日に焼けて着れなくなった、メルカリで美品で買ったのに汗じみがあった、そんな服を藍染めしてみました。
アマゾンで藍染め液と色止め液を購入。
手袋とバケツなどで、だいたい3000円くらいでしょうか。
Tシャツ15枚くらい染められるそうなので、ダイロンよりもコスパ良い?
染めるアイテムは以下のとおり。
エントリーナンバー、一番。
メルカリで美品で出品されてたのに、汗じみひどかったヘンリーネックシャツ。
ヘンリーネックシャツ好きなんですよ。なんか男らしいじゃないですか。
エントリーナンバー、二番。
麻のシャツ。
もともと白かったんですが、降ろしたてでソースを飛ばしてしまい、ダイロンで後染め、その後一回も着ずに畳んでたら、肩のところが日焼けしてしまいました。
エントリーナンバー、三番。
素敵な半袖のサマーニットカットソー。
大事にしてて、いざ着ようとしたら、胸のところに日焼け跡が……。
エントリーナンバー、四番。
鹿の子のこのこたんたんサーマルニット。
こちらも後染めして、いい感じに斑になって、結構着てたんですが、さすがに色が退色しすぎてしまいました。
藍染めキットの中身。
インディゴ、アルカリ剤、中和剤の3つの粉末で構成されています。
大きなバケツに水を汲みます。温度が40℃くらいが染まりやすいそうなので、ポットでお湯を沸かして、追加。手を入れて、熱めのお風呂って感じたら、オーケー。
順番に溶かしていきます。
かき混ぜる時は、空気を入れないように。
3つ目の中和剤を入れると、化学反応して、有毒ガスが発生します。
灰汁が出てきます。紫色でメタリック。
出来上がった染色液に服をいれると、緑色。
そう、最初は緑色なんですね。
空気に触れると、紺色になります。
サーッと色が変わっていくのは、科学実験のようで楽しいです。
色濃く染色するには、広げて、1、2分干して、また染色の工程を繰り返します。
ヘンリーネックシャツは5回。
麻のシャツも5回。
サーマルニットは、ムラ感出したかったので、2回にしました。
サマーニットは一回。
ホントはもっと付けたかったのですが、調子にのってじゃぶじゃぶしていたら、空気が入って、液が酸化してしまいました。
Tシャツ15枚染めれるのに、四着しか……。いや、染色15回と考えると、5+5+2+1で13回染めたことになるのか?
還元液があれば、再び蘇るようです。
色濃く染めたい場合は、洗わず日陰でこのままの状態で乾かします。
ある程度乾くまで、3日くらい必要でした。
後日、色止め液で色止めをします。
液は濃いほうが効果が高いそうです。
水は30℃くらいが良いみたい。
染色して洗ってないので、一気に濁る。
大丈夫か、これ。
ヘンリーネックシャツ。
思った以上に濃く染まりました。
色止めをすると、ノリ付けしたみたいにパリっとします。
一番鮮度の良い時に染めたので、濃く染まったのかな。
じっくり見ると、斑な部分もありますが、これも良い味!
麻のシャツ。
これもかなり濃く染まりました。
日焼け部分と後染めが残った部分の差もあまり感じられません。
が、10年以上前に買ったシャツなので、今着ると、着丈がかなり短く、しっくり来ません……。
麻の染まり方、良いな~。
サーマルニット。
いいんじゃないでしょうか!!
ムラ感がいい感じ。
サマーニット。
色がある生地でしたが、意外と染まりましたね。
ザ・日焼けだったのが、いい感じのムラ感に。
四枚とも成功、かな。
天然素材なので、難しいかなと思っていたのですが、案外しっかり染まって良かった。
これからの色の変化も楽しみですし、飽きてきたら、また染めて復活させることもできます。
ダイロンで染めるよりも、藍染めは独特の楽しさがあって、藍染めハマりそうです。