今週のお題「ほろ苦い思い出」
アラフォー実家ぐらしのパラサイト・シングルかつ散財家の僕に比べ、数年前に実家を出ていった弟は、趣味がFPSゲームの他は増える貯金を眺めることという筋金入りの財テクマニアです。そんな彼が、僕のあまりの未来設計の無さに呆れて、老後を心配してきました。元より親の遺産などをあてにしていませんが、おそらく一家の問題児である妹によって吸い取られることと思われますし、自分で老後の蓄えを確保しておかねばならぬ……とは思っておりました。
それでもめんどくさがりの自分は、なかなか動こうとせず、しびれを切らした弟は、自分の財布から諭吉さんを取り出し、これやるから頼むで確定拠出年金の見直しと新NISA口座開設してくれ! 俺は面倒見んぞ!! と言われ、重い腰を上げることになりました。もちろんお金は受け取りませんでした。兄としての安い矜持。
確定拠出年金は、慎重型とかいうプランで、定期預金にしてましたが、数年貯めてたった200円くらいしか増えてませんでした。
ログイン情報が紛失してしまったので、再申請したら、会社を通じての郵送でした。
めんどくせー……とやる気がだだ下がりでしたが、すぐに手元に来ました。
元の預金を全部売って、ハイリスク・ハイリターンな海外ファンド銘柄に変更。手数料が安く、三年後のリターンの大きい銘柄のパッシブ型というやつにしました。
管理アプリと公式サイトをいったり来たりして、めちゃくちゃUIが煩雑です。自分の使ってるブラウザが対応してなかったり。アンチChromeなんだよ、俺は!!!
最低予測であっても、このまま安定させた運用よりもずっと増えるようです。
ほんまかいな。
NISA口座の開設はもっと面倒です。弟が横で何度も発破かけてくれなければ、途中で力尽きていたでしょう。……まだ開設できてませんけど。
インターネットで手続きして、郵送で開設用の書類を郵送。インターネットだけで完結もできる? お金のことなんで、簡単スピーディーとはいかないか。
資産運用やるかやらないかで、老後の蓄えにかなりの差ができるようで、国民年金制度もどれくらい自分の老後の保証になるかわかりませんし、やっておいて損はないでしょう。ってか、アラフォーになってやるのは遅いのかも。
自分は、過去に戻ってもう一度人生やりなおしたいとかは思わないんですが、二十代くらいから、月一万円でも運用してれば違ったのかな。いや、遅すぎるということもないでしょう、あと30年近い現役期間があるのだし。父親がうざ絡みしてきたんですが、あんたも自分で運用するとかしないくせに。手持ちの微々たる株だだ下がりしてたのに、いつまでたっても指を咥えて注視に次ぐ注視してたくせによ……。
お金の話はみんな好きだし、ブログネタとして継続できるくらいには興味を持ちたいものです。