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ウルトラライトハイキング+ブッシュクラフトってアリかも

ブログで、アウトドア道具のレビューを見たり、山行のレポートを読むのも好きなんですが、同じようにユーチューブで見るのも好きです。

で、アルコールストーブの作り方や海外ガレージメーカーのチャンネルを登録しているんですが、オススメ機能で出てきた動画で、とても気になる動画が出てきたので、早速、影響を受けています。

ブッシュクラフトというアウトドアのジャンル? なのですが、そのハウツー動画で、フィンランドにお住まいのブロガーさんの動画です。

Bush n' Blade (ブッシュクラフトと刃物鍛冶)


裏庭ブッシュクラフト - #01 ブッシュクラフトって何? - YouTube

 

僕は、軽い道具でハイキングを楽しむウルトラライトハイキングの思想に傾倒しているんですが、ブッシュクラフトって結構、相性いいのではないかと思うんです。

動画の中でも紹介されていますが、ブッシュクラフトの導師(グル)の言葉が、”知識が増えれば、装備は減る”ですもの。

 

◯ブッシュクラフトってなに?ーウルトラライトハイキングとの比較

ブッシュクラフトのキモは、その名にある通り、”クラフト”にあると思います。一本のナイフで燃料(薪割り、火口作り)、道具作り(ペグ、食器、テントポール等)、調理を賄います。これって、ULハイキングの道具の併用・・・・ULマジックとかULトリックに通じるものがありますよね。

 

相似点があるのに、あんまり併用して使われていないのは(僕のアンテナ感度が悪いだけで、結構、実践されているのかもしれませんが)、ウルトラライトハイキングという方法論は、アメリカの長距離トレイルから考えられたものだからだと思いました。

長距離トレッキングでは、時に数ヶ月も掛かるので、冬の訪れが来る前に、早く踏破してしまわなければならない。なので、ウルトラライトハイキングでは、キャンプ中にナイフで薪割りしたり、ペグを作ったりすることは、なかなかできず、燃料は固形燃料やガス、アルコールを使い、軽量なハイテク素材の道具を買って持ち歩く方がメインとなってきます。

 

アメリカのロングトレイルでの事情はそうでも、日本での一泊から数日のトレッキングには、ブッシュクラフトは結構有効なんじゃないでしょうか。

僕は、山登りをするのも好きですが、キャンプ地でのんびり過ごすのも好きなんです。キャンプ地での過ごし方に携帯ゲーム機や本やスマートフォンを持ち込んで過ごしていますが、その重さのぶんのナイフを持ち込んで、細工物を作る方が、よりアウトドアらしいじゃないですか。

 

◯で、ナイフが一本欲しくなった

ここ一週間悩んでいます。

ブッシュクラフトに良く使われるナイフとしては、折りたたみナイフでもやれない事はないみたいですが、本格的なシースナイフ(鞘付きナイフ)が欲しい。

ミーハーな僕は、最初はダマスカス鋼の和式ナイフを探していたんですが、調べているうちに、現在のダマスカス鋼のマーブル模様って、薬品で処理されているらしくて、研ぐと消えてしまうみたいなんですよね。また、大昔のダマスカス鋼には、カーボンナノチューブ構造という何だかわからないけれど、そそられる凄い構造があるらしいのですが、現在ではロストテクノロジーになってしまって、美術的な外観だけみたいです。

 

それで、最初に紹介した動画に影響されて、フィンランドの伝統的なナイフであるプーッコにしようと思ったんですが、ネット通販できるお店がヒットしない、しない。

最終的に、アウトドア雑貨の森林道楽さんと言うネットショップがヒットしました。

現在、3つの候補に絞りました。

全て同じケラムというフィンランドのナイフメーカーの製品で、それぞれ製品ラインが違います。

Kellam Knives Worldwide, Inc. - Finnish Puukko Knives and Products

 

◆候補1:ウルヴァリン プロ

公式サイトを翻訳してみると、ケラムの中で一番新しい製品ラインのようです。

プロとありますが、プロユースという訳ではなく、通常のウルヴァリンのショートモデルのようです。より軽いモノがいいですから。刃材は、炭素鋼で、STPという特殊な熱処理が施され、峰が固く刃は柔らかくなっています。そのため、炭素鋼ながら、研ぎがちょっと初心者には難しいようです。ココがちょっと悩むところ。

【4/4訂正】峰の方が柔らかく、刃が固くなっているみたいです。また、研ぎにくいと言う記述は、改めて調べてみても出てきませんでした。どうやらステンレス鋼と勘違いしていたみたいです。不確かな情報を載せてしまいました。

通常の炭素鋼のモデルの在庫があれば良かったのですが。

 

◆候補2:ツンドラ プーッコW&Lシース

柄がトナカイの骨と樺の木、鞘がレザーと樺の木でできた、ちょっとラグジュアリーなモデルです。なので、3つの候補の中では一番値段が高いです。カッコイイのですが、その装飾性を良しとするのか、重さはどうなるのか。

プーッコは、突きの動きを重要視していないので、鍔や、フィンガーガードが無いので、ナイフ初心者には、ツルリと滑らせた時、ちょっと怖い。こちらのモデルは、指を引っ掛ける窪みが柄に彫ってあるので、少し安心かと。

 

◆候補3:フォージド プーッコ

候補の中では一番小さなモデル(微々たる差ですが)。こちらの製品ラインは手鍛造の刃が用いられていて、槌の跡が材に残っていて、荒々しい表情が魅力的です。

 

ネット通販なので、持った感じがわからず、あれこれ思案して時間ばかりが過ぎています。増税前には注文したいので、明日までには決めたいと思います・・・・。