パニック・プレイデートは黄色いキュートな本体に、高精細のバックライトなし(!)モノクロスクリーン、格納式のクランク付きという尖った仕様の最新の携帯ゲーム機です。
このゲーム機は、ゲーム配信方法もシーズン制と呼ばれるユニークな方式で、毎週決まった日に2本届く仕組みです(その他にもゲームは自由にインストールできますし、自分で開発もできます)。
現在配信中シーズン2のタイトル紹介です。
今回紹介するのは、サブセットゲームズ開発のフルクラム・ディフェンダー。
ジャンルはフルクラム(支点・中心点)のタイトルが示すとおり、固定砲台シューティング。レベルアップ毎に2種類選択できるアップグレードを取捨選択して、群がる敵を倒して生き残っていきます。
名作ゲームである、FTL: Faster Than Light』や『Into the Breach』を開発したメーカーから登場。
このタイトルの発表の瞬間、シーズン2は買いだ! と確信しました。
中央に自機、外周部から敵が迫ってきます。
弾丸のポインターが表示されるので、クランクで標準を合わせて、十字キー下で引き金を引きます。
装弾数に限りがあり、撃ちきらない場合はチャージしてすぐ撃てますが、一度使い切ってしまうとオーバーヒートして、クールタイムを消費しないと、撃つことができなくなります。
敵の動きは結構スローなので、しっかり狙って撃っていきます。
体力(シールド)は5つありますし、時間経過で自然回復するため、3つある難易度の低い方なら、僕みたいなシューティング下手くそでも結構長く遊べます。
レベルアップでランダム2種の中から、アップグレードを選択。
こちらのアップグレードは、背中からも弾丸が出ます。
十字キーの左右に新しい武器を獲得するアップグレードもあります。
こちらは一度使用するとクールタイムが必要なマップ兵器のような強力な武器です。
一つ一つ、使い方に癖があるため、チュートリアルの武器の項目で使い方を確認しておきましょう。
シンプルな画面ながら、メインのバトルフィールド上に踊るUIがめちゃくちゃカッコいい。
開発者自身、このタイトルの開発は、ゲーム開発の癒やしであったと語ってますが(イラストレーターが仕事の絵で疲れたので、趣味の絵を描くみたいな……)、爽やかで伸びやかなBGMと、敵を撃破した時の拍手のようなSEのリズムは、とても心地よく、瞑想効果があるように感じました。熾烈を極めたストレスフルな戦いというよりは、的を効率的に処理していく作業というか、集中力を高めて、段取り良く敵のウェーブを捌けた時は、とても心地よい気持ちになれます。
配信前の期待に答えてくれた一本です。
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シーズン2のゲーム紹介