盆休み中はほとんど家で過ごしていたのですが、一日だけ大阪に旅行に行きました。
メインイベントは幽遊白書やハンターハンターの作者である冨樫義博さんの個展でした。
珍しく自分からの発案で、友人3名を誘ったのですが、一人はパンデミックでダウンしたせいで休めず、一人は仕事、結局友人一名と野郎ふたり旅となりました。
友人はお昼まで京都で仕事でしたので、一人大阪に先行して向かいました。午前中はどこもお店が空いてなくて、街をぶらぶら散歩しただけでしたが……。
友人が仕事を終えて、阪神梅田本店で合流して、魚伊さんで鰻を食べました。慶応三年に創業、伝統の関西地焼きが楽しめる老舗うなぎ店と紹介されてました。
自分がせっかくの関西なのだから関西風が食べたい、と希望を出したんですが、あんまり違いがわかりませんでした。
たしか、関東が背開き(腹開きだと切腹を連想して縁起が悪いとかなんとか)で、焼いて調理するのに対し、関西は腹開きで、焼いて蒸して焼くという長い調理の工程が必要という……これは、関西の商売人が、商談をするときに相手との時間を長引かせたほうが都合が良いということから来ている(ゴルフみたいですね)っていうんですけど、注文して直ぐ出てきましたし、味も蒸してあるからトロっとした食感なのかな? と思ったら、表面カリカリでした。とても美味しかったけど、あんまり美味そうに食べてなかったみたいで、友人に「微妙?」 って聞かれてしまった笑。
阪神梅田で花より男子展をやってたので、予定になかったのですが、友人が見たいということで、急遽チケットを買いました。
結構少女マンガが好きなんですけど、未読。
原画、めちゃくちゃ美しかったです。ホワイトの修正が全然なくて、そのことを指摘したら、友人もすげーびっくりしてました。
地元友人の土産も購入(全員男子)。
冨樫義博展まで時間があるので、デパートをぶらりしました。
自分はまったくアクセサリー類をしないのですが、友人の集めてるクロムハーツを見たり、ヴィンテージのアクセサリーを見たりしました。ジュエリーショップ? ハイブランド? のお店って値札がないんですね。そのことにカルチャーショックを受けました。
どうなんですかね、やっぱりMBチャンネルで語られるように、大人のメンズファッションにはアクセサリーが必要なんだろうか。指輪には抵抗ありますが、腕輪の一個くらいは持つべきなんだろうか……。ところで、あのチャンネルってなんでコメント一個もないの? 見てるの全員BOTなの? MBさんが手動でコメント消してるの? 民度の低いコメント読むのが唯一の楽しみなのに。
事前予約していた冨樫義博展の入場時間になり、グランフロントへ向かいました。
入り口はジャンプの巻頭特集みたいな切り貼りのゾーンがあり、ここが一番混雑しています。友人が、「冨樫本人が描いてない部分に価値あるかい!」 と勇ましい言葉で群衆をかき分け先に進みます。そこに痺れる、憧れるぅ!
展示内容は、ほとんど平面で、立体物は少なめ。水見式している自分を撮影できるみたいな体験型展示が欲しかったな。
冨樫義博さんの原画も素敵でした。ペンのタッチが好きなんだな。
個人的に、最高にやる気ない時の背景真っ白な時の原画はまったくなかったのが残念。
ヨークシン編で、クラピカが仲間の緋の眼を落札してとりかえして、小太りのギャングに襲われるも、ブチ切れて啖呵で圧倒するシーンがありますが、ジャンプ掲載時とコミックス掲載時とで違って、個人的にはジャンプ掲載時のラフなクラピカのほうが迫力があってよかったので、あれが見たかったな、と思いました。
コラボカフェに行きたかったのですが、長蛇の列で断念。
メルセデスベンツカフェがあったので、そちらで小休憩します。
コーヒーの量がすごい。お腹がタプタプになってしまう。これがメルセデスベンツ・スタイルなのか。
別会場にある物販へ向かいます。
友人へのお土産と、これは自分ルールとして、展示会図録は極力購入するというものがあり、購入。
友人はベネツィア会場以外のすべてのジョジョ展で、複製原画をすべて購入しているという剛の者なんですが、今回は原画購入なし。ってか複製原画しかなかったけど。
ルクア、グランフロント大阪をぶらぶらして、街へ繰り出す。18時にお寿司の予約があるので、それまで自由時間です。
家族へのお土産に、パンとカヌレを買いました。どちらも友人の推薦。
まんだらけに寄りましたが、収穫はなし。本当にモノがなくなってしまいましたね。
500円のジュースを見つけて、なんとなく購入。
多分、チルアウト的な大麻成分入りの飲料みたい。
まだお寿司まで時間あったので、なんとなく目についたレコード屋に入りました。
レコードプレイヤー無いけど、レコード買って部屋に飾るということにしました。
店内に入ると、古いおもちゃがあり、玩具集めてる自分としては、レコードよりもそっちが気になる。店主がアジアのパチモノの玩具が好きで集めていて、その繋がりで時々おもちゃを売りに来るので、一部売ってるそうな。奥に、パチモノのガラモンがあって、それが欲しかったのですが、残念ながら個人的なコレクションで駄目らしい。
タイガーマスクのソフビ1体200円を買い占め(なんのキャラかわからなかったので、インスタで教えてもらった……)。
レコードもちゃんと買いました。
飼っていたダルメシアン繋がりで、ジャケットにダルメシアンが写ってるレコードにしました。
調べたら、UKチャート一位をとったアルバムのようです。ぜんぜん詳しくないけど、R.E.M. などの感じ? こっちのほうが古いのかな。
レコード屋が面白くて、寿司に遅刻してしまいます。でも、一番乗りでした。
お店は、きわ心という名前で、友人の紹介。コース料理で、お手頃な値段で美味しい料理とお寿司を堪能できます。
カウンター席のみのお店で、基本7名まで(予備でもう一人、さらに予備の予備で簡易的な椅子しか用意できないけど一名追加可能)で、18時からコース開始で、その7名~だけって感じです。こういうお店は初めてで、ちょっと緊張したのですが、友人が結構通っているみたいで大将と女将さんと仲が良かったし、お二人の人柄も良かったので、かなり感じよく食事できました。
一品目は茹でた烏賊の足を酢味噌で戴きます。茹で加減が絶妙で、芯は生なんでしょうね、外はフワフワ、中がぷりぷり。酢味噌で食べるのは初めてですが、酸味の中に辛味があって、ナンボでも食べれますわ、って感じ。
次はクジラ肉のユッケと頬肉だったか舌だったかの身。
クジラ肉ってぶよぶよしてる印象で、特別好きではなかったんですけど、これは醤油漬けにしてあって、水分を抜いてるのか、ジャーキーのような噛みごたえがあり、美味しかったです。頬肉だったか舌だったかの身も、コリコリした歯ごたえがあり、美味しかったです。
海外の人が予約されていたら、このメニューはなかったのかな? なんてことも考えてしまいました笑。
次は冷製の茶碗蒸しで、カニ味噌と蟹の身が入っていて、濃厚なのにサラッと食べれました。大将が「とても熱いから気をつけてください」、といったのに、器を触ったら、冷たくて、「すごい! 料理は熱いのに、器は冷たくして、客が触っても大丈夫にしてるのか!!!」 と感動してたら、料理も冷たかったので、「??????」 ってなってました。ジョークだったみたいです。
アワビの刺し身ですが、氷を浮かべた塩水で、さっぱりと食べるという料理です。関西の夏のアワビの食べ方らしいです。風流どすなー。
コリコリとした食感を楽しむ感じ。隠し包丁で、厚みのある身を食べやすくしてあります。
横にある銀紙に包まれているのは、アワビの肝の塩キャラメルで、びっくりしたんですが、ちゃんと肝の風味がかすかに感じられつつ、甘い、美味しいキャラメルでした。
ここから寿司パート。撮影は許可とりました。
ホタテの握り。
ホタテを手のひらで潰してあって、口にいれるとシャリと一緒に解けていって混然一体となります。うーん、技あり! 美味い!
押し寿司。
キレイですね。味もよい。
漬けとトロ。
美しいですねー。
これがなくっちゃ、って感じ。
ウニの軍艦巻きと烏賊の握り。
初手はウニ、ウニの風味が口の中にあるうちに、烏賊を食べるという趣向。
烏賊はレモンと塩で味付けされていて、濃厚なウニの風味をさっぱりと打ち消してくれます。
太巻き。
カンピョウのお汁が染み出し、美味しい。
このお寿司は、一番最初に作っていて、具をなじませるためだったんじゃなかろうか。
玉子。
「珍しく上手に焼けました」
「そうなんですか?!」
また騙される。
穴子。
「硬いので注意してください」
「もう騙されないッス」
一同:ワハハハハ。
他のお客さんとも和気あいあいな感じでした。
赤だし、デザートの酒粕のアイスで〆。
もし、もっと食べたい時は、追加でも握るという感じのスタイルです。
自分は赤だしを飲むとお腹一杯になってしまいました。
18時入店して、ゆっくり2時間くらいかけて食べるので、そりゃお腹もくちくなる。
自分はお酒飲めませんが、いろいろお酒もありました。
大阪駅で友人と別れ、帰宅。結局自分は終電でした。充実した休日を過ごしました。
購入品。最後にコンビニで一番くじしてました。
後日、お土産の交換会があり、購入したお土産はここにはない。
ルクアにあるダニエルってお店のカヌレ、めちゃくちゃ美味かったです。
しっとりモチモチ。お土産を積極的に食べるスタイル。
アマゾンで買えるんだ。
9月には、今回行けなかった友人加えてフルメンバーで刃牙展に行く予定。
すごく楽しみです。