京都高島屋6階の蔦屋書店アートスクエアにて開催中の三平硝子さんの個展「We?」を見てきました。これまで東京での個展が多かったので、関西での開催は初めてとのことです。
三平硝子
Shoko Mihira
三平硝子は東京都生まれ。2016年アメリカのガラス造形作家Zii氏に師事。ガラスをバーナーの火の中に入れて、溶かしながら制作するバーナーワークと呼ばれる技術で制作。自分自身に起きた出来事やコンプレックス、出会った人などがモデルとなり、"共感"といった部分に重きをおいて作品1つ1つにストーリーが存在する作品を生み出す。主な展覧会に、「5つのいきものがたり」(Gallery Face to face、東京、2021)、「SICF22」(スパイラル、東京、2021)、「アートのチカラ」(伊勢丹新宿店、東京、2022)、「Kowaii展」(荒井画廊、東京、2022)、「Group Exhibition」(Gallery Dalston、東京、2022)、「Monster」(四季彩舎、東京、2022)、「Real?」(銀座 蔦屋書店、東京、2022)など。主な受賞歴に、「Monstar Exhibition 2020」優秀賞(2020)、「IAG awords 2021」入選(2021)、「Independent Tokyo 2021」審査員特別賞(2021)など。
三平硝子 個展「We?」
会期|2024年2月2日(金)~2月19日(月)
時間|10:00~20:00 ※最終日のみ18時閉場
会場|京都 蔦屋書店 6F アートスクエア
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)/kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
公式サイト|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/38169-1944200108.html
展示作品はオンラインで購入可能とのことです。
だいたい20~30センチくらいの大きさで、ガラスを溶かしながら制作する「バーナーワーク」と呼ばれる技術で作られているそうです。素材はボロシリケイトガラスと呼ばれる強化ガラスの一種を使用し、転倒や落下による割れがおきにくく経年劣化などもみられない、展示や保管に適しているとのこと。
モンスター達は、作家自身の出会いや世界的な事件をモチーフにされているそうです。不気味さと可愛さを併せ持つモンスター達が人間の生き写しであるということを知って鑑賞すると、また違った見え方がするような気がします。
作品数は新作未発表38点、旧作2点の合計40点。
カラフルだったり不気味だったり、見慣れた格好だったり、多種多様なガラス製のモンスター達。中空構造にして、中に色とりどりの毛糸や砂を入れている作品などは、ソフビコレクターにも刺さるんじゃないでしょうか。
販売サイトはこちら。
作品集もいつか出して欲しいですね!