※公式サイトより画像を引用。
昨夜、インドのデリーでNothing及びサブブランドのCMFの新作発表イベントがあり、動画がアップされました。
動画は英語ですが、字幕長押しすると日本語自動翻訳がえらべます。機械翻訳ではあるものの、なんとなく内容が理解できます。広告が流れる度に、字幕オフになるのはバグかな?
イベントがインドで開催された理由は、おそらくインド向けに売り込みたいという思惑と、組み立て工場がインドにあるためだと思われます。
イベント中に工場見学が始まってびっくりしました。こうやって中身がどうなってるのか、境目をなくして(Nothing)、きちんと見せてくれる姿勢は良いっすね!
今回、母体のNothingからは、Phone(1)の次世代モデルであるPhone(2a)が発表されました。
フラッグシップモデルはPhone(2)が据え置きで、ミドルスペックモデルという位置づけです。今回のSOCは、クアルコムのSnapdragonではなく、MediaTek Dimensity 7200 Pro が採用されています。省エネ性能の高いSOCらしいです。
性能評価テストで有名なAnTuTuベンチマークスコアは約74万点と、普段使いには十分で、軽いゲームだったら快適に遊べる感じの如何にもミドルスペックモデルな性能となっています。
前回のPhone(1)よりも、デザインがよりクリーンに、キャッチーになったように感じます。好みだと思いますが、個人的には今回のデザインのほうが好きです。
透けた内部も色分けされて、より立体的になったように感じます。
LEDの数と非接触充電がオミットされて、価格が安くなっています。正直、非接触充電って必要かな? 充電スピード遅いし、給電ロスが大きいから環境にも悪い。これウリにしてる企業は、自然環境のために充電アダプタなくしましたとか言ってるけど、完全にダブルスタンダードだよな。
カメラの二眼が、ロボットの目のようで、より親しみやすくなりました。もともとグリフィスインターフェース(背面のLED発光部)の点滅パターンが、スター・ウォーズのC3POのようなキャラクター性を感じていましたが、より強まったように思います。
透け要素がなければ、iPhoneと瓜二つだったので、こっちのほうが独自性があって良き。
内部構造的にも、熱放出に工夫があったり、バッテリー搭載位置が普通のスマホとはまったく違うなど、エンジニアリング的にも見どころがありそうです。
Phone(1)もNothingの企業ロゴのドットからパターン化してデザインされているようですが、僕にはそのルールが皆目見当がつかず、なんだかとっちらかって均整の感じられないデザインだな、と思っていました(あくまで個人的感想)。
Phone(2a)は、まだ自分にもパターンが読めて、見ていてしっくり来ます。
別売りのカバーをつけると、カメラの出っ張りが完全に引っ込むようです。
本体価格が¥55,800で、ケースが¥2,980。
海外価格が349ドルなんで、為替的に考えると、ちょっと日本は高いですね。
個人的に買うなら白……いやミルク色のほうがいいな。
今、Pixel6aが絶好調なので予約してまでは購入しないと思いますが、Phone(3)や(3a)が発表されたとき、買い替えるかもな、と思いました。
実機触ってみたいなー。欲をいえば、もうちょっとディスプレイサイズ小さいやつが欲しい……。