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しわくちゃデニムスラックスをアイロンかけ&センタープレス付けしてみた!

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今週のはてなブログのお題は、わたしの自立。

どこからが自立なんでしょうか。経済的な自立。一人暮らし。家庭を持つ。

どれ一つ達成していない実家暮らし・独身のおっさんには、とても重いテーマです。

いや、もっと初歩的な自我の確立として、自分の服を自分で買うというのも、ひとつの自立なのではないでしょうか(と記事の内容に被せる)。 親から与えらていたものだった服を、自分の好みや流行などから選択し、自分が稼いだお金で買う。

 

漫画「服を着るならこんなふうに」では、ズボンは迷ったら黒スキニーパンツをオススメしています。合わせやすくて使い勝手が良いらしいです。でもさー、自分が履くと太ももパンパンになって、バルーンアートの犬の足みたくなってしまいます。

smoglog.hatenablog.com

 

足の太いスタイルの人間にピッタリなのが、太もものあたりがゆったりしていて、膝下からぐっとスリムになっているテーパードパンツです。馬の騎手用に作られたジョッパーズパンツなんかも似たようなシルエットになるみたい。

https://www.instagram.com/p/Bn2pnbMn1Cc/

でも、今回はスキニーでもテーパードでもなく、ワイドパンツに挑戦してみました。適当にオークションサイトで安かったのを落札。

ガチガチのフォーマルなスラックスではなく、デニム素材のものをチョイスしたので、普段履きしやすく、洗濯などもしやすいかな、と。

 

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タグ付きで新品同様でした(タグはベルトループに付いていたけど切って外しました)。

試着くらいはされていたかもしれません。

折シワ・たたみシワがガッツリついていて、オークションの写真もみすぼらしかったので、それで安く落とせたのかも。

 

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初めて手にしたブランドでしたが、プライスタグは24000円+税と、僕の金銭感覚的には、なかなか良いお値段です。

偽物かもしれないけど、縫製や裏地、ポケットの処理などをみるとプライスタグのクオリテイはありそうです(素人判断だけど)。

弟は、その値段の価値で落札したんだから、その価値しかない、とリアリストな発言ですが、僕はコイツのポテンシャルはこんなもんじゃねー、と思うのです。

 

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このまま履くと、皺だらけですし、センタープレスの線がボケて、みすぼらしいのでYouTubeでアイロンの仕方を調べて、シワを綺麗にしてセンタープレスを入れ直してみました。

センタープレスというのは、パンツの股下中心に入った折り目の事で、アイロンによって入れられています。

 


センタープレスの付け直しアイロン方法 縫製工場仕上げ職人 How to repair a crease line tutorial

 

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シワ取りのスプレー剤を買ってみました。

アイロン要らずで、スプレーして軽く手でシワを伸ばすだけで綺麗になるみたい。シャツなど、いざ着ようとしたら皺だらけって場合があるので、一本あると重宝しそうです。

アイロンと併用できるって書いてないけど、使っちゃうよ(これがスモッグクオリテイ)。 

スタイルケア 衣料用スタイリング剤 服のミスト 本体 200ml

スタイルケア 衣料用スタイリング剤 服のミスト 本体 200ml

 

 

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全体的にスプレーして、しっとりさせます。

微かな香料が入っているので、頻繁に洗えない衣類や、天候不順でどうしても干せない時に活躍しそうです。

 

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まず、もともとあったセンタープレスの線を消します。

この時点で結構消えているけど、微妙に違うラインが二重に入るとカッコ悪いですから。

いきなりアイロンをかけるんじゃなくて、手でシワを伸ばしてからアイロンかけするといいみたい(手アイロン)。

 

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アイロンでバシッと。

 

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お尻の部分は布が複雑に重なっているせいで難しい。

ここは放置しました。

 

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やったらこうなったから。

スプレーし直して、軽く引っ張って放置。

 

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いよいよセンタープレス付け。

正面のベルトループ同士をくっつけ、お尻の真ん中部分で半身にします。

 

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内と外のサイドの縫製箇所同士を重ねます。

 

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裾から一番上の部分まで、手で確認しながら慎重に。

この部分めちゃくちゃもどかしい……! 

手でシワを伸ばして、布のたるみを取ります。

何度もズレますが、ここを疎かにすると左右でラインが微妙に違う事になるので、何度も確認します。

 

片足ずつアイロン掛けていきます。

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端っこと布の重なり部分を避けてアイロンします。

太ももの部分から裾に向けて。

裾まで行ったら、端をプレスして折り目をつけます。

 

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センタープレスは滑らせるのではなく、おさえるように、徐々に太もも上部まで入れていきます。

 

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パリッとなりました。

 

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上の方にシワがあるけど自分にはこれで限界。

履いていれば自然と消えるでしょう(希望)。

あと裾の部分がちょっと甘かったですね。

 

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保管は、通常のスラックスのように吊るしておけば大丈夫。

 

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ビフォー・アフター。

センタープレスの入ったパンツはタテのラインが強調されるので脚長効果・美脚効果があり、胴長短足体型の日本人にはピッタリ。またスーツなどフォーマルな衣装に入っているディテールなので、デニム素材のカジュアル感を打ち消してくれます。

 

履いてみた感想。

窮屈な服が嫌いではないんですが、ゆとりがあり、めちゃくちゃ動きやすかったです。それでいてセンタープレスのおかげで見た目はほどよくカッチリした印象です。多分、生地自体も良いのかも。デニム素材なんですが、薄手で柔らかい生地感なので、肌触りが抜群。ちょっと裾が長かった(短足って言うな)ので、裾上げするかロールアップしないといけないかな。

 

 

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