ThreeA / BRAMBLE + KITTY BY AMANDA VISELL
今日からジャパンベンチャーの戦利品レビューを開始します。
まずは、アマンダ・ヴィセル(ヴィッセル)さんのブランブルとキティです。もともと購入するつもり……というか、できるとは思ってなかった作品なのですが、残っていて購入することができました。
レジン製、アーティスト自身によるハンドペイント仕上げ。
ベンチャー後、異なるカラーウェイが、アマンダさんのサイトで販売されました。
参考:switcheroo
◯大きさ
1/12スケールのブランブル(と1/6スケールのキティ)と並べるとこんな感じ。
だいたい、アマンダ・ブランブルが16センチ、アマンダ・キティが2.5センチくらいの大きさです。
それぞれレジン1パーツ。ブランブルは特に取り扱いが恐ろしい感じです。高所には置けません。
ところで、1/12スケールのブランブル、久々に見るとそこまで塗装悪くないですね。うーん、最近のが更に良くないのか、自分の敷居が下がったのか……
◯全体
もともと愛嬌のあるスタイルのアシュレイ・ウッドさんのデザインするロボットですが、アマンダ・ヴィセルさんがアレンジすると、童話に出てくるかのような印象になります。
キティはこんな感じ。
ポップボットに出てくるロックシンガー猫のキティと言うより、僕には普通の子猫(キティ)に見えます。
◯塗装・脚部
ドライブラシを駆使して、アマンダさんの絵画そのままという感じの塗りとなってます。
足の部分は華奢ですが、一応腕もくっつけてあって、補強されている感じです。それでも十分恐いですけど……
◯勝手な妄想(ちょっと悲しい話なので、読まない方が良いかも)
このフィギュアは、猫とロボットの組み合わせが良いです。
その関係性とか色々妄想してしまします。
例えば、こんな想像を……
パラレルワールドのWWRの世界の、さらにパラレルワールドの世界では、世界大戦も末期、地球と火星の両陣営の勢力は、戦争で摩耗しきってしまって戦争を継続することができなくなっていた。
一方で、AIで自律行動するロボットには、そんな都合はお構いなし。日夜戦闘に明け暮れるのであった。
とある無人地域を防衛するアマンダ・ブランブルは、敵陣営ロボットの最後の機体を仕留めることに成功。数秒後には搭載されたプログラムに従って、「別命あるまで待機」を選択する。
数カ月後、省エネモードで待機する彼の目の前に現れたのは、やせ細った一匹の子猫だった。
ブランブルの中に戯れに書かれたプログラムがあったのか、それとも度重なる戦闘とメンテナンス無しのために誤作動を起こしたのか、子猫を保護するブランブル。
感情のないはずの戦闘兵器と小動物の微笑ましい共同生活は、新たに現れた敵ロボットにより終わりを告げるのであった。
武器のないブランブルは、苦戦を強いられ、ついには絶体絶命のピンチ! その窮地を救ったのは、保護した子猫であった。
猫が飛び出た一瞬の隙をついて、敵ロボットを破壊する。
戦闘が終わり、ブランブルが目にしたのは、冷たくなってしまった子猫だった。
ブランブルは、プログラムに従い「別命あるまで待機」しようとしながら、動かない子猫を眺め続けた。
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