エピックゲームズストアでは、小規模制作やインディーズの有料PCゲームを中心に毎週無料で大判振る舞いしています。
今週のゲーム「インナースペース」は米国の学生たちによる実験的な学生プロジェクトとして始まり、Kickstarterでのクラウドファンディング・キャンペーンを経て開発が本格始動しました。最終的にPolyKnight Gamesより、2018年に発売。ゲームジャンルはフライトシミュレータと探索ゲームを組み合わせたもの。
プレイヤーはロストテクノロジーのAI搭載海空両用ドローンとなり、相棒の考古学者と共に、地球空洞説のような、真・女神転生3のボルテクス界のような、外側に重力が発生した陸地と海のある惑星インバースの秘密を解き明かす旅にでます。
通常1980円が 2020/3/6 1:00まで無料となっています。
水彩画に似た淡い色使いが特徴的。
似たようなゲームとして、風の旅ビトやABZUが連想されますが、ほとんど文字が無かったこれらよりもずっと沢山のセリフがあります。海外製のゲームですが、日本語はバッチリされています。プレイヤーの分身たるAIの受け答えが妙に機械翻訳的なのはわざとなのかな?
一部カタカナ表記で直感的ではない語句があります。
インバース=この世界
エンシャント=古代種=今は滅んでしまった人々で……プレイヤーであるAIを作った
デミゴット=亜神=エインバースの文明が滅んだ要因のようです?
デミが付くので、本当の神様ではありません。エンシャントよりも力は強い
基本的にバトルがなく、ぶつかっても爆発離散しません。
フライトシミュレータを遊ぶのは初めてで、なかなか独特のプレイフィールです。例えば、エースコンバットなどと比べると、攻撃など無い分簡単なのかな?
機体はダメージを負わないので、バンバン体当たり。
ドローンのデザイン、インカ文明の黄金シャトルのオーパーツにも見えますね。作品のテーマにもよくマッチしていると思いました。
世界中に遺物が散らばっているので、回収して進んでいきます。
機体も強化されていきます。
水中にもダイブできるようになります。
独特の美しいアートワークが特徴のタイトルです。
刺激的な面白さというより、インタラクティブなアートを鑑賞している気持ちでゆっくり遊ぶと良いかも知れません。
アートワークを褒める一方で、そこには難点も潜んでいます。特に夜になると大気中と水中の色味が似た感じになり、どちらか判断がし難くなります。ちょっと方向オンチには厳しいゲームに思いました。
メガテン3もう16年前か……そろそろリメイクして欲しいな……