これがワイの一張羅ってやつや!!!
徳島で原料となる藍の栽培をはじめ、蒅(すくも)造り、染色、デザイン、製作まで昔から分業制であった藍染業を一貫して行うBUAISOUの馬商コートをついに入手しました。いつものメルカリだけど……。昔、SNSのフォロワーさんが紹介していて、いつか手にしたいと思っていて、時々チェックしてたんですわ……。
参照ーOver size coat dark indigo | buaisou
たぶん買ってから水通しされずに、ずっと着られていたようで、タタミ皺が強く付いていたり、藍が酸化して赤っぽくなっているような気がしたので、洗ってみました。
天然藍染は、年に数回は洗った方が色が冴えるようです。
洗面台にぬるま湯を貯めます。
メルカリで安く買えたとは言え、高額商品だが……。
洗う!!!
リネンの天然藍染衣料を洗うのに使う洗剤は~?
そう、ここはアク……エマール!!! です!!!
行ってらっしゃい!
き、きたねぇ!!!
よくジーンズ専用洗剤の動画で、この絵面見ますけど、この色は前の持ち主の汚れではなく、藍のアクらしいですね。藍は酸化
すると赤くなるらしい。
洗い2回目。
うわー色が出てきた。
だ、大丈夫かな。
洗い3回目。
今回はこれくらいで許してやるか。
2018年6月に染められたってことかな。
約6年前の服か。
良いね、大切に着よう!!
後半の意味はわからん……
おそらく29B76という染料で4回染めたってことかな?
照明もあるけど、1段階明るくなった?
最悪、染め直しサービスもあるようです。
袖にあった折り皺が薄くなったようなので、成功でしょう。
馬商コートは、マキニョンコートとも言われていて、1920〜40年代にフランスの馬商(家畜を売買する商人)が着用していた作業用コートだそうです。
デザインソースは100年前の服なので、着たらコスプレになっちゃうかな、最悪観賞用で良いやと思ってたんですが、結構着やすかったです。ハイテクな素材と合わせるのはなんか違うかな。シャレオツな人はあえて合わせられるんだろうか。
ちょっとゴリゴリっとしたリネンの大きな生地に包まれる感じは、なんか良いですね。
春と秋がちょっと短いので、着れる機会が少ないのが残念だな……。