パニック・プレイデートは黄色いキュートな本体に、高精細のバックライトなし(!)モノクロスクリーン、格納式のクランク付きという尖った仕様の最新の携帯ゲーム機です。
このゲーム機は、ゲーム配信方法もユニークで、毎週決まった日に2本、計24本のゲームが届く仕組みです(その他にもゲームは自由にインストールできますし、自分で開発もできます)。
シーズン1のゲーム紹介が終わり、外部サイトや公式オンラインストアのカタログで購入したタイトルを紹介していきます。
今回紹介するのは、ラファエル・カラブロさん制作の黒帯。
超々接近戦に特化した短期決戦横スクロールシューティングゲームです。
プレイアブルキャラクターは柔術家の勝男と空手家の早希の二人。
勝男は、ハンドパーツを敵やオブジェクトに接触させることでキャッチ、クランクをぐるぐる回して放り投げることができます。投げたオブジェクトは、画面端でバウントして、他の敵に接触して爆散します。連鎖させることでスコアを稼ぎます。
早希は、ボタン長押しでチャージパンチし、ランダム方向に敵が吹っ飛びます。勝男と同じく、オブジェクトはバウンドしますので、連鎖させます。
勝男のほうがテクニックを要しますので、上級者向きといえるかもしれませんが、その分スコアを稼げるように感じました。
オープニングムービー。
日本が脅威にさらされます。
立ち上がる格闘家。
カット割りは共通ですが、キャラによってちゃんとキャラ絵が差し替えられています。
ざわ… ざわ… ざわ…
ざわ… ざわ…
制作者の方、日本めっちゃ好きだろ(笑)。
いち格闘家が、どうしてこんなロボットを所有しているのか……ぶっとんだ展開。
3分間の活動限界は、エヴァンゲリオンからのオマージュでしょうか。
プレイ中の写真はなかなか撮るのが難しかったのでご容赦を。
下手くそすぎるし。
横スクロールシューティングゲームですが、敵に近接しないと攻撃できない、というアイデアは斬新に感じました。
しかし、モノクロ1ビット画面でやるのは結構難しいように思いました。
自キャラ、敵キャラ、敵の玉の見分けが結構難しかったです。
勝男のハンドパーツが小さく、目立たないため自機と背景の見分けが難しい。
掴もうとして、見当違いの部分にあり敵にそのまま接触して爆散ということが多々ありました。
リッチなグラフィックがウリでもあるタイトルですが、視認性をもっと上げるように、宇宙空間設定で背景はシンプルな黒地(あとは星くらい)で、ハンドパーツをもっと大きく表示してほしかったです。
僕は横スクロールシューティングゲームに苦手意識が強い人間なので、上手な人は参考にならないかもしれません。
Kuroobi は、カタログにて6ドルで販売中。