お題「#買って良かった2020 」
新進気鋭の造形作家MiZ(水野功貴)さんが創造した、オリジナルロボットシリーズMARUTTOYS TAMOTU(タモツ)のレジンガレージキットをプラモデルキット化! ガレージキットは積んでしまう可能性が高いし、値段もお手頃なので、白と黒の2種のうち、年末年始に組み立てるつもりで白を予約購入しておきました。
マルットイズさんは、ワンフェスなどの模型イベントにも出展されており、ワンダーショウケースにも選出されております。その特徴は、ロボットはもともと空想の産物といいますか、「現実的にはありそうにない」部分が多くありますが、MiZさんのデザインには、現在存在するボストンダイナミックスのロボットや、アシモのような本当に存在するロボットの実存感が漂います。愛くるしい見た目は、今後本当に都市で稼働するロボットたちの姿を予言しているかのようです。
外箱もサラサラとした上品な感じになっており、ロボットアニメの影響の強いこれまでのロボットプラモとはちょっと毛色が異なりますね。
別会社になっちゃいますけど、マスターグレードのように、内部フレームを完全再現し外装パーツ脱着可能となっています。この仕様はガレージキット版も同じで(完全に同じではないと思いますが)、ガレージキットの場合は3Dプリントされたフレームになっているのが今っぽいですね。
見た目のキュートさに反して、内部パーツはオイルの匂いも漂ってきそうな工学的なディテール満載なので、メカ好きにもたまらないですね。
外装パーツからチラ見えする内部パーツがいい感じ。ゲート跡を軽く消す素組みで結構ちゃんと見えます。
僕はお尻のデザインが好きです。
一時間ほどで完成。
「TAMOTU」は西暦2064年、先進企業「ATARASY(アタラシー)社」がリリースした、最新型のメンテナンスロボットという設定で、物資運搬からインフラ整備・清掃など、様々な作業に対応できる高い汎用性を実現しています。
全身25ヶ所が可動するフルアクションモデル仕様。走行時の「ノーマルモード」から、歩行・作業時の「ワークモード」に変形が可能。
しっぽのようなアームはかなりの自由度があります。
また、3mm径ジョイント(穴)とオプションパーツの3mm径ジョイント(軸)を使用して、「M.S.G」「フレームアームズ」「フレームアームズ・ガール」「ヘキサギア」などのコトブキヤがプラモデルキットとパーツ共有させ、楽しむことができます。
デザインやコンセプトなど、ロボットプラモ界に新風を呼び込む名作の予感。今後の展開にも期待大ですね!
また、コトブキヤでは、塗装コンテストが開催されるそうです。3月までか……。
参考:「TAMOTU」 塗装コンテスト2021 | KOTOBUKIYA
この記事に、サークルメンバーがレジンキットの作品を展示しております。