先日、自作PCの妄想記事を書いて、本格始動はまだ先、理想の構成を考えてAmazonでとりあえず構成パーツをウィッシュリストの中に、シコシコと集めています。
それで、キーボードはどうしようと思い立ちました。
現在マックブックプロのキーボードをそのまま使っていて、あんまり不満がない状態なんですけれど、新しくPCを作るとなると、別途キーボードを用意しないといけない。
キーボードと言えば、今使っているノートパソコンのパンタグラフ式のペラペラのものや、ゲーミングキーボードの打感音があってタイピングが気持ちいいメカニカル式やら、方式や使用感の様々なタイプがあります。
僕のこだわりとしては、できるだけミニマルなキー数が少ないものが良い。テンキーは必要無いのと、見た目がスッキリするUSキーボードが好きです。あと有線キーボードがいいですね。
USキーボードは、第一に見た目がきれい。ひらがな直接入力しないなら、ひらがな刻印は不要。キーポジションが左右均等。「」が隣り合ってるのがめちゃくちゃ良い!
テンキーの他にファンクションキー(マックブックプロの新しいやつで、タッチバーになった部分ですね)が無いモデルは、フルキーボードを100%として、60%キーボードって言うそうなんです。
代表格としては、プロフェッショナルに御用達なHHKBことハッピーハッキングキーボード。イヤ~、やっぱり憧れる……しかしめっちゃ高い!!
無刻印モデルなんてあるんですよ!!
静電容量無接点方式という、壊れにくく押し心地も良い方式が採用されているそうです。
よく比較されるリアルフォースの静電容量無接点方式スイッチを採用しているんだよ、って話なんですけど、動画の比較を見ても音も違うし、形も違う。
東プレ REALFORCE R2 日本語108配列 静電容量無接点方式 USBキーボード 荷重45g レーザー刻印 かな表記なし ブラック R2-JP4-BK
- 出版社/メーカー: 東プレ
- 発売日: 2017/10/06
- メディア: Personal Computers
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製品コンセプトが違うんだと思うんです。
あくまで、最良の部品として供給してもらってるってだけで、単純にどちらが優れているって話ではない。
音めちゃくちゃ良い!(最近この手の動画をめちゃくちゃ見てます。カチャカチャ気持ちいい!)
でもね、やっぱりお高いから、Nizとか見たりして。
NiZ 静電容量無接点方式 35g荷重 USB/Bluetooth 4.0両対応 コンパクト プログラマブル 英語配列 PBT キーキャップ 多機能 キーボード (84 Keys)
- 出版社/メーカー: PLUM
- メディア: その他
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Amazonを見ていたら、見つけたんです。
さらにかっこいいのを!
それがこれ、VORTEX CORE。
これは60%キーボードから上段の数字の列を削った40%キーボードというキワモノもキワモノ、HENTAIキーボードです。
やばくないですか、この美しさ!
VORTEX CORE メカニカルミニキーボード 英語US配列 47キー Cherry MX 赤軸 VTG47REDBEG
- 出版社/メーカー: ヴォーテックス (Vortex)
- 発売日: 2017/09/07
- メディア: Personal Computers
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これに決めた!! ってなりかけたんですけど、ちょっと懸念があって、英語と違って日本語って「ー(長音)」や、僕の場合「」をよく使うんです。
これって、このキーボードではタイプするのに、2個あるfnキーを同時押ししなきゃ使えないんです。
ちょっと使いにくいなーと思いつつ、それはキーマッピングし直せばいいのかと思いつつ(このマックブックプロもJISキーボードのように、スペースバーの両隣のコマンドキーをそれぞれ「英語」「日本語」に切り替えれるようにしています)、40%キーボードで他に良いやつないかなーって調べていて、恐ろしく深い沼を見つけてしまいました。
なんと、ここまでが前置き。
これ見てください。
これめちゃくちゃかわいくないですか?
自分は衝撃を受けました。
他にも……。
これらは全部、the Van Keyboardという会社のミニバンというモデルのキーボードなんです。
驚いたのが、これって自作キーボードっていうものなんです。
自作といっても一から作るのではなく(そういう人もいるけど)、専用基板を購入して、好きなケースを買い、お好みの重さのキースイッチをハメて、はんだ付けをして、好きなキーキャップをつけて完成となります。
この手のキーボードは自作キーボードとかDIYキーボードとか言って、海外では結構メジャーな文化らしいです。
工作難易度は、はんだ付けを使うところで、ちょっとびっくりしますが、部品がほとんど揃っているキットが売っている場合があるので、結構難易度は低いみたい。
中国の通販サイト「アリエクスプレス」(部品を提供)や、グループバイサイト(これをみんなで一緒に買うことで、大量発注できるから安く買える)っていうサービスができて、日本でも近年かなり盛り上がりをみせているらしいです。
価格は安く見積もっても1万5千円から~(+海外からの送料や、ハンダゴテなど道具代)って感じなので、かなり高級なんですけど、オンリーワンのキーボードってすごく興味ある。
オンリーワンというのは見た目だけではなく、使い心地も。
キーの配置や、どういう機能を割り当てるのかも自由自在らしいんです。
例えば、いま「!」はシフト+1ですけど、ひとつだけで入力できるキーをつくったり、シングルタップ、ダブルタップ、長押しにそれぞれ機能を割り当てられたりできるんです。
たとえば、シングルタップはスペースだけど、長押しだとシフトとか。
こうなってくると、40%キーボードってすごく使えるキーボードになりませんか?
ひとによっては、ほとんど使わないキーあるじゃないですか。
「`」とか「|」とか。キャンパスロックなんて、間違って入れてあってイラッとする。あと、右のシフト。これらのキーを自分がよく使うキーにできるんです。
このメーカーの次回作「雲(ネーミングも最高!)」というキーボードが、はんだ付け不要らしく、また値段も150ドル(予価)と、他と比べてリーズナブルになっているので、候補のひとつ。はんだづけ不要なので、強度や耐久性は低くなるんですが、工作の手間や道具を揃えずにすむので、かなりリーズナブルになりそう。
イギリスかアメリカのメーカーっぽいんですが、親日家なのか日本語キーキャップだし、サイトも日本語併記されてます。
もうひとつの候補が、Planckというキーボード。
独特の格子状配列。
残念ながら、マストドロップのキット販売が終わってしまった(しばらくしたらまた販売されるかも)。
ここまでミニマルなキーボードがあるでしょうか。
こっちはスペースバーすらないw
ぶっ飛んでる!
一応、この直列配列には意味があり、なんでも通常のキーボードが斜めになってるのはタイプライターの構造上のもので、人体工学的には碁盤の目のほうがが指運びが自然らしいです。まあ、慣れるのは大変そうですけど。
この他にも、キーボードが真っ二つにわかれているキーボードなどありますし、この世界は、かなり面白そうです。
記事の最初の画像は、キーテスターという代物(弟私物)で、メカニカルキーボードのそれぞれの種類の打感を確かめるものです。
自分はやっぱり青軸のカチカチ感が、すごく気持ちいいのでこれで一枚作りたいなぁ……と思っています。
合わせてよみたい: kumoというキーボードを買いました!