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The Van Keyboards / 自作メカニカルキーボード「KUMO」組立- Ryzen5 2600Xで自作PCを組む番外編

キックスターターでバックしていた自作キーボードがついに到着しました。

予定では1月に到着予定でしたが、プラスチックケースの製造に問題があり、2ヶ月ほど遅れました。クラウドファンディングでは誤差の範囲内でしょう。

これで初の自作ゲーミングPCは完成となりました。

今、この記事はKUMOで書いています……と言いたいところですが、(製品そのものは問題なかったのですが)後に書きますが、このキーボードはかなり特殊なんです。キー配置を自由自在にカスタマイズできるのですが、日本語環境は配置をこちらで設定しないとまともに打てません。最初の数行は書いたのですが、ー(長音)が打てない……! キーボードって打てないんですよ(汗)。エンターキーがスペースバーの左にあります。慣れればホームポジションのまま親指で改行できます。絶対こっちのほうが楽! 

そんなわけで、今日はMacBook Proのキーボードで記事を書いています。

 アメリカ・ロサンゼルスのヴァンキーボード社の自作メカニカルキーボード「クモ」は、キックスターター上で購入の募集がかけられ、618名のバッカーにより企画が成立しました。クモはここでしか購入できないモデルですので、600個程度しかない(一人で複数個買ってる可能性もあるかも)超超超レアなキーボードとなります。

 

smoglog.hatenablog.com

 

kumoの特徴は40%キーボードと呼ばれる、テンキー、ファンクションキー、一番上の数列を取り払った4列しかない変則的なキーボードです。ミニマルでとってもカッコいいです。

この手の自作キーボードは基盤、ケース、スイッチ、キーキャップそれぞれバラバラに売っていて、好みで組み合わせます。超キレイな木製ケースとかあるんです! ワクワクするディープなエンスージアストの世界なんですが、基盤とスイッチを取り付けるのに、半田ごてでハンダ付けが必要と、なかなか素人にはハードルが高いんですね。

kumoの特徴としては、ハンダ付け不要なんです。

スイッチを差し込むだけでオーケー、しかもスイッチを重さやクリック感を変えたいと思ったら、取り外して付け替えが可能です(CherryMXや互換スイッチ対応)。

組み立ては30分くらいでできるので、とても簡単でした。

 

箱です。海外クオリティでなかなかボコボコでした。

 

外箱はボコボコでしたが、中身は分厚いクッション材に保護されていて無事でした。

 

内容物は、キーキャップ、スイッチ、ケースと一体化した基盤、USBタイプAtoCケーブル、プレート、六角レンチ。

 

まず、この金属スイッチプレートはオプション(12ドル)です。剛性をあげて、タイプしたときたわみをすくなくすることができます。結構重たいです。スイッチのつけ外しがしにくいので、個人的にはちょっと失敗したかも。

 

 

六角レンチは、ケースと基盤をバラすときに使うみたいですが、使用する必要はなかったです。

 

接続口は現代っぽくUSBタイプCです。

 

うれしいことにスタビライザー(スペースキーなど長いキーキャップの水平をとるパーツ)も最初から組み立てられています。

 

通常はスイッチを基盤にポチポチ刺していけば良いのですが、自分はオプションのスイッチプレートがあるので、こちらにはめ込んでいきます。

 

大変調子よく取り付けていきます。

 

あれ? 一番下の穴が変則的です。

 

仮にキーキャップを並べてみました。この部分は、キーの数を何個か変えられるみたいで、スイッチを横向きに差し込むようです。

 

こんな感じ。

 

次にキーキャップです。

アメリカ製のキーキャップなのにひらがながふってあります。

素材は、耐久性の高いPBT製。安価なキーキャップではABS製が多いですが、指ですり減ってピカピカになってしまします。

 

残念ながら一色成形です。

 

文字は印刷なのか、昇華印字なのかはちょっと分からないです。

昇華印字だと、素材に文字が染み込んであるので、摩耗して消えるということがないです。

ちょっと野暮ったい感じが可愛いです。

 

 

スイッチを取り付けたプレートを基盤にドッキング。

スイッチの取り付け穴は結構遊びがあるため、すんなり入るところ入らないところあると思います。強引につけようとすると、スイッチのピンが曲がってしまうので、慎重に取り付けましょう(自分は一箇所曲げてしまったが、取り外して予備のスイッチを付け直した)。

 

キーキャップを付けていけば、一気にキーボードになっていきます。

 

最後のひとつ。

 

完成です!

 

PCにつなぐとLEDが点灯します。装飾のためではないので、控えめです。

これは限られたキー数しかないので、レイヤーで足らないキーを増やさせるのですが、レイヤーを教えるインジゲータです。

 

今回使わなかったキャップ。

記号なので、お好みで使う感じです。

 

ケーブルはL字になったタイプ。

 

裏は滑り止めがついています。

 

光り輝くMade inUSA。

透明ケースの中にプレートが入っています。

一箇所キーが反応しなかったんですが、このせいで、スイッチを抜くのが大変でした。

 

このように無理にねじ込んだせいでピンが曲がっていました。

予備のスイッチと取り替えると、正常に認識しました。

 

今回選んだスイッチは、Kailh のGoldスイッチ。クリッキータイプで、スイッチ接点が浅く、ゲーム向きなモデルです。

予備に用意してあるのはボックススイッチ。軸を強化して、グラつき防止しています。

でもこれ、ちょっと不良ロットらしく(会社は認めないけど)、軸が太くてキーキャップが割れる可能性があるらしい。

 

 

駆け足でしたが、これで完成。

夜勤明けに一睡もせずに作って記事にしているので、あとあとアップデートするかもしれません。

次回、キーマッピング編としたいのですが、結構難しいみたいなので、もしかしたらちょっと間あくかもしれません。その次は、やっと自作PC総括編となります。

 

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