OnePlus共同創業者であるCarl Pei(カール・ペイ)氏が独立後、イギリスで新たに立ち上げた新興テック企業Nothingの完全独立型イヤホンを購入しました。
実はナッシングが日本上陸時日本では知名度が今ひとつで、プロモ用の繋がりもなかったみたいで、自分みたいなどこの馬の骨とも知れないブロガーにもEar (1)の商品提供があったんですね。
商品提供によるレビューは、緊張感があって良い経験でしたが、「仕事」でもあるため、なんでもかんでも好き勝手ができず、過度の忖度をしたつもりはないですが、勝手にプレッシャーを感じてしまったのは事実です。レビューするなら自腹で買ってレビューしたいと思いました。今回は自分で買って好きに言えて嬉しいです。
Ear (1)は、骨伝導イヤホンにハマってるうちに完全放電してしまい、使えなくなってしまいました^^;
nothingでは、年末に公式サイトでセールをやっていて、7000円引きの約一万円で購入しました。
アマゾンでも一万円くらいで販売されています。
Ear (1)がカナル型であることに対して、 Ear (stick)はインイヤー型です。
AppleのAirPodsでいうと、無印のほうのように、シリコンのイヤーチップがないタイプ。このタイプは、耳の形によってホールド感に個人差があります。
無印AirPodsは、その形状が万人に合うように、何千人の中からサンプリングしたといいますが、僕の耳の形には合いませんでした。もしかするとアジア系のサンプリングは少なかったのか、僕の耳の形状が極端だったのか。
無印AirPodsに愛されなかった男なので、同じインイヤー型の Ear (stick)の購入は失敗の可能性も高そうですが、Nothingは英国企業とは言え、代表はアジア系(実際は中国から距離を置くためだけのように感じます)なので、そこに賭けました。
開封の儀
毎度Nothingは、商品パッケージデザインで、楽しませてくれます。
香水の箱みたいな縦型のパッケージ。
横にあるのは、Ear (1)です。
箱もキレイにとっておきたい派は嫌かもしれませんが、お菓子のパッケージのようにペリペリを剥がして開封します。
こんなふうに、上と下に筒状に内容物が入ってます。
片方に本体、片方に紙物とUSBケーブルが入ってます。
面白いなぁ~。
ケース比較
Ear (stick)がスティックたる所以はケース。このケースが購入動機の一番でした。
Nothingのイヤホンはケースが大ぶりではあるんですが、他に類を見ないルックスをしています。
ケース上部の部分を回すことで、イヤホンを取り出すことができる独特の機構です。
左右完全独立型イヤホンといえば、ケースも本体もジェネリックAirPodsになりがちなところに、Nothingのデザインは際立って独特です。
白い部分の表面はザラザラとしたテクスチャをしています。
上部の金属部分と中の磁石が接触することで所定位置に固定されるようで、良い感触が生まれます。昔流行ったハンドスピナーなどのフェジェットトイのような手慰みの玩具みたく、ついつい弄りたくなります。
欲を言えば、もうひと回り小さいと良かったかもしれません。
あと中にゴミが入ると取り出すことが少しむずかしいかも。
汚れが目立ちそうなので、Ear (1)やEar (2)と同じく、黒があれば嬉しかったかも。
イヤホン比較・装着感
イヤホン本体はいわゆる耳からうどんタイプですが、透明パーツを多用した未来的なルックスをしています。パーツとして小さいため、悪目立ちするほどではありません。
左のEar (1)の白いツルツルとした部分を安っぽく感じていたので、右の Ear (stick)のつや消しの白がカッコいいと思いました。
肝心の装着感は、個人の感想ですが、やや頼りない部分があります(自分の耳が広くて浅い形状のため)が、無印AirPodsのように頭を傾けただけでポロポロ落ちるというほど酷くはないです。
無印AirPodsがまったく合わなかったという人でもワンチャンありそうです。
カナル型と比べて、支えている部分が少ないため、4.4グラムという本体形状以上に重く感じますし、長時間装着していると痛み(左耳のみ)が生じることもありました。
このあたりは、好みでカナル型かインイヤー型を選ぶといいかもしれません。
同期・音質について
同期は専用アプリのNothingXを使用するのですが、AirPodsなみに同期させるのがスムーズでした。
ケースをひねってイヤホンが取り出せる状態にすると、ケースのLEDが光って電源オン・ブルートゥース同期状態になります(スマート!)。
そしてAndroid端末のブルートゥース設定画面を開くと、専用アプリのダウングレード案内が出てます。
そこからアプリをダウンロードして、案内に従ってタップしていけば同期完了。
デフォルトの音は Ear (1)と同じく、若者向けというか、おじさんには低音が効きすぎていて、ちょっと疲れる傾向にあると感じ、自分の好みからは外れている感じでした。
専用アプリでイコライザーがカスタム設定できるので、弄ったところ、この設定が長時間聞いても疲れませんでした。
こんな人にオススメ
音質に極端なコダワリがない。
イヤホンに何万円も出したくない。
耳の中にイヤーチップをねじ込むカナル型が苦手。
偽物のAirPodsみたいな見た目のものを使いたくない。
買って良かったです。
購入したもの
比較したイヤホン
その上位モデル
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