※記事中に公式サイトの画像を引用しております
今年から始めたキャンプ。登山で使っていた道具を流用していますが、一番勝手が違ったのがマットでした。山では今まで不満もなく使っていたクローズドセルマットは、ペラペラで軽量で温かいのですが、キャンプ場ではなにせ寝心地が悪い。
山で使っていた時、これほど寝づらいとは思わなかったんですが……違いは、キャンプ場の地面は締まっていて硬いこと!
クローズドセルフォームマットかエアマットか
当然、マットを新しくすることは当然考えていて、1つ目の案は、10年近く使っているクローズドセルマットをもう一度買い直し、二重で使うことです。
この案は、クローズドセルマットが安価であること耐久性の高さ、登山への流用も可能という2つのメリットがあります。
ところが、肝心の製品がパンデミックによって供給が不安定で、ぜんぜん入荷されません。
XLPEフォームという1立方センチメートルあたり0.015gというポリエチレン製素材のスリーピングマットが欲しいんですよね。
似たような素材で、EVAフォームというものもありますが、あちら入手性は高いですが、ちょっと重たいです(そのぶん傷つきにくいですが)。
エバニューのやつがそうなんですかね……。
代案としては、エアマットを使うことです。
今まで重たい・パンクのリスク・高価などの理由でエアマットは避けてきたんですが、中華製の安いやつを一回試すか、というこで先日のブラックフライデーセールで3千円くらいの安価な製品を買ってみました。
ところが、試用で膨らませた一回でパンクしてしまい、安物は駄目だな、ってなりました。
そんな訳で、ちょっとお高いエアマットを買ってみるか、というモチベーションになりました。
ULでいくか、ラグジュアリーにいくか
ここで問題になってくるのは、エアマットにおいても重量を軽くする方向でいくか、それとも多少重くても寝心地重視の方向でいくか、です。
たとえば、クライミットのイナーシャ X ライトなら、上半身のみですが約173gと超軽量。手持ちのクローズドセルマットとあわせれば、真冬も大丈夫じゃないか、と思いました。
が……売ってるところないし。
次案として、おなじくクライミットのイナーシャオゾン。これはUL登山を始めるときも候補になってて、価格で断念した装備です。約354g。これの上半身バージョン、枕なしバージョンがあれば(あったらしい)よかったんですが。
熟考していくうちに、登山でクローズドセルマットで不満なかったのなら、キャンプ場ではもっと快適性を追求していくべきではないか、と思いました。
最近、腰が痛いし。
それでたどり着いたのがクライマロフト スリーピングパッドです。これもクライミット。
クライミットの回し者か、って感じですが、サーマレストでも良いんですが、なんとなく最先端っぽく感じてるからです。
今年出たばかりのモデルということもあります(新しいもの使いたいレビュアー心理)。
エアマットとテンピュール的な低反発素材を組み合わせたエアマットで、重さは1.1キロとかなりの重量級。
価格も定価で約24000円と、正直予算オーバー。
調べていると、七割引きくらいで販売されている怪しいサイトを発見。どうやら詐欺サイトのようでした。
詐欺には引っかからなかったんですが、物欲に火がついてしまい、どうしても欲しくなってしまいました。
ネットをさまよい、セールで3割引のショップを発見。ここは以前使ったことのあるお店なので、大丈夫でしょう。……ういたお金でノースフェイスの皮手袋買ってしまいました(本末転倒)。
この価格帯のマットなら、快眠は約束されたようなものでしょう。
はー……新しい趣味を増やすとお金かかっちゃいますね(それが楽しい)。
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