パニック・プレイデートは黄色いキュートな本体に、高精細のバックライトなし(!)モノクロスクリーン、格納式のクランク付きという尖った仕様の最新の携帯ゲーム機です。
このゲーム機は、ゲーム配信方法もユニークで、毎週決まった日に2本、計24本のゲームが届く仕組みです(その他にもゲームは自由にインストールできますし、自分で開発もできます)。
シーズン1のゲーム紹介が終わり、外部サイトや公式オンラインストアのカタログで購入したタイトルを紹介していきます。
今回紹介するのは、リゾルビ・プロダクションによるPレーシングです。
プレイデート発の本格レーシングカーシムで、本体仕様からは想像できない滑らかな3Dグラフィックが堪能できます。
操作法方は2つあり、十字キーの左右とABボタンで操作する従来の操作法方。
もう一つは、クランクで操舵、十字キー上下でアクセルブレーキを操作するプレイデート独特の操作法方です。
もちろん、後者の操作法方が難しいのですが、それが良い!
ピーキーなクランク操作ですが、うまく操作すれば、十字キーよりもスムーズなライン取りができます。
コースそのものに高低差はない(マリカーのような感じ)のですが、建物などのオブジェクトはきちんとポリゴンで3Dになっています。
セッティングでサスペンションの設定等もでき(よくわかってない)、純粋なコーナ取りで相手をオーバーテイクしていきます。かなり本格的なレースができます。
豊富なゲームモード搭載、ボリュームもあります。
値段はプレイデートのゲームの中でも高額の12ドルですが、技術的にも内容的にも、その価値がある1本と思いました。