今週のお題「わたしのコレクション」
僕は生まれたときから恐ろしい奇病に疾患しており、それはある意味、呪いなのです。
ある日、久々に自転車に乗ろうとしました。空気が若干抜けていたので、自転車に付属している携帯空気入れを使おうとしたところ、本来固定されている場所にない! み、みすてりー……。
そういえば、MR4Rの純正携帯空気入れは、固定がゆるくて、外れやすいのです。走行中脱落してしまったのでしょうか。仕方がないので、新しい携帯空気入れを検討しました。
ジャイアントのMR4Rには、エアサス機構が存在しており、ここの空気の補充には、タイヤ用の空気入れと兼用できません。ジャイアントはサービス精神旺盛で、エアサス用の空気入れも最初から付属しています。しかし、こちらも探したところ、紛失していました。またしても、みすてりー……、なんと不可解な現象なのか。
携帯空気入れとエアサス用の空気入れの両方を買うとなると、安くて5千円以上、高いと一万円くらいします。
しばらく悩み、自転車を放置していたんですが(大雪でしたし)、今回紹介するBETOの携帯空気入れを見つけ、購入しました。
自分が購入時、Amazonで七千円しました。た、たけぇな……と思いつつ、見た目かっこいいので、デザイン料だ、と思って購入に踏み切りました。
そして、純正の空気入れがひょっこり出てきました。
コレクションが充実したね!
どうしてなの……。不貞腐れて、自転車に乗れなくなりました。
今見たら、三千円くらいになってました。どうして……どうして……???
いつまでもふてくされてても仕方ないので、純正金具から、ベトの固定金具に変えます。
この空気入れの賢いところは、固定用のゴムパーツがあるところ。
きっちり固定してくれて、脱落防止になります。
微調整用の空気抜き(赤いボタン)が付いていて、ゲージは非常に大きく視認性良好です。
米式/仏式バルブ対応していて、柄のところに、タイヤインフレータブル (HI-V) モード、高圧(HI-P) モードの切り替えスイッチがついていて、多機能です。
HI-V モードは、空気を大量に入れることに適し、HI-P モードは、最後の〆に高圧で少量ずつの空気を楽に入れることができます。
携帯空気入れなので、ストロークが短く、最初から最後まで空気を大量に入れるのは難しいです。
また、バルブとの接続はネジ式なので、フランス式バルブの場合、固定でねじってるとバルブが勝手に締まったり緩んだりして、ちょっと使い勝手が悪かったです。これは自分の使い方が間違ってるのかもしれませんが、米式/仏式バルブ対応ゆえに、ユーザービリティが犠牲になっているのかもしれません。あくまで緊急用であり、普段はフルサイズの空気入れの利用が良いと感じました。
ドレスアップ要素としてはかなり良いですね。
はー……三千円だったら、買いだと思いますよ。