※画像、引用文章はINDYGOGOのプロジェクトページより
クラウドファンディングサイトIndiegogoにおいて、Ryzen 5 4500Uを搭載した7型ゲーミングUMPC「AYA NEO」の予告ページが公開されました。詳ファンディング開始は2月を予定しているみたいです。
追記:キャンペーン開始されました!
UMPCとは、ウルトラモバイルパソコンの略で、もともとモバイルパソコンと携帯情報端末(PDA)の中間を埋める製品としてマイクロソフト社が考案した規格したが、現在はメーカー各社が超小型パソコンの呼び名として用いられることも多いようです。決まった定義はありませんが、A5サイズ以下のノートPCなんかに多く用いられますね。
価格は安いけど、性能が低かったり、キーボードが特殊配列かつキーピッチが狭い、ディスプレイが小さい・解像度が低いなど、一部の特殊性癖の人の需要は根強くありますが、大きなニーズがあるわけでもなく、結構ニッチな製品です。
僕も、かつては高性能UMPCの祖とも言えるバイオP1に憧れていました。実際、工人舎のUMPCを持っていました。最近は、Devtermっていう製品をオーダーしました。
UMPCとして、今ホットなジャンルが、今回紹介するAYA NEOのようなゲーミングUMPCです。最近は、DELLやNECもコンセプトモデルを発表していますよね。
すでに製品化して有名なのは、GPD WINやOneGx1などです。
これらの特徴は、ゲームコントローラを備えつつ、キーボードも付いていること。
対して、AYA NEOは、潔くゲームコントローラのみにして、コストカットをしていることですね。
でも考えてみれば、物理キーボードを備えていても、つかいにくいですし、ゲームに割り切って、物理キーボードをオミットするのは賢い選択のように思います。ダブレットモードのあるWindows10なので、ソフトウェアキーボードが標準ででますし。あ、タッチパネルみたいですよ。ゲーミングUMPCと言うより、ゲーミングタブレットと呼ぶ方がわかりやすいかもしれません。
CPU(APU)は、Ryzen 5 4500Uを搭載し、このAPUは今はもう一世代前のものですが、グラフィックスメモリは、最近発表された5000シリーズと同じ世代のものが採用されています(逆に言えば、5000シリーズはグラフィックス面では、あんまり伸びてない)。
メモリは標準で16GBと、CPUのグレードに比べて、十分かなと思います。
ディスプレイ解像度は、ちょっと特殊で、7インチ1,280×800という解像度です。NintendoSwitchが5.5インチ1280×720という解像度なので、少し高いですが、ディスプレイサイズが大きいので、スイッチよりも荒く見えると思われます。反面、フルHDに満たないので、サイバーパンク2077のような超重量級ゲームも30FPS以上で動作するそうです。
競技プレイには、コントローラの耐久性が気になりますが、信頼性の高いアルプス製のスイッチの採用、振動機能とジャイロセンサーもあるみたいです。
クラウドファンディングサイトのINDYGOGOは、キックスターターと比較すると審査が簡単で、プロジェクト失敗時の保証も手厚くないため、ちょっとリスキーに思っています。
このプロジェクトに関しては、1番最初のロット1500台は、中国国内のバイヤー向けに1月中に出荷される予定らしく、クラウドファンディングが2月初旬に開始で発送は4月というスケジュールは結構現実味があるように感じました。SMACH Zみたいなことにはならないと良いですね^^;
参照:Steamゲームが動く携帯PC「SMACH Z」に返金要求相次ぐ。沈黙により破られ続ける、予約者との約束 | AUTOMATON
AYA NEOの価格は699ドル(日本円で73000円程度)からです。
ちなみに、怪しい輸入代理業者では、プロジェクト開始前にすでにオーダーを受け付けているので、ご注意ください。