ついに始動、すもキャン◇!!!
流行りに乗ってく!
ゆるキャン△成分は、志摩リンの使ってる椅子と同じメーカーの別モデルの椅子を使ってるくらい!
ちなみにアニメはシーズン1だけ見てるぞ!
◇はタープを意味している!
今回は、ミシンを使わずに、たった一時間でタープを自作する!
作る動機
キャンプ場でソロキャンしたんですけど、芝生に張れるシェルターは、張り方のバリエーションのないタープしかありません。ハイシーズンになって、ちょっと人の目が気になるかなぁと思い、フルクローズできるテントを買うかぁ……と物色していたんですが、買うならキューベンファイバーを使ったテントがいい……しかし高価……!!! 納期が遅い……!!!
どうする……。
そういえば、昔買って、そのままになっているタイベックが大量にある! あれを使おう!
タイベックについて
メインとなるファブリックはタイベック。
もともと建築用や医療用に使われる素材で、耐水性と透湿性を併せ持つ不織布です。それなりに軽く、丈夫な素材です。
数年前に、MYOG(自分の道具を自分で作り、改良するというウルトラライトハイキングの文化)用にアウトドアマテリアルマーケットで購入しました。
現在は、例のウイルスのせいで、医療機関優先になってて、ここでは買えませんけど、おそらく同じものがアマゾンで買えます。自分が買ったときは、3メートル×1メートルが1000円くらいだったと思うのですが、ちょっと高くなってますね。
こんな大判のタイベックが気軽に買えるなんていい時代になりましたね!
タイベックを選んだ理由としては、値段の安さ、強度、透湿性を持つため結露しにくいことにくわえ、3メートルという大きさを縫い合わせることなく、一枚布として用意できる点を評価しました。また、コーティングなどがされていない素材なので、折りたたむ前に乾かす手間がいりませんし、雑に使っても耐用年数が高いだろうと考えました。
さて、ミシンを使わないで、どう作るか。
当初は、裁ほう上手による接着という方法を使おうと思っていましたが、テストすると、タイベックって製造方法的に、接着と相性悪いようなのです。
図で作りを解説すると、上が布で、下がタイベック。
布は、繊維が交互に編まれて、表面と裏面に繊維が絡み合い、強度が出ます。
タイベックは、繊維を高圧でプレスして作っているため、パイ生地のように積み重なった構造。そのため、接着剤を塗ると、塗った面だけ剥がれていきます。
悩んだ結果、ダクトテープとはハトメで作ることにしました。
材料と道具
材料と新たに購入した道具
タイベック(3メートル×3メートル)……約3000円(買った当時の価格)
ダクトテープ……約400円
ハトメとハンドプレス機(5ミリ経)……約500円
皮ポンチ(5ミリ経)……約500円
道具
コンベックス(巻き尺・メジャー)
ハサミ
かなずち(皮ポンチを叩く用)
板(皮ポンチを叩く用)
材料費は、道具を抜けば5000円くらいです。
設計図
赤の点……ハトメを打つところ。
ちなみに位置は、DDタープを参考にしています。
真ん中のポイントは、もし必要があれば、あとから打とうと思います。
正直、自作するよりDDタープを購入したほうが安上がりで、確実に性能が良いものが買えます。今回、僕が自作したのは、材料を死蔵していたのと、以前、ヒロシフォロワーと思われたくない! とタンカを切ってしまったからです。
その記事は、阿諏訪さんから「イイネ」してもらったけど、エゴサしただけで、内容を読んでまでいないよね……読まれてたら気まずいなぁ。
作業開始
材料を計ります。5メートル購入していたので、切り分けます。
幅もぴったり3メートルではなく、298センチみたいな感じだったので、切り分けもアバウト。折り目ひとつ50センチとして、3メートル目のところで切りました。
シャーっと切れるんですが、これを手で裂こうとしても、かなり大変なのがタイベックの特性です。
普通、布の端面は、三つ折りにして縫うのですが、そのままでもほつれないので、切ったままです。
ダクトテープを適当に切り分けます。この適当感がいい感じになってくれると……思う。
ちょっとぐらいズレてもいい。
下穴をあけます。きれいな穴のほうが強度でますから。
向きを気をつけて、ハトメをつけます。
写真は逆でした。
はい、きれいに付けれました。多分タイベックだけより強度が出るはず。
まずは角の4箇所ができました。
布を折り目印にして。
ダクトテープを貼って。
印付けて。
こんな感じで、設計図のとおり、16箇所にハトメを付けました。
重量計測
ぴったり450グラムでした!
DDタープの3×3が790グラムで勝利、スーパーライトが460グラムなので、こっちといい勝負といった感じでしょうか。スーパーライト、アマゾンの並行輸入品で1万五千円くらいするので、コスパじゃ大勝利! 性能は……どうだろ。
次回は、実際使ってみる
試し張りしたかったんですが、ちょっと時間がとれず、いきなり実地で張ってみようと思っています。使い物にならなかったときのため、一応ちゃんとしたタープも持っていきます。