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Trail Bum(トレイルバム) / HAULER(ホーラー)-デススト的伝説の運び屋に俺は、成る

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今週のお題「最近あったちょっといいこと」

またバックパック増やしてしまいました……が、このザックは大当たりでした。

冬山には登らないため、50リットル以上のザックには興味なかったのですが、今年からキャンプ、特に自転車を使ってのチャリキャンを始めたので、冬は防寒アイテムでかさばり、容量が足らなくて……。

 

ブランド志向の形から入るミーハー男なので、やはりマスプロダクトメーカーのものより、UL系のガレージメーカーっぽい製品がいいな、と思いました。

しかし、大型ザックというのは、それだけの重量を背負うのですから、当然強固な作りをしています。そのぶん、お値段も……結構するんですよ。

そこで、このトレイルバムのホーラーです。

 

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トレイルバムは、ウルトラライトハイキングというスタイルを日本で広めるのに大きな契機を作った東京三鷹にあるハイカーズデポが関係しているみたい。バムっていうのは、ろくでなしとか、そういう意味なんで、トレイルバムは、登山狂いって感じでしょうか。

トレイルバムの製品は、ULの父と言われるレイ・ジャーディン博士がDIYしたバックパックを基本としたトラディショナルなスタイルを基本ラインナップとしているんですが、このホーラーだけは、特異な立ち位置をしていて、公式自ら「リアルでふざけたバックパック」と言っています。

このかばんは、背負いやすさを犠牲にしてでも、とにかくたくさんの荷物を背負えるようにするということに特化されています。まさしく私が求めていたもの!

使用目的は限定せずに、登山だけではなく、あらゆるシーンで、とにかくたくさんの荷物を運ぶこと。ですから、自分のように自転車用に使うのもオーケーでしょう。実際、この前のキャンプで使用しましたが、このかばん……全チャリキャンパーにオススメしたいですね! 個人的にバッチリハマりました。理由は後述しますね。

 

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ホーラーの容量は、サイトによってマチマチです。なぜか。

公式サイトには45~65リットルとありますが、ハイカーズデポには、本体50リットル+外部ポケット30リットルとあります。

個人的に、50リットル級、35リットル級、12リットル級と3つのザックを持っていて、それと比べると、ハイカーズデポの計80リットルというのが正しいような気がします。

公式サイトの45~65リットルというのは、メイン気室の通常+エクステンション部分のことを言ってるのではないでしょうか。

本体の重さは、公称値750グラムです。80リットル級のザックでは、ありえない軽さです。

 

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軽さの秘密は、特殊ギミックがあるものの、シンプルなULザックの素材と作りを基本としているからです。空荷の状態ではこの通り、ペラペラになります。

 

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素材は防水性のない、変哲もないリップストップナイロンです。軽さと強度のバランス、また補修のしやすさを狙った素材選びのようです。

 

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背負いやすさよりも、容量を優先したということですが、外部ポケットを使わなければ、十分登山用にも使える仕様です。

 

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厚い肩パッドと腰パッド、スタビライザーも付いています。

 

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中国製造なんですが、製品仕様にいろんなこだわりを感じますし、実際縫製も奇麗です。

確かに、ガレージメーカー製のアイテムは、特別感満載なんですが、購入したい時に買えるわけではありませんし、値段も張って、なかなか「ガシガシ」使いにくいんですよね。

その点、ホーラーは比較的手に入りやすいし、値段もかなり熟れています。

使い込んで愛着出して行こうと思います(現時点でかなり気に入ってるんですけど)。

 

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サイドポケットは若干浅めですが、そのぶん、背負った状態でも取り出しやすくなっています。ちゃんとゴム紐が伸びたら交換できるようになってますし、表側背中側どちらからでもコードを引っ張ることができます。

 

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コンプレッションのベルトが高い位置にあるので、中途半端な長さのものは、ループが付いているので、そこにショックコードを別途通すと良いですね。

 

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サイドポケットは浅いですが、結構広くて、2リットルのペットボトルを入れても余裕があります。

のんべえの人は、5リットルの角ウイスキーとか入れたら人気者になれるのでは(冗談です)。

 

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メイン気室には、背面パッドがインサートされています。不要な場合は簡単に取り出せますし、マットとして使っても良い。

 

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開閉方式は、十字絞め。

 

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外付けで荷物を取り付けることもできます。

 

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最大の特徴である外部ポケットは、これだけで小型ザックと同じ容量があります。

 

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普段は、ぴったりとさせることができます。普通の登山のときは、このスタイルで。

ここのフックの部分のゴム紐が伸びたり切れたりしたら、交換できないのが今のところ唯一の不安材料かな。普通の紐で良かったのでは。

 

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自転車に良いといったのは、まさにこのポケットのことで、通常、大型ザックというのは、縦に長くなってしまいます。その場合、自転車で前傾姿勢になると首が当たってしまうんです。

ホーラーは、全高が低くパッキングできるので、首が干渉しません。

中華マスプロの大型ザックなら、ホーラーより安価なものありますけど、絶対ホーラーのほうが良いですよ。

 

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今回、かざばる防寒アイテムを目一杯詰め込んで、だいたい11キロ~12キロ背負いましたが、意外と背負心地は良好でした。

パッキングの基本である左右バランスを均等にして、軽いものを下に、重いものを上かつ背中に寄せましたけど。

 

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これは買って良かったです。

チャリキャンにおいて、これ以上の最適解はないんじゃなかろうか。

これからどんどん寒くなりますし、荷物をたくさん担げて頼もしい限りです。

参照-HAULER | Trail Bum 公式サイト

 

ハイカーズデポでは完売していますが、他ショッピングサイトでは購入できるところあります。僕はなんとZOZOで買いました(笑)。

 

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