アシュレイ・ウッドさんがthreeA独立後、新たに立ち上げたメーカー、アンダーヴァースより、まさにポケットサイズの1/18スケール(約11.5センチ)のアクションフィギュアシリーズ、ポケットユニバース、ブランブル・マーク8です。
先行して届いていた方の写真を見て、出来が良さそうだ、と届くのを楽しみにしていました!
届いてみての評価を端的にいうと、フィギュアとしての出来は最高、しかしアクションフィギュアとしては微妙……という感じでしょうか。たぶん、設計した人が、可動域の工夫とかに興味なさそうな感じ。非常にもったいないです。
僕は、このシリーズ、バーティーマーク7も購入しましたが、この仕様のアクションフィギュアだったら、現在発売中のアームストロングのあの価格は、ちょっと自分は手が出せないですね……。円安もガンガン進みそうだし……。
そして、でかいサイズのぶっ飛んだロボットのオモチャは、すくなくとも3A当時の価格で手に入ることはないでしょう……非常に悲しい。かの過ぎ去りし日々……。
ワクワクして到着楽しみにしてたのに、しんみりしちゃったよ。
自分はDesert 666 Corp FactionとDIYを購入。本体価格40ドルに、それぞれ送料がかかったので、個別発送かとおもいましたが、やっぱり同梱されて発送されました。
今は本体に送料込みになってるので、そういうことなんでしょう。独立してもなかなかビジネスは大変のようです。
カラーウェイを判別するためか、包装テープの色が違いますね。もしかすると、自分が購入しなかったRothchild Interior Guard Factionは、黒テープだったりして。
ダンボールは海外発送クオリティで角が凹んでいましたが、中身は結構綺麗でした。
箱は、予想していなかったんですが、のぞき窓付きでした。
サイズ的に、スターウォーズの4.5インチフィギュア的ブリスター仕様で来るかな、と思っていました。自分は開封したいので、このパッケージは嬉しい。
しかし、乾燥剤を一番手前に入れるのは、ちょっとおもてなしの心がないんじゃないだろうか。開封せずにこのまま飾るって人もいそうだけど。
サイズ感的には、マグカップサイズという感じです。
塗装のクオリティが高いです。工数は少ないんですが、きっちりコントロールされている感じで、プロダクトとして非常に質感が高いとかんじました。
threeA時代のWWRポータブル(1/12スケール)のブランブル・マーク2と並べて。
当時の記事で、塗装クオリティについて酷評していましたが、この仕様で当時の価格は破格でしたね。もっと昔は、今回のマーク8と同価格帯だったって本当に恵まれた時代でした。
動かして楽しいし、ポージングがバッチリ決まる。
やっぱりアクションフィギュアはこうじゃなくちゃ!!!
プロポーションが洗練されているし、素立ちの姿は、すごくかっこいいんですが、当時、僕の心をつかんで離さなかったアシュレイ・ウッドさんのロボットって、もっと割り切ったシンプルなもので、愛嬌があるものだった!!!!
当時のロボから比べると、線もたくさん入って……いや、すげぇかっこいいんだけどさ!
ゴツゴツと装飾したせいで、可動域が狭いし、塗装削れるし……。
肘は90度も曲がらない。このぶつかる変な出っぱり必要か?
デカールも細かくて、質感は良いです。
膝がほとんど曲がらないので、仁王立ちが基本。
マシンガンのコッキングレバーが、折れないようにゴム素材でわざわざ別パーツになっているのは感心しました。
出来は良いですが、当時は良かったなぁ……と在りし日を懐かしむようなアイテムでした。
デザインが、シンプルに戻ることはないと思うので、今後数万円以上かけてコレクションしていくよりも、3Dプリンター買って自分好みのやつを設計出力したほうが安上がりなような気がします。
安くて小さくて気軽に遊べるものを求めていたんですが、安くて小さくて気軽に飾れるものでしたね。