オーストラリアのコミックアーティストであるアシュレイ・ウッド氏によるフィギュアは、threeAからUnderverseとして再スタートを切りましたが、個人的に初めて買った製品が届きましたよ。今年の2月に購入、予定どおりに10月に! threeA時代から考えると、これは快挙ですよ!
今回購入したのは、1/6スケール(約30センチ)のアクションフィギュアになります。
アシュレイ・ウッドさんの作品には、たくさんのラインに分かれていますが、こちらはワールド・ウォー・ロボット(WWR)というシリーズの、一応主人公格にあたるガスマスク野郎です(こう書くと、詳しい人がイヤイヤ違うよ! と注意されそうですが)。とにかく、threeAコレクターにとって、ガスマスク野郎は特別なのです。同じようなのが何体居ても欲しくなってしまうものなのです。
今回は、僕が購入したHINKONバージョンと、NOMADバージョンがありました。
かつては、バックストーリーも結構語られていたんですが、近年は想像におまかせします方式なんで、妄想力を掻き立てて、楽しみむことにします。
外箱。
シンプルなデザインですね。
threeAではない!
ワールド・ウォー・ロボットチャプター2って感じでしょうか。
うーん、その前に色々副題あったような……。
絵が入っていました。
やっぱり絵もかっこいいですね!!!
これ見て、ヒンコンさん、砂漠仕様ではなく、いわゆるディープパウダー色だったことに気づきました。
絵をとりますと、本体。すげー高価そうなパッケージングですね。
しかし……はぁあ~……久々にこの匂い……くぁああ……脳がしびれるぜぇ!!!
(しばらくトリップ……)
取り出しました……。
え……ええ!? お、重ッ!!!
インナーマッスル鍛える用のダンベルくらいの重量ありますよ、これ?!
重さのお陰で、二本足で立たせるぶんには、かなりしっかりと立ってくれますね。
なんといってもラグジュアリー感が増したと感じました。
あくまで玩具だったものが、作家性の強い作品となったという感じ。
それでも送料別で200ドルって破格だと思います。
国内で出してたらもう一万円上乗せされるでしょう。
じゃ〜ん! 全身布製の縫製された服を着ています。
うーん、やはりアウトフィットのクオリティは高いですね。
ジャケットは合皮製なので、経年変化が怖いですが、本当に立派な革のジャケットです。
ブーツに若干のベタつきがありましたが、いじってるうちに乾きました。
肘のところに紙やすりで削ったダメージ加工がされています。
これは、べつに無くてもよかったかも。
ボア襟の裏は、ナイロン布になっていて、ベルトが通ってないのは、簡略化だと思いますが、経年劣化で折れ目から割れないようにしているんだと思われます。
タイトジーンズは、最近のファッションの流行りではないみたいですが、新しいボディは足が長く、モデル体型なので、めちゃくちゃかっこ良いです。
目はツリメ。別シリーズのトゥモローキングを彷彿としますね。
かっこいいな~。
武器はスコープ付きのリボルバー。
ホルスターもついています。
ベルト類の仕上がりも細かい!
ワールド・ウォー・ロボットの世界は、第二次世界大戦が終わらなかったパラレルワールドなんですが、歴史の裏で暗躍する謎の組織NOM、その構成員が基本的にこのガスマスク達です。離反したやつとかもいますが、NOM達はロボットを遠隔操作することができる謎ガスを吸引しています。
ヒンコンさんとノマドさんは、ガスタンクが2つ。これってなにか新しい能力があったりして……。
TRACKER NOM HINKON。
追跡者のノムのヒンコン。アシュレイ・ウッドさんは、結構日本の言葉が好きみたいで、多分「貧困」から由来してるのかな。何を追跡してるんでしょうか。離脱したアイツ? それともロボット会社の社長のアイツ?
ノマドさんのほうは、NOMAD DRITTE DISCIPLE NOMが正式名称で、放浪者・第三の弟子ノムと翻訳できました。DRITTEは、ドイツ語で3つを意味し、なにやらノムっていう連中は、ドイツと関係が深いそうです。ヘルメットの横のマークも三位一体を意味しているらしいし……。
こんな感じで断片的な情報から、いろいろ妄想をふくらませるのが楽しい。
付属するPCスクウェア。
現代でいうところのスマートスピーカー的な感じでしょうか。アムロとハロみたいな感じか。
デカールがモロ、ディープパウダーですね。奪ったんかな。
「私たちは悲しみを分かち合う」 と書いてあるらしい。
……なかなか良いパートナーみたいですね。
ジャーンプ!
threeAのヴォン・デ・プリュームと比べてみました。
背の高さが2センチくらいアップしていますね。
これで女性ボディに負けない体格を得た。
一番破損しやすかった手首の関節が、強化されています。
中に金属が入っていますし、芯が太くなった。
上着を脱がせたところ。
長袖Tシャツだったんですね。
かなりヒョロくなりましたね。ジョジョで言うところの、threeAは三部、Underverseは五部以降って感じ。
アッーーー!!
上半身脱がすとこんな感じ。
汚し塗装されていませんね。コストカットするぶんはしてるんですね。
まあ、見えない部分だし、自分はべつに無くてもいいかな。
腹のパーツがみっちり中身詰まっていて、重いです。
肩の造形はリアルなのに、胸のぶぶんはデフォルメが効いています。乳首も無くなった。
胸部はゴムパーツで、ラチェット機構はなく、ふつうの関節です。
可動面でいうと、退化している部分もありますけど、基本的なポーズは可能なので、気にならないですね。割り切りがあるというか。
ピントズレた。
背中のビス隠しがないので、スッキリしています。
そんなわけで、久々のアッシュトイを堪能しました。
threeAが終了して、僕の中でコレクションは終わったんだ、と半ば思っていたので、今回手にして、クオリティの高さにびっくりしましたし、安心もしました。古巣をたたんで別天地へ向かった理由がわかりました。
玩具全体の価格が上がっているので、昔のようにバカスカ買えないですが、今後も気になった作品を買おうと思います。
というか、つい先日、ブランブル買いました。
今度、持ってるthreeAのまとめ記事書こうと思います。