皆様はご飯がないと生きていけない、ってほど、ご飯が好きでしょうか。
だったら、この記事はあまり参考にならないでしょう。
でも、登山やキャンプの間くらい、ご飯を我慢できるなら、わざわざご飯を炊飯しなくてもいいんじゃないでしょうか。
アウトドアの主食を、朝出発前に街のパン屋で買ったパンや、自宅で焼いたパンにするんです。
そうすると、たくさんのメリットがあります。
軽い
米とパンでは、パンのほうが軽い……かどうかは定かではありませんが、炊飯用の道具を考えると、パンのほうが軽量でしょう。
炊飯に適したアルミのクッカー、水、ストーブ、燃料など、食べられる状態にするのに道具がかさみます。
道具が不要ということは、安上がりということでもあります。そのぶん、ちょっと良いパン屋でパンを買うのも乙です。
すぐ食べれる
パンは、調理をせずに食べれます。
僕は、山で一泊するときは、大きなフランスパンをザックの横に刺して持っていくんですが、小腹がすいたら、行動食替わりにすぐに食べれますし、キャンプ中、調理に少々手間取り、お腹がペコペコなときも、千切って食べれば食事が完成するまで飢えを凌ぐことができます。
朝などは、お湯を沸かしてコーヒーかスープを作るだけで良いので、素早く食事できるので、良いです。
単体で食べれる(僕の場合)
僕はオカズがないとご飯が食べれない人間なので、ご飯だけ炊きあがっていても、食べれないんですよ。これがパンだったら、それだけでいいし、オリーブオイルと塩を付けるってもの良い。朝はパンとコーヒー、パンとスープ。これでいい。
残せる
冷ごはんも美味しく食べれる、って人は別ですが、パンは半分残して明日の朝に食べることもできるし、配分ミスって家に持ち帰っても美味しく食べることが出来ます。
また、真夏の場合、腐りにくいのはパンのほうのはず。
汚さない・クッカーを掃除できる
ご飯のデンプン汚れってなかなか綺麗にできないですよね。
パンはもちろん汚さないし、なんなら、スープを作ったクッカーに千切ったパンを滑らせ食べて、ある程度綺麗にしてから、ティッシュなどで汚れを無駄なく綺麗に落とすことができます。
炊飯を失敗しない!
個人的には、これが最大のメリットです。
炊き加減をミスったご飯は、好き嫌いの少ない僕にとって、最大の嫌いな食べ物なんです。
せっかくのアウトドア、そんなリスクを負いたくありません。
パンなら、お店選びをミスらなければ、買った瞬間、美味しさは保証されています。
美味しいご飯は、家で食べましょうよ。