2021年モデルは、4月13日までの最終受注販売受付中となっています。
参照:Cut&Sew | RIDGE MOUNTAIN GEAR
山での一張羅といえば、僕にとってTシャツです。愛用していたTシャツが、山でも街でも仕事でも着すぎて、生地がどんどん薄くなり、タグが溶けてしまい、首もダルンダルンで、穴も空いてきたので新調することにしました。
さて、次のTシャツをどこのものにするか。僕は否定したいけどブランド志向ズブズブ人間なので、良い感じの個人メーカーさんの製品がいいな、と思っていました。そして、素材は化学繊維です。コットンは乾きにくいのでパス。ウールは、機能と着心地は最高なんですが、価格の高価さと管理が面倒なので、パス。ウッ、古傷が。
RIDGE MOUNTAIN GEARさんは、僕がウルトラライトハイキングにハマった10年くらい前には、すでに活動されていた歴史ある個人メーカーさんで、最近山と道のスタッフさんから独立して、再スタートを切られたようです。
あくまで、僕のイメージなんですが、RIDGE MOUNTAIN GEARさんの製品は、モノトーンの製品が多いのと、製品のクリーンな印象から、アウトドア製品なのに、どこか都会的な印象を受けます。街着として利用しても違和感なく、逆に山で使うと異質で面白い印象です。
購入したTシャツは、白、黒、ネイビーとあるカラーの中からネイビーを選びました。サイズは、通常Mサイズを着ているんですが、なんとなくLを選択。年末から始めた懸垂の効果なのか、時代のスタイルの変化なのか、結構ばっちりなサイズ感でした。
ボディは丸胴ではなく、横割りタイプです。
Tシャツの縫製は中国、グラフィックプリントは日本。
Tシャツのボディ自体は、ユナイテッドアスレの汎用品ですが、その分価格が抑えられています。
ボルテックスという素材が使われているそうです。長繊維につくることができるポリエステルをわざわざ短繊維で紡績しているので、着心地よく(デメリットとして毛羽たちしやすいが、この製品は他とくらべて毛羽たちを抑えているみたい)、水を吸いやすくなっているみたいです。
裾に大きめのブランドタグが付いています。
グラフィックの意味は、熊(野生動物)と人との共存を意味しています。登山という行為は、自然へと人間が分け入ること。ときに自然にダメージを与えたり、野生動物とお互い不都合な接近をしてしまうことがあります。
しかし、人が自然に分け入ること=自然破壊ではなく、里山の生態系ように、人が関わることで、自然が豊かになることもあると思うんですよね。
お互い、適度な距離を持ちましょうという感じでしょうか。
実際、売上の一部は、熊を保護するNPO団体に寄付されるそうです。
化学繊維ですが、目が細かくて、しっとりした着心地でした。あと、首が細くて、ピッタリしている印象でした。
毛羽たちしやすい素材(=柔らかくて着心地が良い)とのことですが、価格も熟れていますし、気にせずガシガシ使って行こうと思います。汎用ボディじゃなくて、オリジナルボディで制作したいとのことなので、今後はもう少しプライス上がるのかな?