※2024/3/10:Playdate Community Awards 2023について追記
パニックから発売中の携帯ゲーム機プレイデートについて、知名度はまったくないけど、多分どのメディアよりも更新回数の多い当ブログから、最近のニュースをお届けします！
前回の記事にした動画にもあったとおり、公式ゲームストアのカタログにて、初のセールが開催されました。
今回の記事では、自分が所持しているゲームタイトルの中で、特におすすめなゲームをピックアップ。
もう一つのトピックは記事にしようか迷いましたが、プレイデートに参加してるサードパーティメーカーが、海外で大炎上中というニュースをお伝えします。ネガティブな内容ですが、プレイデート本体とどれくらいの距離感なのか、ちょっと気になってます。
- カタログセール個人的おすすめタイトル
- 2024/3/10追記:Playdate Community Awards 2023が開催
- プレイデートに参加してるサードパーティメーカーが、海外で大炎上している件について
- Playdate情報Updateバックナンバー:
- シーズン１全24本のゲーム紹介記事:
- 個別購入したゲーム紹介:
カタログセール個人的おすすめタイトル
自分が所持しているゲームで、英語ができなくても直感的に遊べ、コスパ良いゲームを軽量級、中量級、重量級タイトル別に選んで選出しています。
すぐに買うべし、たったの1ドル
Soko by Tijn Kersjes
2ドルから半額の1ドル。
倉庫番パズルです。
大ボリューム。
グラフィック、サウンドエフェクトも良いです。
DYG by Burgess Voshell
3ドルから67%オフの1ドル。
こいつは破格。
詩的な雰囲気を纏う、穴掘りシミュレーターゲーム。
一日一回墓穴を掘るべし。
プレイデート布教のためにも持ちたい中量級鉄板タイトル（2ドル～）
Root Bear by TEAM ROOT（レビュー記事未執筆）
3ドルから33%オフの2ドル。
クランク1本を使って、ビールサーバーのノブを操作し、客が要求する量のビールを提供します。
熊の変顔に笑ってしまうこと間違いなし。人にプレイデートを布教するときに使うタイトルとしても良いです。
A Balanced Brew by Robert Curry
8ドルから75%オフの2ドル。
昨年度のコミュニティアワードで数々の賞を受賞・ノミネートされたマスターピース。
クランク1本を使ってバランスをとります。中毒性高いです。
値段は張るが、だからこそセールが生きる重量級タイトル（6ドルから）
Under The Castle by Dani Diez, ZCorbs, VolcanoBytes
10ドルから30%オフの7ドル。
ゲームボーイのローグライクゲーム「カーブノア」 にオマージュしたタイトル。
美しいグラフィックとターンベースの安定した面白さ。
個人的にプレイデートで一番好きなタイトルです。
P-Racing by Risolvi Productions
12ドルが半額の6ドル。
技術的にも優れている3Dレーシングゲーム。モノクロディスプレイに高速描画されるレーシングシーンに驚きます。
Under The Tree by Yamabushi Softworks LLC（レビュー記事未執筆）
12ドルから33%オフの8ドルで販売。
Apple II時代の古き良きダンジョンRPGをオマージュしたタイトルです。
なんといっても日本ユーザーにとって嬉しいのは、日本語ローカライズされている点です。
ところどころ日本語が怪しいのが、逆に雰囲気マシマシで良いです。
詳しくはレビュー記事にしますが、最初は当時のゲームを世襲してか、わかりにくい点がありますが、スルメゲー的にどんどん旨味が増していきます。
2024/3/10追記:Playdate Community Awards 2023が開催
www.youtube.comファン投票ベースで、本年度のベストプレイデートゲームを賞する、プレイデート・コミュニティー・アワードが本年度も開催されました。
セール中のタイトルも受賞しました。
カタログに専用ページも作成されています。
参照ーPlaydate Playdate Community Awards 2023
2023年のプレイデート・ゲーム・オブ・ザ・イヤーの栄冠に輝いたのは、 Reel-istic Fishing by ToadleyUnderControl でした。
プレイデートに参加してるサードパーティメーカーが、海外で大炎上している件について
ここからネガティブなニュースとなります。読み飛ばしオーケー。
プレイデートにおいて、シーズン1のLost Your Marbles 、カタログ無料配布中のRecommendation Dog、 Reel Stealを開発したSweet Baby Inc.が海外にて炎上中とのこと。
その経緯は、こちらの動画が詳しいです。
Sweet Baby Inc.は、ナラティブゲーム（テキスト主導のゲーム）の開発を得意とするメーカーとして認知していましたが、実はゲーム企業にポリコレを指導するコンサルティングも行っていたそうです。
確かに、ゲーム企業には男社会の旧来然とした古臭い慣習が蔓延っていることは否定できません。
記憶に新しいのは、ペルソナ5で高校生のキャラクターに、同性愛者のNPCがセクハラ行為におよび、そのシーンがまるで同性愛者が全員そういう人間であるかのようなステレオタイプの押し付けのようだ、として炎上した事件がありました。
僕個人の体験で言うと、LGBT要素を含むゲームタイトルのレビューで、その世界の登場人物の全員が同性愛者ってのは、違和感ある。普通の恋愛も描いて欲しいと書いてしまいました。普通の恋愛。これって、異性愛がスタンダードとする僕の勝手な価値観です。
言われてみれば今の時代には不適切だ、とわかりますが、なかなな指摘されないと、マインドが切り替えられないです。
そういう変換期の時代だからこそ、こういったコンサルティング業が必要という背景も理解できます。
ここで問題なのは、Sweet Baby Inc.のSEOであるKim Belair氏の考えるポリコレ観なんですよね。
彼女の講演会における言動に、異常とも言える異性愛の白人男性嫌悪が見られる点です。多様性と包括性を標榜するにしては、実に差別的な思想に感じられます。
そして、Sweet Baby Inc. が過去に携わったとされる錚々たるAAAタイトルが、不評だったり売上不振だったりして、あるゲーマーが憤怒して、Steamのコミュニティページに、同社が関わったタイトルをリストアップしました。
参照-Steam Curator: Sweet Baby Inc detected
これに対して、Sweet Baby Inc.スタッフが応戦。フォロワーに同ページを作成したユーザーアカウント凍結を求めるも、このやり取りがページ拡散に拍車をかける結果になったようです。
プレイデートがどれくらいSweet Baby Inc.の影響下にあったのか、個人的に気になっています。いつからか、カタログページで無料で手に入れることができるSweet Baby Inc.のタイトルがトップページから消えました。本来なら、無料で手に入れることができるタイトルですから、もっと前にプッシュしても良いはず。邪推かもしれませんが、今回の件が影響しているようにも思います。
追記：セール告知画像にはセールでもなんでもない無料の Recommendation Dogがあります。うーん……これは……？ やっぱり中の人にSweetBaby inc.の思想どっぷりな人がいるんだろうか。
ちなみに、例にあげたペルソナ5を開発したアトラスの親会社であるセガもSweet Baby Inc.の顧客としてリストアップされており、ソニーやスクウェア・エニックスも名を連ねています。
今後もプレイデートを推していくつもりの僕でも、将来の日本のゲームにも影響がありそうな本件を見逃すことは不可避と思い、トピックとして挙げさせていただきました。
本日は以上です。
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シーズン１全24本のゲーム紹介記事:
個別購入したゲーム紹介:
