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ogawand / Wrap Sack - ”腰巻きサコッシュ” 山サコッシュに新たな提案 ‐追記あり

https://instagram.com/p/0W9BPQQGf5/

久々の山道具レビューです。

 

 

MYOGとはMake Your Own Gear (My Own Gear)の略で、道具の自作や改良という意味です(読み方はミョーグ派とミョグ派がいますが、僕はミョーグ派です)。

ウルトラライトハイキングでは、耐久性よりも軽さ・修理しやすい事が求められるため、改造や自作が頻繁に行われます。

そもそも、今あるUL系のメーカーの源流も、自宅ガレージでのMYOGから始まったと言えます。

 

ウルトラライトハイキングが見聞される中で、MYOG文化も広がり、一つのムーブメントとして盛り上がりをみせていました(実は僕も気持ちだけは先行して、MYOG用にタイベック生地がストックされていたり・汗)。

 

丁度3年ほど前、東京三鷹市のアウトドアショップ「ハイカーズデポ」で開催された”Hiker's Party MYOGの世界"。

参照:Hiker's Depot - Hiker's Party2012 Spring =MYOGの世界=開催のお知らせ

レポートはコチラが詳しいです:2012.0311 Hiker's Party2012 Spring 「MYOGの世界」: blues after hours

 

自慢のMYOGが発表される中で、参加者の投票によって最も優れたMYOGとして選ばれたのが今回紹介するogawandさんの後に製品化されるバックパック"OWN"でした。

参照:OGAWAND/backpack/OWN

 

バックパックも欲しかったのですが、今持ってるのザックが調子良いので購入には至らず、今回お求めやすいサブバックが販売され、購入しました。

 

 

◯山サコッシュについて

日本のULスタイルのアイコンとも言えて、過去に僕も山サコッシュを使っていたのですが、自分には合わず、ストラップにサブバックを取り付ける方式でやってました。

今回のバックも普通のサコッシュなら買ってなかったと思います。

 

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今回、オガワンドさんから販売されたのは、腰巻きサコッシュというスタイルです。

利点としては、バックパックのストラップに干渉しにくい。鞄の揺れが少ない(歩きにくいのと、上着に擦れて高価な透湿防水生地を痛めてしまう事がある)。体温調整のためのレイヤリングしやすい……等上げられます。

OGAWAND/utility/Wrap Sack

色はBlue Gray、Brown Amber、Green Haze、Plum、Yellow Olive、Blackの渋い色味で7色展開です。

 

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実は……2色持ってます。

Yellow OliveとPlumです。

色がとても良いです。

Plumはもっと女性に似合いそうな色味かな? と思ってたのですが、男性にも全然似合う感じですね。

 

生地はソフトシェル素材(ストレッチポリアミド)で、適度な伸縮性があります。強度も十分あり、ウルトラライトと言っても実用性十分あり、普段使いもできると思います(っというか使ってます)。

 

注意点ですが、色によって重さが違います(サイトに記載有り)。

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Yellow Oliveが実測56グラム。

 

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Plumが実測48グラムで、シビアなULハイカーならこっちですね(最軽量45グラムの色がどれかは不明です)。

 

◯ディテール

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華飾は省いてます。実用性一辺倒。これが良いんです。

 

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スナップボタンで止めますが、荷が入ってると重みのテンションで、自然と口が閉まる仕組みになってます。

 

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腰紐はナイロンテープ。当然伸縮性はありませんが、本体のソフトシェル素材が良く伸縮するので、つけ心地は良いです。

バックルは裏表付け替えることで利き手問わず、どちら側でも使用できます。

 

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余った腰布は、ゴムで留めておけます。

 

 

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キーコード付き。

山では、コンパスやライトなんかを付けたいですね。

 

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刺繍ダグ仕様。

 

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使用後と使用前はこんな感じ。使用中は気になりませんが、結構、皺のつきやすい素材です。

ソフトシェル素材なので、撥水性もあると思うので、電子機器(携帯やバッテリーなど)も安心ですね。

 

◯使用感・見た目

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山では気にならないと思いますが、中途半端にモノが入った状態は、見た目微妙です。

むしろ、ペットボトルなどを挿してパンパンに詰めると良い感じに思いました。

ペラペラの状態だと、鞄の意味がないですが(汗)、差し色になってシャレオツです。

 

 また、ストラップを伸ばして、通常のサコッシュ風にも使えます。

 

夏はTシャツ・短パン族なので、ポケットの数が足らないことが多く、普段使い(というか登山を言うほどしてないので、そっちがメインか・汗)にも重宝しそうです。

ボディが伸縮するので、想像以上にモノが入ります。沢山入れれば入れるほど、中身の保持力が上がるので、アクティブに動いても中身がガチャガチャしないのも良い点ですね。

 OGAWAND/utility/Wrap Sack

 

追記:完売品もありますが、色数がかなり増えています。お買い求めしやすい価格なので、一人で複数、または親しい人と共有するのも楽しいと思います。

サイトに重さが表示されていました。Smoke Gray(50g)、 White Moss(44g)、 Camel(44g)、Red Orange(50g)、 Indigo Blue(46g)、Pine Green(44g)、 Green Tea(47g)、丈夫なdurableバーションはForest(59g)、Ivory(59g)です。