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まだカメラを悩んでいる

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先日、フルサイズ・フォべオンセンサーの開発が、一旦白紙となり、基礎研究から再開した、という記事を書きましたが、そのせいで、またしてもカメラが欲しい熱が再燃してしまいました。

ここ3日くらい買う? 買わない? ってレビューを読んだり、作例を見たり、マップカメラを覗いたり。

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悩んでいたのは、やはりシグマのミラーレス一眼SD quattro Hです。もうすでに、生産中止となってしまいましたが、現状フォべオンセンサーカメラとしてはフラグシップのカメラです。

 

SIGMA ミラーレス一眼 sd Quattro H

SIGMA ミラーレス一眼 sd Quattro H

  • 発売日: 2016/12/20
  • メディア: エレクトロニクス
 
SIGMA ミラーレス一眼 sd Quattro & Art 30mm F1.4 DC レンズキット

SIGMA ミラーレス一眼 sd Quattro & Art 30mm F1.4 DC レンズキット

  • 発売日: 2016/07/07
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

今まで選択肢としてなかったのは、レンズ交換式カメラだからです。僕は生来のものぐさ太郎なので、レンズ交換ってめんどくさそうって思っていました。しかし、自分はこういう人間だ、と決めつけてしまって、可能性を閉ざすのはよくない……そう言えば、今年のテーマは自分を見直すでした(今考えた)。

逆に、いろんなレンズを交換できるって、飽き性の自分には良いかもしれないと思い直しました。なんか、アダプターを噛まして、オールドレンズで面白い写りを遊ぶっていう雅な楽しみ方があるそうです。

 

僕が二の足を踏んでいるのは、まず価格ですよね。

シグマは、ソニー製のフルサイズセンサーを採用したFPで、ライカ・パナソニックも採用するLマウントへと移行しましたが、SD quattro Hは、シグマ独自のSAマウント。このマウントは、SD quattro Hを最後に、後続機器は出ないでしょうから、言うなれば、将来性のないマウントなので、価格は結構お手頃……と思っていましたが、それでも10万円以上します。

 

価格自体は、今年はスマホを買い換えない予定+格安プランへ移行することで、そこから捻出することが可能ですが、次の問題が、SD quattro H自体の評判です。初代DP1を使っていたので、フォべオンセンサーの特性は承知の上ですが、初代DP1でセンサー特性による暗所性能の低さ以上にきつかったのが、バッテリーの持ちとバックモニター解像度が低すぎて、ピントが合ってるかどうか判別しにくかったこと。

 

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どうやらSD quattro Hも同じ問題を抱えていて、特に電子ビューファインダーの解像度はひどいらしいです。また、メカダストの問題がSD quattro無印からあるらしく(SD quattro Hになったことで改善したという話もある)、これは、カメラのシャッターを押すことで、カメラ内部に残留したゴミが動いて、センサーに付着して、現像した写真に乗っかるというものです。解像度をウリにするセンサーなので、シグマも無料清掃等の対応はしているそうですが、ちょっと残念であります。

ま、ゴミが乗っかっているという作例見たんですけど、僕にはまったくわからなかったんですけど、ね!

 

最後に、利便性、あるいはあえてカメラを使う意味です。

スマホでそこそこキレイな写真が、簡単に撮影、アップロードできる今、カメラを買うって、その苦労が報われる美しい写真が撮れる、もしくはその苦労をするのが楽しいと感じられなければ、カメラを買う意味がないと思うんです。

僕が初代DP1を購入したとき、携帯電話のカメラは、撮れればいいや、という感じでした。初代DP1で撮影した写真は、スマホ写真の何百倍も感動できました。

ところが、今はPixel3の写真で、同等か、ときにはそれを凌駕してしまう写真が、簡単に撮れてしまいます。しかも、レタッチや後処理も簡単、PCやネット共有も簡単なんです。

 

こういった理由が、ぐるぐると巡ってしまい、どうしても悩んでしまいます。あー、誰か僕にカメラをくれませんかねぇ!!

 

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SIGMA フルサイズミラーレス一眼カメラ fp ボディ

SIGMA フルサイズミラーレス一眼カメラ fp ボディ

  • 発売日: 2019/10/25
  • メディア: Camera
 

 

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