アマゾンプライムデーで購入したもの、その2。
AfterShokz(アフターショックス)の骨伝導ワイヤレスイヤホンです。
購入したのは、エントリーモデルのオープンムーブ。一万円を切る価格でありながら、フラグシップモデルに肉薄する性能があるそうです。
記事の要約として、最初に感想をいうと……この製品、すごく良いです!
プロダクトとしてとても洗練されています。普通にクオリティが高いんです。
先日レビューしたモバイルモニターとは、ジャンルがそもそも違うけど、雲泥の差や……。
ただし、骨伝導イヤホンがどういうものか、 その性質を知り、使用シーンをちゃんと想定しておかないと、がっかりな買い物になると思います。
これは、個人的な感想ですが、このイヤホンは通勤中などの日常使い向きではないです。
使用シーン紹介で、飛行機や電車の中で、アナウンスを聞き逃さないという話があるんですが、たしかに聞き逃さないんですけど、音漏れが確実にしています。人混みの中での使用は、周りの迷惑なので、使用しないほうが無難かと思います。音漏れがするっていうのは、デメリットではなくて、骨伝導イヤホンの特性なんです。これに文句いっても仕方がない。
このイヤホンが生きるシーンは、やはりスポーツ中です。耳を塞がず、周りの音を聞けるので、例えばサイクリング中でも、車の接近がわかります。
このように、このイヤホンは、このシーン限定という使い方が生きると思いました。
デザインも素敵ですよ。
非常に軽量な、29グラムの本体です。
振動部に磁石がついていて、パチンと小さく収まります。
連続使用時間は約6時間。待機時間は240時間です。
つるの部分はチタン製で、非常に柔軟です。シリコン素材で覆われているため、金属感はなし。
ボタンは3つあり、音量+、音量-、マルチファンクションボタンがあります。
プラスボタンを長押しすると、ブルートゥースの接続モードになります。
マルチファンクションボタンは、曲停止、曲送りなどに使います。
ボタン3つしかないの不便かな、と思ったんですが、長押し、複数回押しで様々な操作をカバーしています。学習コストは若干かかりますが、デザインはすっきりしていますね!
嬉しいUSB-Cによる充電。
付けるとこんな感じ。
うすぎたねぇおっさんがモデルだけど……すまねぇ。
眼鏡も干渉しません。
振動を骨を通して伝えるため、肉の薄そうなところに装着する感じ。結構装着箇所にはゆとりがある感じなので、一番聞こえがよい場所に設置すると良いと思います。
最初は耳から振動拾ってるだけでは? とも思ったんですが、耳栓してもバッチリ音が聞こえます。
つけ心地は、ソフトで、頼りない感じもありますが、激しく動いても不思議とズレません。
耳が完全に開放されているので、インイヤータイプのイヤホンが合わない人、オーバーヘッドタイプの締め付けで長時間していられないという人にも良さげです。
音質に関しては、悪くないと思います。頼りにならない耳ですが……。ガチの音楽鑑賞用には程遠いですが、ちゃんとクリアですよ。イコライザーがついていて、人の声を強調するモードがあります。ポッドキャストやオーディオブックを聞くなら、このモードにすると良い感じ。
買ってしったんですが、マイクもついているんですね。ノイズキャンセル付きで、クリアな通話ができるみたい(試してない)。
付属物はこちら。
充電ケーブル(USB-C to A)、袋、耳栓、本体装飾用のステッカー(なんというか……使いみちなさそうな柄……)、説明書(日本語対応)。
雨・汗程度の防水性もあるため、やはりスポーツ用途に使用するのが良さそうです。
僕の場合は、自転車、キャンプ、登山(クマやイノシシが出るところでは不可)に活躍しそうです。
追記:ちゃんと使用してみました