ネットオークションとフリマを絶ち、約一ヶ月……と言いつつ、発作のようについつい覗いてしまいます。これはイカン! そういえば、半年以上前に染めるつもりで購入していた衣服があったのを思い立ち、これで欲求を解消しようという試みです。
染める色は安定の黒。濃くしたかったので、二袋購入していたはずが、一袋が行方不明。こういうところが無駄遣いなんですよねぇ。写真にあるカラーストップは使いませんでした。
購入した服は、やっぱりヤフオクやメルカリで購入した新品古着、中古着。そのまま着るつもりで買ったもの、染めるつもりで買った服が3点。
エントリーナンバー1:中古サーマルニット
ゆったりサイズのサーマルニットです。色は白でコットン100%。
襟のところが、少し黄ばんでいるので、2000円程度で購入。染めるつもりだったので、全然気にしなーい。一応2回洗濯しましたが、黄ばみは取れず。洗濯表示がシャッキリ綺麗ななまんまなので、洗わずにワンシーズン着倒したという感じなのかも。
エントリーナンバー2:新品古着のスウェットパンツ
タグ付きで売られていた過去シーズンのモデルのようです。肉厚な生地に、凝った切り返しで元値を鵜呑みにするなら、結構良いお値段するみたい。白いズボンってキザに見えるけど、スウェットならいい塩梅になるかな……とそのまま使うつもりでした。
しかし、僕は口からポロポロ食べ物をこぼしてしまう病を患っているので、一発でシミを作ってしまい、染色することにしました。
エントリーナンバー3:新品古着の後染めカラースキニーパンツ
これは染める前提で購入。綺麗な色なんですけど、自分の通っていた高校の体操服の色なんですよね。僕の交友関係は、モロそのころの人たちで構成されているので、突っ込まれることは間違いない。
あと明るい色なので、履くと太もものパッツン具合がモロわかり。濃い黒に染めたかったのです。
以上の3点が、今回の被検体となります。
実染
さあ、黒く染まれ!!!
お湯を沸かして、塩を溶かして、色染めの粉を溶かします。
ここで失敗したことを書くと、染める服が多すぎました。染液にしかり全体が浸かりきらない、本来ムラが出ないように20分ほど浸け置きするのですが、それもできていません。
この時点でムラが……
ええい、駄目ならもう一度染めてくれるわ!!
結果エントリーナンバー1:中古サーマルニット(成功)
はい、わりと綺麗に染まったかな。既製品のような完璧な染まり具合ではなく、微妙に色が霞んでいるところもありますが、これはこれでいい味わいです。想像していた黒ではなく、グレーになりましたが、これはこれでいい色。
エントリーナンバー2:新品古着のスウェットパンツ(失敗?)
どーん!!! 生地の厚みのせいか、タイダイ染めばりに斑にそまりました! これは失敗か??? いや、逆にいいかも?
うん、普通に着れる!! と自分を鼓舞する。
エントリーナンバー3:新品古着の後染めカラースキニーパンツ(失敗)
……うん?
洗い皺がでたけど、変化なし……。
服飾を学んでいた妹に聞いたら、後染めの製品は、一旦色を抜かないと染まりにくいそうです。あと、染液も濃くないと負けるみたい。