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製品発表まで待てない! Nothing Ear(1)の現在わかってること・考察

f:id:smoglog:20210622173647p:plain※今回の記事では、公式サイトの画像を引用しております。

中国OnePlus共同創業者であるCarl Pei(カール・ペイ)氏が独立後、イギリスで新たに立ち上げた新興企業Nothing(なにもない・なんでもない)に注目しています。

 

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今月27日に発表予定の、同社最初のプロダクトとなる独立ワイヤレスイヤホンEar(1)について、メディアインタビューからたくさんの新情報がポロリされています。ペイさん、サービス精神豊富ですね。

参照-OnePlus創業者のNothing初完全ワイヤレスイヤフォン「Ear(1)」はノイキャン搭載で約1万900円 | TechCrunch Japan

 

 

 

アクティブノイズキャンセルを搭載

アクティブノイズキャンセル(ANC)自体は、新しい機能ではありません。外部マイクから周囲の音を取り込み、逆位相の音を鳴らすことによって、雑音を打ち消すという技術です。相対的に再生音量を下げることができるため、難聴予防にもなると言われています。

もうすでにエポックなテクノロジーというよりは、高価格帯製品なら搭載していて当たり前、というものになりつつあります。

ただし、そのアクティブノイズキャンセル性能についてはメーカーによって千差万別で、評判が良いのはApple、SONY、BOSEの三社です。

 

Ear(1)では、外部に3つのマイクを配置しています(AirPods Proは2つ)。

おそらく外部音とりこみ機能もあると思います。

 

ANCがあることがわかった時点で、ひとつ製品仕様がわかりました。

おそらくEar(1)は、カナル型になると思います。

耳栓のように耳の穴を密閉する方式です。

個人的には、耳の形がスタンダードAirPodsに選ばれなかった男なので、インイヤー型じゃないのは嬉しい点です。

しかし、個人的予想は、超指向性スピーカーによるオープン型じゃないか、と思っていたので、予想が外れました。

 

Apple AirPods Pro

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価格は99ドル

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なんと価格は99米ドル、99ユーロ、99ポンドを予定しているそうです。

製品デザインはトップシークレットですが、先行で公開されたコンセプトデザインからみるに、少しプレミアムな価格帯なのかな、と思っていました。

驚きなのは、アクティブノイズキャンセル有りで、この価格帯の製品が珍しいということです。AirPods Proの価格帯の製品は、Ear(1)発売後は、価格が下がるかもしれませんね。

 

音質やANCの効き具合は、値段相応なのかもしれませんが、デザイン性・ブランドイメージが良いので、僕みたいな微妙な耳の持ち主にはちょうど良いかもしれません。

 

もともとOnePlusは、スマホ界の無印良品を目指すというコンセプトだったらしく、Nothingも同じようなスタイルで展開するのかもしれませんね。

 

2万~3万円代のプレミアム価格帯と同じ機能を持ちつつ、低・中価格帯という立ち位置は、言われてみれば、激戦状態の独立ワイヤレスイヤホンの中でもブルーオーシャンかもしれません。

 

 

 

初期のターゲットは英国、インド、ヨーロッパおよび北米

価格を抑えることができたのは、コストを下げるために直販を採用せず、小売店販売オンリーにしたことです。素人考えでは、粗利の高い直販をしたほうが良さそうですが、専用の部門を立ち上げることとか考えると、販売を任せたほうが全体のコストが下がるということでしょうか。

 

初期のターゲットは英国、インド、ヨーロッパおよび北米で、日本、韓国などがそれに続くとしています。

日本での販売開始が僕は待てないので、海外通販に挑戦してみようと思っています。

 

ちょっと気になるのは、ターゲットに中国が含まれていないことですね。

中国出身の創業者なのに。会社の本拠地がロンドンであることからも、中国と距離を置きたいという意志があるのかもしれません。

 

 

ブランド名の候補にEssentialがあった

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事業撤退したアンディ・ルーピン氏のEssentialの知財を取得したNothingですが、Essentialはメーカー名候補としてあったそうです。

やはり、ブランドコンセプトにも通じるところがあったということですね。

Ear(1)にはEssentialの特許技術は採用されていないそうです。

Essentialのブランド名でなにかをするということは予定されていないようです。

 

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本体は透明、ケースが結構大きい?

 
 
 
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インスタグラムの動画・画像からデザインを予想すると、本体、ケース共に透明な本体になっています。

本体を透明にすることで、本来見せてはいけない部分の処理が大変になり、コストが増大してしまったそうです。

 

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本体デザインを予想すると、ケースは平たい形で、透明性を活かすために余白が生かされたデザインではないでしょうか。

 

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このシルエットがイヤホン本体だとすると、いわゆる「うどん」の部分が長めに感じます。

 

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既存のワイヤレスイヤホンのケースのスタイルからすると、大ぶりなケースに思いますが、薄型デザインにすることで、ポケットに入れたときの収まりが良さそうではあります。

 

透明性を生かしたデザインは、初代iMacから、ゲーム筐体など一時期一世を風靡しました。

Power MacG4Cubeとか好きだったなぁ。

どうして無くなってしまったのかわかりませんが、懐かしいような、新鮮なような気持ちになりますね。

 

Ear(1)以外にも、あと2つ製品を準備している

Ear(1)は現在同社が準備している3つの製品群の1番目としています。

Nothingは、スマートホーム機器かつ、当初はディスプレイのないものとしているので、予想としては、音声アシスタント機能のあるスピーカーが可能性としては高そうです。

 

製品発表は英国時間の27日14時から

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日本とは時差が9時間あります。

オンライン上で動画が公開予定のようです。

発表前に驚きの価格が公開されてしまったので、やはり注目はデザインです。

超楽しみ。

参照-Nothing

 

 

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