続した状態で、「Scan keyboards」を押すと、認識してくれます。
そして「CONNECT」をクリック。
するとグラフィカルにキーを変更することができます。
出来たら、右下のインストールボタンを押せばすぐ使えます!
ちょっとクセがあって、文字、数字、ナビゲーションとかキーが種類ごとにカテゴリ化されています。一覧表の中から選択出来ないので、カテゴリ間外からキーを変更する場合は、ステップ数が多くなってちょっと面倒です。
ただ、アプリの良いところは、気軽にキー配置の確認と変更ができる点です。QMK Toolboxだとなかなか気軽に作り直す気になれず、不満がありつつも使い続けていました。
JIS(日本語)キーボード化について
これが僕にはわからなくて、KUMOもUSキーボードのままで使用しています。
基本的には特に問題ないんですけど、日本語入力とアルファベット入力の切り替えが、 Chrysalis上では「Punctuation」カテゴリの「‘(バッククオート)」になっています。他にも表記と違う挙動をするキーがあるかもしれません。
追記:コメント欄にて、「‘(バッククオート)」だけではカナ-アルファベットに切り替わらないという報告を頂いたので、うまくいくかわかりませんが、ご参考までに。※解決できたようです。
ハッピーハッキングキーボードのよくある質問のページに、
英語 ←→ 日本語入力切替(通常、全角/半角キー操作):
【alt】を押しながら【`】を押します。
参照:英語配列キーボードで、日本語を入力するには? (英語 ←→ 日本語入力の切り替えは?) | Happy Hacking Keyboard よくあるご質問
と、ありますので、Chrysalisの設定で、【alt】にチェックを入れて【`】キーを設置してみてはいかがでしょうか。
僕のキーマップのこだわり
これが現状の一層目のレイヤーになります。この手のキーボードは、キー数が少ないので、レイヤー切り替えして足らないキーを補っています。
キーカスタマイズの利点のひとつに通常「!」は「シフト+1」で入力しますが、シフト同時押し状態のキーがつくれて、単体押しで「!」が入力できます。
デフォルトのキーマップとの大きな変更点は、エンター、バックスペース、タブ、シフトキーなどを親指で押せる中央に配置させました。これ、楽すぎて、もう元に戻せない……!!!
またKUMOの時との改善点として、デフォルトレイヤーに←→カーソルを配置したことです。キー数の関係上、「」を"かっこ"と日本語で打って左に一文移動して記入して、右に一文字移動するということをしているのですが、マウス操作するか、レイヤー移動してカーソル移動するか、どちらにしても一手間だったので、これでめっちゃ快適になりました。
これが二層目。数字と記号のレイヤーです。
中央で分割されているので、数字キーはとても打ちやすくなりました。
KUMOでは@キーもなかったので、今回用意しました。ログインなどで活躍することでしょう。
追記:@は、JISキーボードの場合は、「[」でした。すぐに修正できて楽です。
「Blank」カテゴリの「Disabled」がキー無効化で、「Transparent」が下層レイヤーと同じキーになるという意味だと思います。
レイヤー移動は、右の隅のキーで移動します。おそらく、「Shif to Layer」が長押ししている間だけレイヤー移動で、「Lock Layer to」がトグル式、「Move to Layer」が普通の移動となると思います。
3層目はファンクションキーとカーソル、メディアキーを配置しました。自分の脳みそを過信せず、覚えられる量に絞っています。それでも忘れそう。気軽に確認できるので、そこは問題ないかな。
キーキャップを付け替える
楽しい時間がやってきました!
自分の作ったキー配置に合わせて、キーキャップを付け替えます。
これか?
こうだ!!
※白いキーキャップはアトレウスに付属していません。
約4000文字打っての使用感
かなり慣れてきました。上手くタイプできると、ホームポジションから無駄なく指を動かさずにタイプできるので、凄く気持ちがいい!!
親指まわりのキーの高さに改良の余地があるので、いい感じのプロファイルのキーを探して行きたい。
前回記事にも書きましたが、もっと重くて反応位置が深いタクタイルスイッチに変更したいです。
あと、塗装でカスタマイズしてみたいです。
キータイプの課題は、以前から指使いが微妙だった薬指と小指の運指。慣れ・修練に時間がかかり、仕事で普通のキー配置のキーボードを使う場合は、スイッチする度に頭をかなり使うことになりそう。頭の体操にはいいですよ!
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ハンダ付け不要。キースイッチとキーキャップは含まれないので注意。好みのものを選べるのはメリットです!
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