AndroidがiPhoneに勝っているところ、それは……。
両方を試したことのある僕の考えのひとつとして、ランチャー(アプリ選択画面)を自由に登録して、ホーム画面を好みや気分によって変えることができることがあります。
iPhoneも最新のiOS14でカスタムアイコンや、ウィジェット配置が可能になりましたが、大型画面なのに、指の届かない左上からアプリアイコンが配置されていくというルールは変わりません。一定のルールがあるということは、多くの人が迷わず使いやすい、という利点でもありますけど、いろいろ弄りたい人間には大きな不満点です。iPhoneも脱獄とかすれば別かもしれませんが、そこまでしてiPhone使う強い動機はないです。
Androidでは、アプリストアにたくさんのランチャーアプリが存在していて、千差万別のUIを試すことができます。その多くは一部機能や広告表示有りの無料版で気軽に試すことができます。スマホは安い買い物ではないので、ちょっと飽きてきたなーって感じたら、ランチャーアプリで気分を変えるのも良いと思いますよ。
今回紹介するのは、Niagara Launcherというランチャーアプリで、まだアーリーアクセス(ベータ)版です。無料版、機能の多いPro版が、年480円の定期購読、1300円の買い切りがあります。アーリーアクセス後には値上げの可能性あり。Pro版を7日間だけ無料お試しできますが、おそらく無料版で十分です。自分は、こういう毎日使うアプリは、開発者の人を応援する意味も込めて、お金出しても良い派なので、あとあと考えると安いであろう1300円の買い切り版を購入しました。
開発はアメリカ? かどこかで、アプリ自体はすこし怪しさが残っていますが、日本語化されています。マニュアルやヘルプは英語です。なので、使い方はちゃんとわかってません。
今まで使っていたランチャーアプリ
おそらくAndroidのランチャーアプリで一番メジャーなNOVA Launcherを2年ほど使っていました。
このはランチャーは、アプリアイコンの配置数やグリットをかなり細かく設定することができます。
ちなみにこちらも有料版のPRIMEです。使い勝手がよく、カスタム性も高い素晴らしいランチャーでした。
Niagara Launcherの特徴・使い方
こちらがナイアガラ・ランチャーです。
ホーム画面は1ページしかなく、アプリは推奨8個までしか配置できません(推奨されるだけで、一応それ以上配置できます)。他のアプリは、右のインデックスをなぞると高速スクロールします。
なめらかでめっちゃ気持ちいい。
片手操作に特化したUIということで、インデックスも左右どちらの指で使っても自由な位置に引き伸ばせます。
デフォルトのランチャーのドロワー(アプリ一覧)UIを基本としたランチャーなんですね。
インデックスもありますし、検索もできますけど、たくさんアプリを登録しておくと探しにくいので、使わないアプリは消す、他のアプリから開く(例:フォトから画像編集アプリを使う等)場合は、インデックスに表示しないなど、ミニマルな状態にしておくと使いやすいです。
基本的によく使うアプリを8個だけ登録するという方式なので、めちゃくちゃシンプルかつ美しくなります。上の写真をよく見るとアプリは9個ありますが、+1はよく使うアプリが表示されます(オプションで表示するしないを選択)。
Gのアイコンは、Google検索です。これもオプションで消せます。
さらにここでは、インデックスも触らないと表示されないようにしています。
アプリごとの通知も、一覧性が高く使いやすい。バッジ表示はかっこ悪くて嫌いだったんです。
美しいレイアウトのための制限もあり、ウィジェットは一つしか登録できません。しかも位置は固定。アップデートで下に置けるようにして欲しい。
Proにすると機能がいろいろ増えます。ちょっと触って、これは良いと思って課金したので、無料版とPro版の違いをはっきりとわかってません。天気表示が付くとか、特別なフォントが使えるとか、その程度だった気がしますので、無料版で基本大丈夫かと思います。まだアーリーアクセス版なので、正式リリース時には、もっと機能が増えるかもしれませんね。
ホーム画面に8+1+ウィジェットだけでは少ないという人もいるかと思います。
実は、時間をタップすると時計が呼べるし、日付をタップすればカレンダーが起動します。カメラはデフォルトのショートカットで、電源ボタン2回で呼べるし、案外困りません。
また、アイコンを右にスワイプすることで、下層にフォルダを作ることができます。
例えば、自分はデフォルトのブラウザをFirefoxにしているんですけど、これを右スワイプすると……。
ショートカットメニューの他に、インストールしている他のブラウザも呼び出せるように設定しました。
あと、メールクライアントアプリのSparkには、他のメッセージアプリを登録など。
やりすぎると覚えきらないので、ほどほどにとどめておくとよいかと思います。
このランチャー、なかなか良いですよ。