前回の候補の中から、厳正なる審査の上、購入したのは、シックスムーンデザインズのフェザーパックとなりました。候補の中では、なかなかお値段が高く付きましたが、選んだ理由としましては、
1.小型パックのなのに、拡張性があり、一泊程度のキャンプにも対応出来る
2.ULザックとしては、見た目が小奇麗で、旅行にも使えそう(決して他のザックを馬鹿にしているわけではなく、適材適所ということで)
◯基本データ
容量:本体24リットル
拡張部5リットル
フロントポケット11リットル
重量:本体実測316グラム
スターナムストラップ19グラム
ヒップベルト59グラム
◯正面
外観の特徴として一番目に付く大きなフロントポケット。11リットルもの容量があります。ただし、ここに物を詰め込むと、カバンのスタイルが非情に醜くなります。しかし、そこは、目をつぶりましょう。仕方のないことです。
このポケットの素材は、ダイニーマXグリットストップ(シックスムーンデザインズではダイニーマダイヤモンドというそうですが、同じ素材かと思います)で、メッシュポケットに比べると、樹の枝や岩などにこすっても大丈夫ですし、中にあれこれ放り込んでも、見た目もゴチャゴチャしません。
色が写真よりももっと濃い色をしています。白いグリットのせいで、肉眼よりも明るく写真に写って見えるみたいです。
下の部分はメッシュになっていて、例えば濡れたテントなどをココに入れておけば、水分を脱水してくれると言う仕組みとなっています。このポケットは、ひと繋がりで区分けされてないので、使い勝手で言えば、サイドと正面とで分けて欲しいと思いました。
◯背面
分厚くて立派なショルダーパッドです。
付属のスターナムストラップとヒップベルトを付けていません。デイバックとして使う場合は必要無いと僕は思いました。結構、重いですし。
背面には、スリーピングパッドなどを挟めるようになっていて、クッション材とフレームを兼ねる事が出来ます。また、背面とショルダーパッド裏の生地は、汗をかいても、さらっと快適に保つ機能を持っています。
◯側面
コンプレッションコードが上下2本付いています。
リッドにハイドレーションシステム用の口も付いています。
◯開口部
止水ジッパーのポケットが付いています。
開口も止水ジッパー式です。バックルで留める方式のようにワンタッチで開け閉め出来る訳ではないので、使い勝手は劣ると思います。ジッパーがエクステンション部分を噛まないかと心配しますし。ここは見た目重視で目をつぶります。
◯拡張時
拡張部分の片方には、プラスチック製の芯材が縫い付けられています。生地はシルナイロン製です。
この時点では5リットル以上入りそうに思いました。
サイドのパックルで留めると、5リットルぐらいだ、と納得しました。
防水性や気密性は期待できない構造なので、本当に奥の手というか、最終手段的に使う感じかと思います。
パンパンに詰めると雪だるまみたいになって、最初のスタイリッシュさとは雲泥の差です。
◯そして、ヘネシーハンモックで昼寝
大きなフロントポケットにコーヒーの水筒や、おやつなどを詰めて昼寝。
ところで、富士登山に向けて、丁度いいサイズのULザックが無い、という事で購入しましたが、最近の噴火の予兆かとか囁かれている地震にビビって登山の計画が流れてしまいました。・・・伊吹山登山には使うので、まあ、いいかな。・・・いいよね。