threeA / WWR:N.O.M. COMMANDER 8TH ANNIVERSARY LTD SET
スリーエー設立8周年記念として販売されたNOMコマンダーセットです。
中国では8はもっとも縁起のよい数字ですので、このセットもとても気合の入った仕上がり、しかも値段も安い。NOMコマンダーは、以前にも販売されていましたが、当時はスリーエーの知名度も低くて数も少なかったのです。最初期のころに比べたらましですけど、プレミア価格で取引されていたアイテムでした。1/12スケールや1/8スケール版もありましたが、それらはマスクの脱着機構はなしで、1/6スケールでの2.0バージョンの販売は、僕にとってとても嬉しいものでした。正確に言うと、アジアのイベントでディープパウダー(雪迷彩仕様)カラーで、とある小売店限定で販売されましたが、これがオープン価格? をいいことになかなかアコギな価格設定でした。今回の8周年記念モデルは、その時の仕様と変わらずに価格が半分くらいだったので、如何に無茶な価格設定だったか。
さて、NOMコマンダーズとはスライスノートとポストファイアの二人組で、地球軍とも火星軍とも異なり、歴史の裏で暗躍する秘密結社「N.O.M」の指揮官(今のところマザーが頂点でナンバー2と言う感じ?)という位置づけなのですが、彼等はロボットを遠隔操作できる謎の気体を吸引するため、ガスマスクを常備しています。その組織から袂をわけたのが、フランス語でペンネームという名のノム・デ・プリュームです。彼のマスクは取り外すことができず、謎の仮面キャラという感じなのですが、コマンダーズの2人は取り外すことができます。その素顔がなんと、スリーエーデザイナーのアシュレイ・ウッドさんとスリーゼロ(スリーエーの製造を担当する会社)のキム社長となっていて、メタ的な趣向となっています。
まずはスライスノートさんの方から。
最初の1/6が出た時、もっとアシュレイ・ウッドさんは体格がよくて、理想に寄せすぎだろって某所で揶揄されていましたが、現在はとてもスマートになってるので、違和感なくなりましたね。
前髪のところに汚しの塗料が溜まっていて、ちょっと残念な感じですが……。
やはりマニュアルで作業している感がありますね……。
汚し塗装はやはり絵心がないと。
続いてポストファイア。
キム社長に当時、激似! と思ってましたが、今はお年を召された感じなので若々しい印象。
眼鏡が付属しますが、「つる」がたためないなめ、マスクを付けている場合、失くしそうで不安です。
下唇が出てるんですね。
眼鏡なし。
おまけ。スライスノートに眼鏡。
自分は眼鏡は丁度いい太さの雑嚢に引っ掛けてます。
固定できていないので、落下するかもしれないのでリスクありますけど。
マスクを付けます。
赤がスライスノートで青がポストファイア。
よくよく考えてみたら、これって3Aのロゴの配色なんですね。
ヘルメットは、被せるだけなので、全然安定しません。
紐とか磁石とかで固定できるといいのにと思いました。
武器はハンドガン。
左右に一丁ずつありますが、モーゼスタイプのごつい銃で二丁拳銃って、なんかアガらないなー、個人的に。
替えのハンドパーツはなし。返ってこのシンプルな仕様が自分は好きです。
3AGOのコマンダーと。
衣服の素材とマスクの形状がちょっと違いますね。
シャツが薄くて透けにくい新しい布地になっていました。
ヴォンと。
今のスリーエーは衣装が素晴らしいですね。
レザーコートとかはヴォン・デ・プリュームと同じなんですけど。
この二人のますますの活躍を願ってます!
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