アマゾンプライムデーで購入した、中華製格安モバイルモニターのファーストインプレッションです。
使用用途としては、メインディスプレイのQHDモニターから、FHDモニター化することで、ゲームのフレームレートを上げて、滑らかなゲームプレイにする、ニンテンドースイッチやメガドラミニ、ラズベリーパイのモニター用として購入しました。
メーカー名はエブシブと読むのかな。この手のモバイルモニターでは、結構評判が良いです。
個人的にフルサイズのHDMI端子がついていることが決め手でした。
あくまで短時間使用しての所感ですが、良かった点と悪かった点をまとめます。
良かった点
3年保証、日本語説明書
3年保証付きで、製品の設定、マニュアルは完全に日本語対応しています。
豊富な入力端子
入力端子は、USB-C(USB3.1)、DP、フルサイズHDMIの3系統に対応。特に、HDMIは、ミニの場合が多かったので、抑えておきたい仕様でした。
ケーブル類は、品質/仕様は不明ながら、HDMIケーブル、USB-C to C、USB-A to Cの三種が付属。DPケーブルは付属していません。
手頃な価格(アマゾンで、通常クーポンありで17000円くらい)
アマゾンプライムデーで16,000円くらいでしたが、普段からクーポン配っていて、17000円くらいです。
非光沢パネル(フィルムが貼ってある?)
個人的にはどっちでも良いんですが、ちゃんと非光沢タイプでした。
この手の中華製モバイルモニターって、非光沢って書いておいて、ツルピカ映り込みが酷いものが多いらしいです。
USB-Cケーブル一本で、映像出力と給電が可能
給電と映像出力が一本のケーブルでまかなえるのは、超クールです。
写真では、画面がかなり暗いのですが、初期の設定で、なぜかブライトネスが最大値の1/10になっていました。
ペンを使った簡易スタンド機能
額縁の下部に丸穴が空いていて、そこにペンを突き刺すことで簡易スタンドとして使えます。
後述しますが、カバーの品質が低いので、スタンドとしてはこっちがいいですね。角度に自由度がないですが。
悪かった点
デザイン酷い
箱を開けた瞬間、テンションが激落ちしました。本当に酷いデザインです。表面上、かっこよく見せようと色気を出しているせいで、余計に酷い。これなら、実用性重視で、もっと無骨に仕上げてくれたほうが良いです。
VESAマウント対応なんですけど、この場所、横の謎のシール……ナンジャコリャ。
結構重い
剛性感のある金属筐体をしているんですが、反面、かなりズッシリとした重みがあります。モバイル用途なので、プラスチック筐体のほうがよかったかもしれません。
KindleFireみたいな、チープさでよかったのにな。
カバーの品質、安っぽい
カバーは高級感をだそうとして、カーボン調の模様にしているんですが、逆にキッチュでかっこ悪いです。スタンド機能もありますが、本体重量があるため、かなり不安定。
これは使いたくない。
パネル品質悪い? あまり綺麗じゃない
13インチにFHDの画素を収めるんですから、さぞかしハイDPIで、高精細に見えると思ったんですが、うーん……イマイチ綺麗じゃない。
ドット抜けなどはなさそうですが……。
おそらく、パネル品質がそこまで良くないんだと思います。この手のモバイルモニターのパネルそのものは、各社サプライチェーンから提供されている共通部品らしいので、他のメーカーのも同じような品質でしょうね。
インチサイズの選択ミス
これは僕のミスです。
15.6インチと悩んだんですが、モバイル用途の取り回しを優先して、13インチを選択したんですが……実際届くと小さかったです。そもそも、本体重量考えたら、あんまり変わらなかったかもしれません。価格差も数千円ですし……。
結論
個人的には、安物買いの銭失いでした。
アマゾンレビューで高評価している人を見下すつもりはないですが、僕は良いとは思いませんでした。
最低限使えるものであることは認めますが、ぜんぜん心踊りませんでした。
僕みたいなやつは、値段も立派な製品を購入すべきですね。
ところで、サイバーパンク2077のフレームレートを上げて、快適に遊ぼうと思ったんですけど、アップデートしたら、メインモニターのQHDサイズでも、結構いいFPS出てました。ガーン。もちろん、場面によっては、安定するのはFHDサイズのほうでしょうが……、インチサイズが小さいので、ちょっと迫力に欠けます。
そもそもモバイルモニターじゃなくて、普通の脚付きのモニターにすべきだったか。
価格据え置きで、パネル品質、ディスプレイサイズ、フレームレート、応答速度はダンチです。
うーん、ロマンはあるんだけどなぁ……。
めちゃくちゃ勉強になりました。