ツイッターのタイムラインで流れて来た食レポ漫画が面白かったので記事にします。
著者は、ソウルバンドに所属するサックス奏者。なんで漫画が描けるかというと、グラフィックデザインを学んでいて、昔デザイナーをやっていたからだそう(だから漫画が描けるってほど簡単ではないと思いますが)。
中華屋で定番メニュー以外を頼む、それが意外と美味い! 意外と由来が深い! そういう感じの食レポ漫画なんですが、水彩画で描かれた料理はとても美味しそうです。お腹が減っているときに読むのはかなり危険。そば屋のカレー的な、美味いのは知ってるんだけど、やっぱり定番メニューを選んでしまう、気にはなってるんだけど的なあのメニューを、ちゃんと紹介しようという目の付け所が良いですよね。最近、失っていたぜ、そういう冒険心。
いろんな店をはしごするうちに、中華屋にはちょっと変わったメニューがどうして生まれたのか、仮説が生まれてきます。店の人も高齢化から亡くなってしまいい由来がわからず、失われてしまった歴史のちょっとした儚さが感じられます。最近のパンデミックのせいで、廃業を余儀なくされたお店などでは、メニュー自体がもう食べられなくなってしまうことでしょう。
津々浦々、いろいろな場所に、隠れたメニューがあるので、旅に行けるようになったら、自分の足で確かめにいくのも良いかもしれません。
キンドル版のほうが値段が高価なのは解せぬ!!!