革手袋はワークマンで事足りる……わかっちゃいるけど買っちった。
冬の魔物(ボーナスによる物欲開放)との戦いに負けて、完全なる衝動買い。
あのノースフェイスが、今期より「Fieludens(フェルデンス=Field:野外+Ludens :遊ぶ人の意味をかけ合わせた造語)」というシリーズでキャンプ用ギアを展開中で、その中のFieludens Firefly Gloveを購入してみました。
現在、セールでちょっぴり安くなっていますが、ほぼ一万円の革手袋です。ワークマンでは革手袋なんて千円以下で買えるんですよね? ブランド料か? なにが違うん? ってなりますよね。もちろん。
まず、これは言わねばなりません。
とりあえずカッコいいだろ!!!!!
とにかくビジュアルが好みでした。
Fieludensのラインは、このイングリッシュグリーン という渋いグリーンをテーマカラーにしているようです……と他のアイテム買うつもりは無いっすよ(フリではない!)。
また、指先のこのディテール。とうぜん、これなんだよ、ってなります。
この部分、中にあのエアロゲル(エアロジェルとも)が入ってます。
構成要素の95%が空気で、その見た目から「凍った煙」、「固体の煙」と呼ばれるアレです。
断熱性能も非常に高いです。
今回購入したのは、エアロゲルを使用していることから。
僕の中の赤木リツコ博士が「エアロゲル……まさかすでに実用化していたの」 と戦慄していたので。これはしょうがないね。
今回改めて調べると、エアロゲルそのものは、ほぼ100年前からあったみたいです。ナンテコッタ。すげー最近の技術だと思ってたワ。
現に、いろいろ付いてる紙タグには、エアロゲルのことがまったく触れられていません(笑)。
構成素材は、天然皮革(やぎ革)、Fire Resistant Ripstop Cloth(アクリル55%、綿45%)、アラミド、PLIMALOFT GOLD Insulation AEROGELとなっており、黒いところが山羊革で、グリーンのところが耐火加工したリップストップクロス、指先の部分がエアロゲルが封入された4層のプリマロフト生地という凝った作りです。
Lサイズで重さ154グラムでした。全体が皮出てきてる手袋よりは軽いかな。
まだ馴染んでないので、指が動かしにくいですね。特に小指が突っ張る感じ。
手首が絞れていないのがカッコいい。アウターの袖を突っ込めて、火の粉を防げますし。
指先のエアロゲル部分は、かなり厚みがあるため、指先の関節は動かないと思ったほうが良いですね。
手のひら部分はスウェード地になっていて、物を掴んだとき滑りにくいようになっています。
手首のところにループあり。かばんやキャンプベストなどに吊るしたい!
ナイフを握ったところ。問題なくちゃんと握れます。
皮が突っ張って関節の骨ばったところが浮き出るの萌えるよな~(理解できる方、求む)!!!
ながーく使って味を出していくぞ!!
ミトンタイプもあり。こっちもかわいいなー!