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AOクーラーズ 6パック キャンバスソフトクーラー/最強のソフトクーラーボックス

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キャンプ趣味を始めたので、気になっていたクーラーボックスを購入しました。

クーラーボックスには、おおきくハードタイプとソフトタイプがあります。

どちらにもメリットとデメリットがありますが、ハードタイプは重い・嵩張る・高価な反面、温度維持能力が高いことや防水性、強度が高いことが利点です。対して、ソフトタイプは、軽くて、小さくできて、比較的安価ですが、ハードタイプに比べると一般に温度維持能力が低いことが弱点となります。

今回、僕が購入した「AOクーラーズ 6パック キャンバス ソフトクーラー」はソフトタイプですが、ハードタイプに劣らない温度維持能力を持つ一品となります。

そのぶん、値段は結構します……。ソロで十分な容量で、UL装備で荷物を切り詰めれば、ギリギリ山にも持って行けそうな感じと思い、勢いで購入を決めました。

 AOクーラーズ とは(日本輸入代理店サイトより)

1990年に『American Outdoors Coolers』という名称にてアメリカで販売をスタートさせました。
販売当初は食肉産業や水産業などの業界向けクーラーとして販売を開始。
その優れた性能がアウトドアユーザーに受け入れられ、
世界規模のクーラーメーカーへと成長し、今もなお進化を続けています。

 

■特徴
①最強の保冷力
②軽量
③結露しない構造
④縫い目のないインナー構造
⑤環境に優しく、お手入れも簡単なTPUライナー

 

■断熱保冷を極めた5層構造
第1層:耐久性に優れた生地
第2層:軽量。防湿のためのポリエチレンフィルム製
第3層:厚み19mmの高密度ポリウレタンフォーム
第4層:ポリエステルの紡糸シート
第5層:高品質ビニールライナー

引用-AO Coolers|BIGWING - ビッグウイング

 

プロユース向けのノウハウをコンシューマ製品に転化し、確かな性能で評価されているようです。

僕が購入したキャンバス地のタイプは、AOクーラーズ で定番かつ安価なタイプ。

サイズは6パック、12パック、18パック、24パック、36パック、48パックとあり、数字は350ミリリットル缶が入る数を基準としています。350ミリリットル缶を規定数入れてパンパンにならず、多少ゆとりがあり、その分保冷用の氷が入ります。

僕が購入した一番小さな6パックは、350ミリリットル缶と0.9キログラムの氷が入る5リットルサイズとなっています。

今日び、適当な保冷バックなら100円均一でも購入できますが、AOクーラーズで一番安い6パック キャンバス ソフトクーラーでも約8000円するので、これで性能低かったらガチで泣きます。そんな訳で、恐る恐るレビューしてみます。

 

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先日やってたタイムセールで購入。特に安くなっていた訳ではなかったんですが、ポイントアップの兼ね合いもあり……これが僕に銭失いの才能のある所。

 

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立派なストラップが付いていますが、僕の使い方では不要なので、外します。

 

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保冷力があるぶん、素材の厚みがあり、容量のわりには嵩張ります。それほど潰れないので、ソフトタイプとハードタイプの中間という感じ。

重さは、ストラップなしで実測で547グラムでした。仕様にある680グラムより軽量で嬉しい誤算。ハードタイプと比べると軽いですが、それでも40リットル級のULザックと同等程度には重いです。カーキャンプだったらどうってことない重さですが、山や自転車で担いで持っていくには、6パックがギリギリ持ってけるサイズかな。

 

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ロゴは、いかにもアメリカ~ンなゆるい感じなんですが、一周まわってなんかかっこいいと思ってます。

一応正規品みたいで、5年の保証あり。ライナーの破れや、中のウレタン素材のヘタリとかもあるでしょうし、5年保証は結構長期で安心ですね。

 

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サイドをバックルで止めることで真四角の形になります。

 

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バックルを外すことでトートバック型にできます。

サイドの縫い目の合わせ目のズレや、中身の赤い糸がちょろりと出ていたり、検品と作りについて、最高級ソフトクーラーボックスと謳うに割には……こういうステレオタイプなメイドインアメリカンなアバウトなところが気になるなぁ。

 

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サイドバックルを外して、トートバッグ形態にすると、容量がすこし増えます。

 

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ファスナー部分から冷気が漏れそうな感じの作りなので、一枚プチプチシートや銀シートでも被せるとよいかもしれません。

 

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中のライナーは、ウォーターベットにも使われる素材で、一枚布で作られているみたいです。もとから袋の形になっているのではなく、一部圧着されて底になってるみたい。

 

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ライナーだけを、さっとめくり出して、お掃除したり乾燥させたりすることができます。

厚めのキッチンゴム手袋みたいな感触です。

 

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僕は飲んべぇではないため、350ミリリットル缶というのはあまり使用しません。容量が500ミリペットボトルなら、どうなるのか気になりました。

試してみると、底に横に2本入ります。縦向きは入らないです。

 

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サイドのバックルを閉めない状態で、500ミリリットルペットボトル4本と900グラムの氷がギリギリ入る感じです。

ソフトタイプのメリットとして、袋の形が変形して、多少は大きいものでも無理に入れることができることです。ハードタイプは厳密に中に入る寸法がキマって来る。

でも、実際は、こんな使い方はしないかなぁ。飲料水はいれず、食材と氷だけ入れる感じかな。それだと6パックで一泊程度のソロなら十分だと思います。

二人だったら12パック、家族やグループだったらそれ以上って感じかな。

 

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今回はテストでガリガリ君を車の中に3時間放置してみました。車の温度計は27〜28℃でした。

 

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結果は、柔らかくなっていますが、崩れていない状態でした。

朝購入したアイスを山の上で食べる、というのはギリギリイケるかな? ドライアイスなど用意すればより大丈夫かも。

 

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ハンモックを張ってアイスを食べました。うまい!

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約6時間後の氷をみると、半分以上が氷として残っていました。

この調子だと12時間程度は冷たさを保てそうです。一日のキャンプだったら十分な能力ではないでしょうか。

 

AOクーラーズ 6パック キャンバス ソフトクーラー、ちょっと値は張りますが、丈夫そうだし、保冷力は高いと思いました。プチプチなどの保冷シートを仕込めば、より保冷力を高められそうです。長くアウトドア趣味の相棒としていきたいです。

 

ソロ向け

 

2人、ソロ長期向け

 

家族、グループ向け

 

 

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