先日記事にした、弟が今ハマりにハマってる中国製の高級フィジェットトイの追加購入ぶんのレビュー依頼を貰いました。
前回:
今回紹介するのは、どれも一万円以上する高級品ですが、どれも元ネタがあってオリジナルではないそうです。
まずは、おなじみのハンドスピナー。
総チタン製らしく、とても軽いです。チタンは粘りと剛性で、非常に加工が難しい金属の一つ。埋蔵量の豊富さの割に、価格が高くなってしまうのはそのせいです。
すごく凝った加工がされているので、ほんまにチタンか~? と疑ってしまいます。
また、軽さのせい、指のかからない見た目だけの形状のせいで、いまいち魅力を感じませんでした。他人のものをめちゃくちゃ文句言うな……。
やはり自分のハンドスピナーのほうがカッコいい。
2つ目は、磁石と金属ボールを使ったスライドさせるフィジェットトイ。
異なる金属マテリアルを象嵌させている加工技術が見事な一品です。
これは、ちょっとカッコいいな、と思いました。
絵柄はちょっとファンシーすぎるかな? 厨二病感満載の中華龍とかだったらテンション上がったかも。
ボールベアリングを入れ替えることで、フィーリングを変えることができます。
弟的には、プラスチックボールの軽い感触が好みとのこと。海外では、ボールなしにして、磁石だけで保持するやり方もあるようです。
パクリ元のCADデータをそのまま流用しているようで、内部構造に使われていない謎の溝があります。
中国製品あるあるの、謎の合格証が付属してますが、無記名。
これって、たぶん作ってる人が、なんでやってるか分かってないんだろうな。
そういうところがブランドが育たない一因だと思う。
最後は、デリンジャー型の複合フィジェットトイです。
なかなか複雑なギミックが組み合わされていて、一番高そうな感じですが、こちらもさらに高級な製品のパクリ品で、本物はもっとフィーリングが良いそうです。
確かに、上部のプチプチボタンの押し心地は、前回の高級品に劣るように思います。
握り手の部分はラチェットクランクになっていて、カリカリと良い触感。
バレル部分がスライドしたり、跳ね上げることができます。
この部分は、あまり耐久性高くないとのこと。
最初、この製品が一番目を惹いたんですが、手に馴染みずらい形状ですし、各種ギミックへのアクセスも悪い感じがします。無理して指を伸ばすことになるので、それが運動になる感じもありますが……。ついつい触りたくなるって感じよりも、目で楽しむ感じが強いように思いました。
弟は、まだまだ追加で購入していくつもりですので、近い内に第三弾の紹介があると思います。