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ケンジントン / スリムブレード-親指派も人差し指派もイケるかも? 究極のトラックボール

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ポインティングデバイスは何をお使いでしょうか。

定番のマウス? ノートPC付属のトラックパッド? 僕はトラックボール派です。

大きい・細かい操作に慣れが必要・直接手で触るので中が汚れる・ちょっと見た目が変わってるなど、とっつきにくさがあるかもしれません。

トラックボールの良さは、大きな動きが楽・手首の負担が少ない・動かす場所が不要で省スペース・見た目が独特で俺ちょっと変わってるでしょ? 感出せるなどあります。

僕は最初に買ったパソコンから、見た目に惹かれてトラックボールを愛用してきました(途中トラックパッドだけで生きてた)。

自作PCを組み立てた時も、ポインティングデバイスはトラックボールを選びました。

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6年愛用し、今でも使えるには使えるのですが、ホイールの軸がプラスチックがこすれるようなキイキイ音が鳴り出してきたので、買い換えることにしました。

ホイール鳴りは、ありがちな故障で、シリコンオイルをスプレーすることで、一時的に解消できるそうですが、自分は前々から気になっていたケンジントンのトラックボールをチョイスしました。

実は、自作PCを組み立てる時も候補でしたが、エレコムのトラックボールが新発売だったことと後述する特殊なホイール機構についての懸念、なにより価格で二の足を踏んでしまったのでした。

 

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まずは価格です。

トラックボールは、普通のオフイス用のポインティングデバイスとしては高価な部類にありますが、それでも5000円前後でだいたいのものが買えます。

しかし、ケンジントンのトラックボールは全体的に高めで、おそらくフラグシップモデルのスリムブレードトラックボールに至っては、定価が1万五千円になります。

余談ですが、半年くらい前にAmazonでセールしてて、9千円くらいでした。その時に購入しておけば……!

 

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こちら本体。

めちゃくちゃかっこいいですねー!!!!

利き腕どちらでも対応できるように、シンメトリーな作りになってます。

発売は2011年と、10年も前の製品とは思えません(もしかするとマイナーチェンジしているのかも?)。

本体外装はプラスチックですが、金属フレームでも入っているのか、かなり重たいです。

マウスのように本体を滑らせることはないため、机にがっちり張り付いてくれます。

反面、カバンに入れて自宅から出先にもっていく、という運用には向かないと思います。

 

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信頼の有線タイプ。高額商品だけあり、被膜が布です。

トラックボールは振り回すことはないので、無線の意味がないと思うのです(無線は机がすっきりだが、電池切れが面倒)。

 

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スリムブレードの名のとおり、高さが抑えられた本体。

リストレスト無しでも、手首が楽です。

 

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ボールは55ミリの大口径。

最初、グリスがべったり付いてました。完璧に拭き取りすぎると、スベリが悪いです。

トラックボールは直接手で触るので、この部分からホコリや手垢などが中に入っていきます。これは仕方がない。

定期的にボールをとりはずして、掃除する必要がありますが、以前使っていたエレコムのトラックボールは、本体下部の穴が小さく、指での脱着がしにくかった。ケンジントンは、ボールが乗っているだけ。本体を逆さに返したら、ボールが取れます。ってか、上から摘んで取れます。

めちゃくちゃ掃除が楽。反面、簡単に取れて落下、ボールを傷つけてしまった、というトラブルが起きやすいようです。個人的には、机がちゃぶ台タイプで、万年床の上でPCを使っているため、この掃除のしやすさは超嬉しい。

 

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ボールの支持球は耐摩耗性の高い人工ルビー製です。最初に購入したMicrosoftのトラックボールは、ここが金属で使ってるとすり減ってしまうのでした。

センサーは2本のレーザー式。高価ですが、光学式よりも精度・感度・解像度に勝ります。

 

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本体は4つのボタンがあります。

それぞれのボタンに任意の機能が割り当てることができます。

加えて、上と下の左右同時押しにも機能が割り当てることができますので、計6機能使うことができます。

 

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お気づきになりました? 

そうなんです。この機器、ホイールレス構造なんです。

ホイールが真っ先に痛むのなら、いっそなくせばよくね? って思って、これを思い出しました。

では、どうやってページスクロールするのか。

 

ボールをツイストします。すると上下にスクロールできるんです。

この独特の操作、自分に合うかなぁとちょっと不安でしたが、実際触ってみると、たしかに慣れが必要です。高速スクロールしていたら、カーソルが動いてウインドウ外に出てしまい、反応しなくなるとか。ボールの縁のリングのまわりを撫でるようにすると、カーソルが動かず、安定してスクロールできます。

 

ボールをツイストすると、擬似的にラッチ音が鳴ります。

なんか癖になるフィールです。

触っていて、すごく楽しいんですよ。

 

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そして、ボールの操作感です。

今まで3センチ未満の小さなボールをイジってたので、忘れていました。

重く、大きなボールをゴロゴロさせる快楽を!!!

例えるなら、ハンドスピナー的なフィジットトイの感じです。

 

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見た目はエルゴノミクスなデザインではないのですが、めちゃくちゃ手に馴染みます。

自分はずっと人差し指(と中指)でボールを操作するトラックボールを愛用していたんですが、このトラックボールは、人差し指(中指)+親指でも操作できる、まったく別系統のトラックボールです。親指派も人差し指派どちらの人も対応できる懐の広さがあります。人差し指と中指で、大胆にカーソルを動かし、親指で細かい操作を補佐する。

親指トラックボーラーは、奥側のボタンを左クリックに設定するなどすれば対応できそう。

 

僕の使い方だと、左クリック操作は、手の腹(手刀するところ)で押す感じで、ちょっとまだ慣れが必要ですが、使用頻度は高くないし、問題にしていません。スクロール速度やボタンカスタマイズで自分用に整えていくのも楽しい。

 

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もっと早く買っておけばよかったです。

あとは耐久性ですが、長期5年保証(正規品のみ)がついているので、その点も安心です。

 

 

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