今月は、ブログをPro化して画像がほぼ無制限ってくらいアップできるのと、おもちゃの到着ラッシュが被って、あまりアウトドアの記事を書いておりません。
今回は、最近買ったブッシュクラフト用のナイフが錆びてきたので、研ぎます。炭素鋼のナイフなので、使ってないと錆びてしまいます。食用包装用ラップを巻いたりすると、錆びにくくなるみたいですが、記事にできると思い、あえて錆びさせました。
◯ナイフについての参考記事
ウルトラライトハイキング+ブッシュクラフトってアリかも - smogbom
ブッシュクラフトナイフ ツンドラ ウィトラー - smogbom
現状こんな感じです。
一週間くらいでポツポツとサビが浮いてきて、梅雨入りに関係しているのか、ココ数日ですっかり錆びました。
ステンレス鋼のナイフだと、サビは抑えれるのですが、一度ナマクラになると、研ぐのが素人では難しいみたいです。まあ、こういう道具の手入れも楽しいと思うのが道楽ってもんです。革靴履かずにカビの塊にした僕が言うのもなんですが。
◯砥石
サビは紙ヤスリで取るのも粗方とっておくのもアリみたいですが、今回は砥石で取ります。砥石は自宅で包丁を研ぐために使っている謎の砥石。多分、爺さんの代から使っていると思います。包丁はコレ一本で仕上げているのですが、番手的には1000番〜2000番くらいでしょうか。中砥石と呼ばれるカテゴリーですね。仕上げ研磨無しでどれ位切れるのかわかりませんが、やってみます。
◯準備
まず、砥石を30分位水に沈めておきます。
水に沈める理由は、石が水をよく吸うので、刃を研ぐ時に滑らないからのようです。
◯研ぎ
ナイフの中でも、プーッコはゼログラインド(直角な刃……説明難しいので、グラインドについては前回参照)ですので、刃部分に手を押し当てて、クッと持ち上がった状態で研いで行きます。
素人なら、刃に指を2本おいて、その真下の刃を削るイメージで、上の写真の面を削るなら、上方向に行くときにだけ力を入れます。
詳しい方法はユーチューブなどの動画を参考にすると間違いないと思います。だって、僕も初めてですもの。
炭素鋼といっても、勝手がわからず、30分位研磨しました。徐々に工場出荷のヘアライン状の研磨跡が薄くなります。ああ、自分で研いだな、ってわかるナイフになっていきます。
◯研磨終わり
こんな感じです。まだ切っ先に少しサビが残っていますが、この後もう少し研いでマシになっています。
◯試しフェザースティック
いっしょにいた友人にモデルとしてやってもらいましたが、はじめてなのに、僕より全然上手に作りました。恐ろしい子……! 悔しい、嫉妬しちゃう。
個人的にも、あまり切れるという感じではないので、道具って使い手次第だなぁ、と思いました。
と、そこへ丁度、弟が帰ってきました。なんで丁度かというと、僕の弟は、元大工なんです。才能と稼ぎに限界を感じて5年ほどで辞めてしまったんですがね。
◯元大工による、初めてのナイフ研磨の短評
下手すぎる。
そもそも刃の部分が削れていない。研ぎ直すのにも手が掛かりそう。
……ということでした。
この記事を書いてたら、それならイッチョ、弟に研いでもらおうと思いました。
なので、次回も続きます。