ノルウェーのガレージメーカー(……と言っても製造は中国の工場に委託しているので、新興メーカーって感じ)アモック・イクイップメントのハンモックを購入して、裏山で森林浴してきました。
前置き(散財の言い訳)
このメーカーでは、ドラムルハンモックという、吊り綱に対して直角に寝る独特スタイルの製品が特に有名です。こちらもかなり気になる製品なんですが、日本代理店の販売が終了しているのと、ハンモック本体、エアマット、タープがそれぞれ別売りで、良いお値段するし、重量もあるので、僕の懐具合とスタイルにはちょっと合いません。
僕が購入したのは、クラシカルな一枚布のセグル XLというハンモック。XLというだけあり、縦305センチx幅190センチとかなり大きなハンモックです。よくあるハンモックのサイズ感は260×130㎝くらい。
小さいタイプのほうが軽いんですが、足がはみ出るし、斜めに寝れないので、腰が曲がってしまいます。休憩用には良いんですが。
僕は、蚊帳付きのヘネシーハンモックというハンモックを所持しているのですが、設営が大変なので、さっと昼寝ができそうなハンモックが欲しかったのです。
また、日本代理店の販売が在庫限りらしく、セールしていたってこともあり……。ノルウェー本国サイトから購入すると、そもそも為替の関係で10ドル以上値上がりしてる上に、さらに送料でしょ? 実質半額以下かな? お買い得でしかない。
参照-https://www.pharus.net/amokequipment/segl-xl-hammock
前置きはここまで。
本題
収納袋に入れた状態のサイズは、公式サイトには15 cm x 10 cmとありますが、ひとまわり大きいです。本体カラーは、赤、緑、青があり、僕は涼しげな青を選択しました。
本体に圧縮できるコードが付いています。
これで少しサイズを小さくすることができます。
ノルウェーの国旗ダグ。
セグルとは、ノルウェー語のセイル、つまり船の帆のことらしいです。ノルウェーだから、ヴァイキング船の帆だ!
重さは、公称655グラムのところ、648グラムでした。
袋から、吊り綱を取り出します。いかにも丈夫そうなベルトが二本入っています。使い方と注意事項が縫い付けられています。
適当な間隔にあいた木の目線の位置にベルトを巻きつけます。木の幹の太さは、細い木でも太い木でも巻くことができます。かなり許容範囲が広いです。ヘネシーハンモックは、細い木にしか巻くことができないのが欠点の一つなんですよね。
二本めは、細い幹に巻きつけました。
本体の金具と、ベルトの金具を引っ掛けます。
この向きにはめます。超簡単。でも、どうせなら、シンメトリーのカタチにすればいいのにな、って思いました。理由があってこのカタチなのかもしれませんけど、マンホール蓋の法則で考えれば、四角形(ひし形)でも金具に入るはず。
追記:よくよく考えると、逆側だと、荷重かけるとツリーストラップが伸びてしまう……、よく考えられた作りだなぁ(バカでした)。
ベルトが接続できました。テンションをかけます。
幹に巻いていない方のベルトを引くだけです。
だいたいベルトの傾きが30度の角度にするのがベストらしいです。
こんな感じかな?
収納袋は、本体に縫い付けられてあるので、紛失の心配もないし、ドリンクやスマホなどを入れるポケットにすることができます。
まず腰掛けてみましょう。
布地は、ヘネシーハンモックに比べると薄く、伸縮性があり、縮れ感のある素材で、非常に質感と手触りが良いです。また色味も良いです。
布幅があるので、足を投げ出した状態で座ると、テンションで背もたれが上がり、オフィスチェアに腰掛けた感じ。あぐらをかくと、カウチソファのようにゆったりとしたポジションになります。
寝転がってみます。
こ、これは寝れる……。
ゆったりとした幅なので、斜めに寝るとフラットになり、背骨が曲がりません。
薄い生地なので、風が吹くと背中が寒いので、温かい季節用ですね。
布の余った部分で、庇も作れます。
いやー、最高の気分。
夜勤明けの休み、次の日が日勤の時なんかに、仮眠用に使おうと思っています。