ずっと品切れ中で、やっと購入できました。
OnePlus共同創業者であるCarl Pei(カール・ペイ)氏が独立後、イギリスで新たに立ち上げた新興テック企業Nothing。そのサブブランドとして発足したcmfより WATCH PROです。
ネーミングに対して、何に対してのプロやねん、というツッコミはありますが、とにかく値段がすごい。
税込み11,000円です。最近のGショックよりも安いのでは? これなら手軽に手が出せます。
価格に関しては、別に同程度のスマートウォッチは中華製でたくさんあるのですが、同価格帯とくらべると、見た目が洗練されています。
自分は一度初代AppleWatchを買っていて、全然定着しなかった人間です。
理由としては、
(1)仕事で付けれないため、そもそも使う機会があまりなかった。
(2)バッテリーライフが短くて、せっかくの休みに付けようとしたら電池切れ、旅行などでは嵩張る専用ケーブルを持っていく必要があり不満だった。
(3)初代AppleWatchの性能が低すぎて、なにをするにもモッサリしていて、あまり使ってないうちに、一年経って新型が出てバカバカしくなった。
価格も4万円以上していたので、自分の生活にフィットしてなかったとは言え、アップル製品としては最も残念だった製品でした。
今回の WATCH PROは、価格が手頃で手が出しやすいこと、バッテリーライフが公称14日(実際の使用は機能を限定した状態で10日程度と思われる)と、前回の不満点が解消されています。
スリープトラッカーなど、初代AppleWatchにはなかった機能もあります。
今回もパッケージがイカしてます。紙のCDケースのようにペラペラのパッケージです。
本体、バンド、説明書、充電ケーブルが同梱されています。
ケーブルは専用品ですが、短くて軽いです。初代AppleWatchの充電ケーブル、なんであんなに無駄に長かったんだろう……。
付けたところ。バンドは、22ミリの汎用的なバンドと互換性があるようです。
ご覧の通り、ケースは超巨大なので、時計というよりも腕に小さなiPadが張り付いてるみたいな感じです。
質感は上々で、安っぽさはありません。
バンドカラーはオレンジ、黒、グレーとあり、オレンジの本体ケースの仕上げは鏡面、黒とグレーバンドの本体は、つや消しのアルマイト仕上げになっています。
見た目に反して軽量で、つけ心地も良く、自分は初日から違和感なく付けたままぐっすり就寝することができました。
操作は画面タッチ操作とサイドのボタンを使います。
独自OSを採用しており、WEAROS採用のスマートウォッチのように、自由にアプリを追加できるわけではないですが、ワークアウト、心拍数計測、結集酸素計測、ストレス計測、睡眠トラッカー、タイマーやカメラのシャッターなどの機能は一通りデフォルトで入っていますので、十分に感じます。
裏面はプラスチックで、見えないところでコストカットしているようです。
文字盤のガラスは、角が丸まっていて、AppleWatchに寄せている印象です。
個人的にフラットにしてくれたほうが未来感が増してカッコいいのではないかと思いました。
ケースの角が直角に面取りされているので、そこからカーブになってるとちょっとクドいよね。
自分は貼らないけど、フィルムも端までカバーしやすいし。
一日使って、電池90%程度残っていたので、通常使用だと10日くらいは保ちそうです。旅行一週間くらいだったら、充電不要という感じ。ちゃんと使えるスマートウォッチですわ。
ただ、デフォルトではヘルスモニター系の機能はすべてオフになっており、バッテリー消費量が抑えられています。フルで機能をオンにすると、バッテリー消費量はどうなるか。
ファーストインプレッションとしては、感触は上々です。
今後長期レポで細かな使用感など、そもそも定着したのか、明らかにしていきたいと思います。