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今、注目の新興企業の製品は夏までNothing(追記あり)

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※この記事では、公式サイトの画像の引用、文章を機械翻訳したものを掲載しております。

今週のお題「100万円あったら」

中国OnePlus共同創業者であるCarl Pei(カール・ペイ)氏が独立後、イギリスで新たに立ち上げた新興企業Nothing(なにもない・なんでもない)に注目しています。

同社にはAlphabet(グーグルの親会社)の投資部門、YouTuberのケイシー・ナイスタット氏、iPodの発明者であるトニー・ファデル氏、米Twitchの共同創業者ケビン・リン氏、米Redditのスティーブ・ハフマン氏など錚々たる投資会社、著名人により、現状製品がなにもないにも関わらず、総額24億円を超える出資を受けています。

最初のプロダクトは夏にワイヤレスイヤホンを販売する計画。どうしてその製品カテゴリなのか、というと、音楽が好きだからだそうです。

その後、様々な製品カテゴリに参画する予定とありますが、今の所明かされているのは、スマートホーム機器を開発する計画があるそうです。

注目ポイントがいくつかあります。

 

アンディ・ルービンの「Essential」ロゴを含む知財を買収済み

エッセンシャルというと、AndroidOSを作ったアンドロイドの父アンディ・ルービン氏がグーグルを退社した後に立ち上げたスタートアップ企業です。

グーグル時代のスキャンダルと莫大な退職金問題などもあり、製品やコンセプトは光るものがあったものの、事業閉鎖に追い込まれてしまいました。

 

smoglog.hatenablog.com

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音声入力を中心とした、新しいスマートフォンGEMも市場に出ないまま、開発中止となってしまいました。

 

今の所、NothingがGEMの開発を引き継ぐのかは不明ですが、元OnePlusのトップですから、スマホ事業に参画するのは、自然な流れのように思います。

ただ、Nothingはディスプレイのないものを作ると言っているので、スマホの登場は結構後になるんじゃないでしょうか。

Essential=必要不可欠とNothing=なにもない。両者の企業理念は、親しいように感じます。

 

私たちについて

私たちは、ロンドンを拠点とする新しいコンシューマーテック企業です。私たちの生活を邪魔することなく向上させる、直感的でスマートな技術をデザインすることで、人とテクノロジーの間の障壁を取り除くことを使命としています。芸術性、情熱、信頼を取り戻すことで、私たちの技術は、人々が家電製品だけでなく、人生においても新たな有意義な体験をする手助けをします。

 

何かを作るのは簡単です。

その前のものと同じであれば、さらに簡単だ。その前のものも、その前のものも。しかし、すべての良いものがそうであるように、この作品もゼロから始まります。メモもない。設計図もない。帰り道を探す地図もない。

私たちはすべてを再考します。何を作るのか、どう作るのか。何が入って、何が出ていくのかまで。すべての革新のための巨大なリセットボタンです。

そして、私たちは進みます。手の届くところにあるテクノロジーは、手を伸ばす価値がないと確信しています。なぜなら、私たちはもう少し先に手を伸ばしてみたからです。

そして何も出てこなかった。

 

Teenage Engineering(ティーンエイジ・エンジニアリング)との協業

スウェーデンにある電子音楽機器メーカー「ティーンエイジ・エンジニアリング」との協業を発表しています。

Nothingのデザインリーダーは、、同デザインハウスのCEOであるJesper Kouthoofd(ジェスパー・クースフッド)氏が務めるとします。

ティーンエイジ・エンジニアリングのデザインの僕なりに捉えた特徴は、まるでレゴブロックのように楽しくて、上質なプラスチックの使い方にあると思います。

壊れやすいガラスや、ピカピカに磨かれた現在のトレンドとは少し異なる、親しみやすく優しくて楽しいデザイン哲学を感じるのです。

 


www.youtube.com

 

これは、同じく協業中のパニックのモバイルゲーム機プレイデートにも現れています。

 

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smoglog.hatenablog.com

 

夏に発売予定の最初のプロダクトがワイヤレスイヤホンなことも、ティーンエイジ・エンジニアリングとの協業の意図があるように感じます。

 

Nothing、ティーンエイジ・エンジニアリング™を設立パートナーとして発表

2021年2月25日

 

ロンドンに拠点を置く新しい先進的な消費者向けテクノロジー企業であるNothingは、teinage engineering™を同社の創立パートナーとして発表しました。

teenage engineering™は、ストックホルムを拠点とし、独自のクラフトマンシップとインダストリアルデザインの素晴らしさで世界中から賞賛されている企業です。10年以上にわたり、音や音楽、そしてデザインを愛する人々のために、評価の高い製品を開発してきました。2010年に発売された同社の象徴的な第一弾製品であるポータブル・ワンダー・シンセサイザー「OP-1」は、現在も世界的に有名なミュージシャンに愛用されています。

"私は、成長を続けるNothingファミリーにティーンエイジ・エンジニアリングを迎え入れることができ、とても嬉しく思っています。彼らは、私がこれまで一緒に仕事をしてきた中でも、最高のデザイナーやクリエーターで構成されています。彼らと一緒に、Nothingのビジョンに沿ったユニークな製品ロードマップを作り上げることができました」とNothingのCEO兼共同設立者であるCarl Peiは述べています。

ティーンエイジ・エンジニアリング™の共同創業者兼CEOであるイェスパー・カウスフッドがクリエイティブ・リードとしてNothingのデザイン界を支え、トム・ハワードがNothingのデザイン部門の責任者に任命されました。

"カールから初めてNothingのビジョンを聞いたとき、これが製品のデザイン・アイデンティティにどのように反映されるのかを考えて、とても興奮したのを覚えています。何ヶ月にもわたる研究開発を経て、私たちは今、世界に向けて何かエキサイティングなものを発信できると信じています」とNothingの創業パートナー兼クリエイティブ・リードであるイェスパー・カウスフッドは述べています。

Nothingは、今後数ヶ月のうちに最初の製品をリリースする予定です。

最後に、同社は最近、シリーズAの一環としてコミュニティからの投資を募集することを発表しました。これまでに、2万人以上の人々が早期アクセスに登録し、登録された関心は合計で3,000万ドル近くにのぼります。このコミュニティ・ファンディング・ラウンドは、3月2日に開始されるクラウドファンディング・キャンペーンを通じて実施されます。

最新の情報を入手するには、NothingのInstagramやTwitterをフォローするか、nothing.techにアクセスしてニュースレターを購読してください。

 

Nothingについて

Nothingは、人とテクノロジーの間にある障壁を取り除き、シームレスなデジタルの未来を創造することを目指しています。ロンドンを拠点とするNothingは、人々がテクノロジーのポジティブな可能性を再び信じるようになることを望んでいます。2021年より、Nothingはコンシューマー向けテクノロジーの分野に芸術性、情熱、信頼を取り戻す活動を開始します。

Nothingは株式非公開企業であり、GV(旧Google Ventures)をはじめとする個人投資家から2,200万ドルを調達しています。その中には、Tony Fadell(Future Shape社のプリンシパル、iPodの発明者)、Casey Neistat(ユーチューバー、Beme社の共同創業者)、Kevin Lin(Twitch社の共同創業者)、Steve Huffman(Reddit社の共同創業者兼CEO)などが含まれています。

元ブログ記事-Nothing – Nothing unveils teenage engineering™ as Founding Partners

 

ワイヤレスイヤホンのデザインコンセプト「CONCEPT 1」

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Nothingの最初の商品となるワイヤレスイヤホンのコンセプトデザインがこちら。

実際の製品とは異なりますが、ここからNothingの世界観が滲み出てきます。

クリーンな樹脂製の透明ボディ。構成パーツが解剖図のように配置され、ロゴマークが半分隠れています。どこか脱構築的アプローチにも見え、ポストモダニズム、フューチャリスティックを感じます。馴染み深いスタイルでありながら、新しい。

 

「スクリーンも専用デバイスもなく、ほとんど目立たないさりげない技術で、より人間らしく生きる力を与えてくれる」 というアプローチで作られているそうです。「祖母のたばこパイプからインスピレーションを得いる」 とも。

 

同ブランドの製品は「Timeless、effortless and weightless(時代を超えて、楽に、そして重くない)」がモットーになると言います。

 

僕が思うに、革新的な機能ではなく、任天堂の枯れた技術の水平思考的なコンセプトで、もちろん、コスパが良くて、デザインが優れていいる製品を望みます。

 

ナッシング・デザイン・プリンシプル

2021年3月09日

数週間前、私たちはNothingを世界に向けて発表しました。そのミッションは、テクノロジーと人々の間の障壁を取り除き、シームレスなデジタルの未来を創造することです。私たちは、テクノロジーが非常に進化し、私たちの生活にシームレスに統合され、何もないように感じられるのに、どこにでもあるような未来を思い描いています。スクリーンも専用機器もなく、目立たないテクノロジーが私たちをより人間らしくしてくれます。

これが私たちの長期的なビジョンです。近・中期的には、既存の製品カテゴリーを、私たちのレンズを通して解釈することから始めなければなりません。ここ数ヵ月の間に、私たちがどのようにしてビジョンを第一弾の製品に反映させてきたかをご紹介したいと思います。

すべては製品の魂であるデザインから始まります。

これは、テクノロジーを人々に近づけるという私たちのコミットメントを体現する、透明性から始まる私たちのデザイン原則を最初に表現したコンセプト1です。

重さを感じさせない - 私たちはテクノロジーを本質的な部分まで抽出し、1グラム、1バイトに至るまで目的を持って生きるようなローテクを取り入れています。私たちは、表面上の不必要なブランディングのような表面的なものを取り除き、ユーザー体験に真の価値をもたらすものだけに焦点を当てます。私たちは、製品から何を取り除くか、何を加えるかを考えることに多くの時間を費やしています。

エフォートレス - 私たちは、ユーザーのために物事をよりシンプルにするよう努めています。製品を手に取るところから電源を入れるところまで、すべての製品のインタラクションが直感的で、明白で、自然であることを望んでいます。製品のデザインとエンジニアリングにおいて、私たちは形は機能に従わなければならないと考えています。製品の開発では、ミリ単位、ピクセル単位で数え切れないほどのイテレーションを行います。それらの繰り返しが、ユーザーの体験をシンプルにし、すべてが簡単に感じられるようになるのです。

時代に左右されない - 私たちが最も魅力を感じるデザインは、自然で温かみのある形で構成されていて、かつ時代遅れにならないものです。誰もがモノに触れたときに、驚きや不思議さを感じたことがあるでしょう。それは人間にとってとても重要なことであり、私たちは常にそのバランスを考えています。コンセプト1は、祖母が持っていたタバコパイプからインスピレーションを得ています。慣れ親しんだものをベースにすることで、長く新鮮な気持ちで使っていただけるようにしています。

これが、この数ヶ月間のプロダクトデザインの基本方針です。この夏、最初の製品を通して、これらがどのように具現化されるのかをお見せできることを楽しみにしています。

その時が楽しみです。

元ブログ記事-Nothing – Nothing Design Principles

 

ワイヤレスイヤホンEar 1のティザー画像

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こちらが夏に発表予定のNothing初のプロダクトとなるワイヤレスイヤホンのEar 1のティザー画像です。

このシルエットをそのまま製品の形ととると、AppleのAirPodsのいわゆる「うどん」部分が長いワイヤレスイヤホンになりそう。さりげない……というコンセプトからはやや外れるような。

透明感、アイコニックなフォルム、洗練された機能性を兼ね備えているといい、コンセプト1から引き継いでいる部分も多そうです。

ワンポイントのカラーリングが、バウハウス的、デ・ステイル的な印象を受けます。

 

Ear 1 Coming Soon

2021年5月11日

昨年の10月下旬にNothingを設立して以来、私たちがどれほど遠くに来ているかを考えると不思議な気持ちになります。

冬の初期構想から、この夏に間近に迫ったEar 1の発売まで。

しかし、一歩下がって考えてみると、Ear 1は始まりに過ぎず、これから始まる長くてエキサイティングな旅の最初のステップであることは、さらに不思議なことです。

何もないところへ向かう旅です。

私たちの使命は、人とテクノロジーの間の障壁を取り除き、見た目も生活も感覚も何もないシームレスなデジタルの未来を創造することです。

一夜にして姿を消すことを期待している人には、Ear 1は物足りないでしょう。

偉大なビジョンは、スイッチを入れただけでは実現せず、無数の小さな成功の積み重ねで実現するものです。Ear 1はそのスタート地点に過ぎません。

デザインはまだトップシークレットですが、Ear 1は、透明感、アイコニックなフォルム、洗練された機能性を兼ね備えていることがわかります。これから先、私たちの製品やサービスを支えていく芸術性、自信、そしてクラフトマンシップを定義する出発点となるものです。

Ear 1のすべてには目的があります。目に見えるものも、目に見えないものも。

名前さえも。

製品のシンプルな美しさを反映して、Ear 1という名前には、あるがままを受け入れるという私たちの野心が込められています。

派手な名前で着飾ろうとはしません。また、その名前について議論することもありません。私たちは、Ear 1が自らを語るようにしています。

続編の名前は何かわかりますか?

いいですね。私たちもです。

では、なぜイヤホンから始めるのでしょうか?あなたと同じように、私たちも音楽、ポッドキャスト、オーディオブックが大好きです。

自分で選んだ世界に没頭したいのです。世界が私たちのために選んでくれるのではなく。

しかし、それ以上に、私たちはイヤホン市場が差別化を必要としていると考えました。

さらに、イヤホン市場は高い成長率を誇る分野であり、私たちが能力を強化し、新しい製品カテゴリーに参入する準備をする上で、肥沃な背景を提供してくれるでしょう。

しかし、それはすべて別の日のことです。

今日は、来るべきEar 1の発売を共に祝い、楽しみにしています。

私たちはそれを皆さんと共有することを楽しみにしています。最新の情報をお届けするために、ニュースレターへの登録をお勧めします。

元ブログ記事-Nothing – Ear 1 Coming Soon

 

続報が待ち遠しい

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以上が、現状なにもない謎の企業Nothingについて、わかっていること、注目ポイントのまとめです。

パンデミックによる計画の遅れなどもあるかもしれませんが、夏に最初のプロダクトが発売するということで、そのデザイン、仕様、価格など全てが気になります。

まあ、100万円はしないでしょう。3万円以下だったら、購入検討しようかな。

 

出資者の中に、超大物YouTuberのケーシー・ナイスタットさんがいるから、多分彼のチャンネルでもなにか動きがあるのではないかな、って注目しています。

参照-CaseyNeistat - YouTube

 

ニュースレターにも登録したので、なにか情報更新されば、記事にするつもりです。

公式サイト-Nothing

 

追記:イギリスの老舗高級百貨店「Selfridges(セルフリッジズ)」と提携を結ぶ

 リテールは、百貨店と組むようです。セルフリッジズは、有名セレブが訪れ、トレンドに敏感な若い人に支持されてるとされます。

参照-Designer Fashion, Accessories & More - Shop Online at Selfridges

 

日本からも通販可能で、送料は一回1500円と海外通販としては結構良心的(昔、イギリスと通販した経験からですが、なぜかイギリスからの送料安いんですよね。国内とあまりかわりません)。年間会費5900円を支払うと何度でも無料になるサービスもあります。

ファッションアイテムで有名ですが、百貨店なので、なんでもあるみたい。ゲームやレゴ、ベアブリックも売ってますよ(笑)。あんまりお安くはないですね。物価高いのかな。

 

セルフリッジズと組んだことで、Nothingの商品価格帯は、やや高級志向になりそうな予感。あんまり高くなってほしくないが……。

 

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